(短編集)

折鶴

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種別
短編集
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あらすじ

2023年05月11日 折鶴 (創元推理文庫)

新内節を語れる友禅差しの模様師・脇田は、旅先で三味線弾きの芸妓・彩子と出会う。脇田は彼女に惹かれるが、彩子と、酒と女で身を持ちくずした彼女の師匠の名新内語りが、以前ある殺人事件に巻き込まれたことを知る、「忍火山恋唄」。縫箔の職人・田毎は、自分の名前を騙る人物が温泉宿に宿泊し、デパートの館内放送で呼び出されるという奇妙な出来事に見舞われていた。そんな折、パーティで元恋人の鶴子と再会するが。ふたりの再会が悲劇に繋がる「折鶴」など全4編。職人の世界を背景に、流麗な筆致で描く恋愛小説と、巧みな構成が光る本格ミステリを融合した名短編集。第16回泉鏡花文学賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

折鶴の評価:

9.00/10点 レビュー 1件。 A ランク

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折鶴の総合評価:

9.00/10点 レビュー 7件。

感想一覧

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Amazonレビュー

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No.6
(5pt)

絢爛にして豪華。

「悉皆」だとか「洗張り」、「縫箔」など、どのように読むのかすら素人には不明な着物に関わる仕事を中心とした短編集。「折鶴」、「忍火山恋唄」の他に「駆落」、「角館にて」の四編を収録。推理要素が多少はあるものの、それそのものを強く打ち出した作品群ではなくて、むしろ失われつつある「職人」の世界を物語として遺すことの方に主眼が置かれているような気がする。加えて平安期の王朝文学にも似た「恋愛の雅」もまた物語の中心に据えられている。それらにいかにも似つかわしい隙のない文体である。一見地味な内容ではあるのだが、映像化すれば一転して豪華絢爛な様相を持つだろうとも思える珠玉の作品集。
折鶴 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 折鶴 (創元推理文庫)より
4488402275
No.5
(5pt)

絢爛にして豪華。

「悉皆」だとか「洗張り」、「縫箔」など、どのように読むのかすら素人には不明な着物に関わる仕事を中心とした短編集。「折鶴」、「忍火山恋唄」の他に「駆落」、「角館にて」の四編を収録。推理要素が多少はあるものの、それそのものを強く打ち出した作品群ではなくて、むしろ失われつつある「職人」の世界を物語として遺すことの方に主眼が置かれているような気がする。加えて平安期の王朝文学にも似た「恋愛の雅」もまた物語の中心に据えられている。それらにいかにも似つかわしい隙のない文体である。一見地味な内容ではあるのだが、映像化すれば一転して豪華絢爛な様相を持つだろうとも思える珠玉の作品集。
折鶴 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 折鶴 (文春文庫)より
B009HO4IVW
No.4
(5pt)

絢爛にして豪華。

「悉皆」だとか「洗張り」、「縫箔」など、どのように読むのかすら素人には不明な着物に関わる仕事を中心とした短編集。「折鶴」、「忍火山恋唄」の他に「駆落」、「角館にて」の四編を収録。推理要素が多少はあるものの、それそのものを強く打ち出した作品群ではなくて、むしろ失われつつある「職人」の世界を物語として遺すことの方に主眼が置かれているような気がする。加えて平安期の王朝文学にも似た「恋愛の雅」もまた物語の中心に据えられている。それらにいかにも似つかわしい隙のない文体である。一見地味な内容ではあるのだが、映像化すれば一転して豪華絢爛な様相を持つだろうとも思える珠玉の作品集。
折鶴 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 折鶴 (文春文庫)より
4167378051
No.3
(5pt)

絢爛にして豪華。

「悉皆」だとか「洗張り」、「縫箔」など、どのように読むのかすら素人には不明な着物に関わる仕事を中心とした短編集。「折鶴」、「忍火山恋唄」の他に「駆落」、「角館にて」の四編を収録。推理要素が多少はあるものの、それそのものを強く打ち出した作品群ではなくて、むしろ失われつつある「職人」の世界を物語として遺すことの方に主眼が置かれているような気がする。加えて平安期の王朝文学にも似た「恋愛の雅」もまた物語の中心に据えられている。それらにいかにも似つかわしい隙のない文体である。一見地味な内容ではあるのだが、映像化すれば一転して豪華絢爛な様相を持つだろうとも思える珠玉の作品集。
折鶴 Amazon書評・レビュー: 折鶴より
4163101705
No.2
(5pt)

端正な職人技の傑作集

着物に関わる職人の世界などを舞台にして、ミステリ的な謎解きを軸に、時代の変容との相剋、人情の機微、秘やかな恋情の綾などを、端正な落ち着いた文体で綴った中短編集。亜愛一郎シリーズなどにみられる奇抜なトリックや、派手などんでん返しなどはないが、それこそ熟練の職人の手で織りあげた着物地や絵模様をみるような、独自の文章世界が味わい深く美しい。ラストのタイトル回収が深い余韻をのこす表題作が、特に印象にのこった。
折鶴 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 折鶴 (創元推理文庫)より
4488402275

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