(短編集)

殺意を飼う女



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初公開日(参考)1991年03月
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殺意を飼う女 (中公文庫)

2009年11月24日 殺意を飼う女 (中公文庫)

欲望と孤独に縁取られた都市に暮らす女たちが、ふとしたきっかけから、殺人事件を招き寄せる。殺意に翻弄される女性心理の内奥にせまる、六篇の傑作短篇推理。 (「BOOK」データベースより)




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No.2:
(5pt)

森村誠一の最高作品か。ドラマを見ていたく感動

2013年木村佳乃主演フジTVドラマ(金曜プレステージ)『孤独の密葬〜翻訳家の殺人推理』の再放送をを最近遅まきながらスカパーで見ていたく感動して入手。少し凝りすぎ感ある気もする。脚本家ひかわかよの脚色の程度にもよるが、読後感想は後ほどします。
殺意を飼う女 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:殺意を飼う女 (中公文庫)より
4122052270
No.1:
(3pt)

自分で美しいとかモテるとか言う女にげんなり

数年前にドラマで「孤独の密葬」を観た関係でかねてから原作を読みたいと思っていた。
女性が主人公の短編が六作収録されており、ほとんどが三十路の冴えない独身女性が事件に巻き込まれるというもの。
たまたま事件を目撃してしまったせいで命を狙われ、三十二歳で処女のまま殺されてしまう女性すら出てくるのが不憫だが、まさかの結末にあっと驚かされる話ばかりで、その意味では一度読み出すと止まらない傑作ぞろい。
ただこの中の二作(最初と最後)の物語の主人公が自分で自分のことを「美しいと思っている」とか「モテる」とか言ってしまっているのがなんだか鼻について個人的に不快だった。
昔の赤川次郎のミステリーのヒロインがみんなそうだったあの感じ。
最後の話の女性が自分でそこに言及するくだりでもううんざりして読むのをやめてしまった。
私自身がそういう「自分大好き人間」ではないから、冴えないくらい謙虚な登場人物のほうが個人的には共感しやすい。
そして、ミステリーには性がつきものということか、それ系の場面の描写が多かった。
殺意を飼う女 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:殺意を飼う女 (中公文庫)より
4122052270



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