ストレートタイム



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初公開日(参考)1978年07月
分類

長編小説

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ストレートタイム (角川文庫)

1998年08月31日 ストレートタイム (角川文庫)

十二歳にしてマリファナ、十六歳にしてヘロイン。泥棒、詐欺、武装強盗、ポン引き…悪の限りを尽くし、少年時代から拘置所と貧民窟を行き来していたマックス。明日、八年の刑務所暮らしから晴れて仮釈放される。が、彼の心を支配していたのは、不安と憂鬱だった。いまさら堅気になろうとは思わなかったが、悪事には二度と手を染めたくなかった。が、食うためには金が要る。闇の仕事ならいくらでもある。まともな職が欲しかった。屈辱に耐え、悪の誘惑も断ち、這い上がろうとする前科者に、娑婆は容赦なかった…。圧倒的なリアル。ロマン・ノワール幻の傑作。 (「BOOK」データベースより)




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ストレートタイムの総合評価:9.33/10点レビュー 6件。Bランク


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No.6:
(5pt)

23年前の那覇行き独り旅の友に読み以来の再読。

当時の己の甘さから読み解けなかった主人公の狡猾さ、強さ、辛さが似た様な立場になり初めて染みる。
ストレートタイム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ストレートタイム (角川文庫)より
4042784011
No.5:
(5pt)

ノワール系の入門に良いかもしれないです。

文章は特に難しくもなく楽に読めると思います。恐らく学がない友人達にも読み易いようように書いたのではと言われている。
ソースが見つかりませんが昔読んだ映画の雑誌に、かねてよりエディーの小説のファンであったタランティーノがレザボアドッグスの脚本を書く時何度も読み返し参考にしたと書かれていた記憶がある。遂にはオファーまで出してレザボアドッグスにエディーバンカーの名義でミスターブルー役として出演している。そしてレザボアの製作と同時期にエディーはlittle boy blueを執筆しており、数ある色から青を選択したと言われている。話が脱線しましたが、処女作なので初期衝動が詰まっており、獄中で執筆したという正真正銘一級品のクライムノベルであり、彼の作品は全て読みましたが個人的には1、2を争う面白さだと思います。近くに売ってなければamazonで¥1000くらい出す価値があると思います。

ただamazonさん高いです。状態を気にしないのであれば某大手古本チェーン店の¥100コーナーでよく見かけます。
ストレートタイム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ストレートタイム (角川文庫)より
4042784011
No.4:
(4pt)

トンプスン、エルロイとは違うアメリカを活写したクライム・ノヴェルの力作

刑を終えて社会復帰した主人公が仕事を探すが・・・というお話。
第一部の主人公がかたぎの仕事を探す所は、犯罪者ではないですが、障碍者ということでなかなか仕事が見つからない私個人としては身につまされる話でした。刑を終えて贖罪しても偏見や差別の為に社会復帰が難しいという現代社会への批判ともてれて著者の社会への痛烈な批判に私も賛同します。
第二部は主人公がかたぎの仕事を探すのを諦めて、また犯罪者に戻っていくという悲痛な展開で読ませます。それにしても、この主人公が強盗を繰り返して殆ど捕まらないくらいこの頃は犯罪が多発していたのかと、この頃のアメリカが怖くなりました。

(ここからは最後の方の展開に触れますので未読の方は読まないでください。)

第三部では主人公が犯罪を失敗して逃亡するシーンに重点をおいていますが、この手のパルプ・ノワールだと大概は最後に主人公が壮絶な最期を遂げるものが多いと思いますが、この小説では何とか逃げ切って、ハッピーエンドとは違いますが、犯罪者の主人公が助かる所で終わるのが意外でした。著者が元犯罪者ということで、自分の人生を主人公に投影してあまり暗く絶望的な結末にしたくなかったのかと思いましたがどうなんでしょうか。アメリカのクライム・ノヴェルは破滅型のものが多いと見受けられるのでこういう結末は珍しく、こういう所もこの小説が他のクライム・ノヴェルと一線を画す作品になっていると思いました。
総じてジム・トンプスンやジェイムズ・エルロイとは違うアメリカが垣間見えて、今読んでも面白い犯罪小説だと思いました。
クライム・ノヴェルの力作。機会があったらご一読を。
ストレートタイム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ストレートタイム (角川文庫)より
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No.3:
(4pt)

むき出し

イヤーダウンタウンの本性を剥き出しのまま!!
どの世界にもルールはある。
一度染まってしまった快楽は止められんのだね!
ストレートタイム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ストレートタイム (角川文庫)より
4042784011
No.2:
(5pt)

『どうにでもなれ!』

登場人物は犯罪者か元犯罪者。

巻き込まれた人もいるが、加担してしまったり…

純粋な[クライム・ノベル]です。犯罪で生活費を稼ぐ“悪党”の物語。
主人公も押し込み強盗をやります。
エドワード・バンカーだから書けるリアルさ、エドワード・バンカーだから書ける内面の吐露、エドワード・バンカーだから書ける登場人物の心情…

社会が悪いのか、犯罪に自分自身を見いだしてしまった主人公が悪いのか…
カッコいい、と思っちゃいけない主人公なのにカッコいいと思ってしまいました。
ストレートタイム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ストレートタイム (角川文庫)より
4042784011



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