奇面館の殺人

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種別
長編
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あらすじ

2015年04月15日 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)

季節外れの吹雪で孤立した館、奇面館。主人影山逸史に招かれた六人の客はそれぞれの仮面を被らされた。前代未聞の異様な状況下で、事件は進展する。主人の〈奇面の間〉に転がっていたのは、頭部と両手の指を切り落とされた凄惨な死体。六人の仮面には鍵がかけられていた。名探偵・鹿谷門実の圧巻の推理が始まる!(「BOOK」データベースより)

評判

奇面館の殺人の評価:

7.48/10点 レビュー 23件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.48pt

奇面館の殺人の総合評価:

7.49/10点 レビュー 117件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(9pt)

奇面館の殺人 感想

いつもながら綾辻先生の作品楽しませて貰いました。
ただ・・最後のエピローグは必要なかったのでは?

anotokinoinoki
4B79947F
No.3
(10pt)

奇面館の殺人の感想

ある日、ミステリ作家の鹿谷門美は怪奇幻想系の新人作家・日向京助から呼び出された。
日向のもとに奇面舘主人・影山逸史から招待状が届いたのだ。
参加の謝礼金は200万円。
駆け出しの新人作家にとっては魅力的だが、日向は突発性難聴で体調不良だった。
そこで、日向は自身と似ている鹿谷に、“日向京助”として参加してほしいと打診した。
鹿谷は当初断るつもりだったが、何と奇面舘はかの“中村青司”の舘だった。
鹿谷は“日向京助”として集いに参加した。
当日は季節外れの大雪で舘は孤立した。
集いは主人も客人も鍵つきの仮面をつけるという奇妙なものだった。
鹿谷は舘や仮面に興味を惹かれながらも、“日向京助”として無事集いを終えた。
しかし、その夜人知れず血みどろの惨劇が起きた。
翌日発見された死体は頭部と両手の指が切断されていた。
主人・客人ともに仮面があるため、本人かわからない。
被害者・犯人は誰なのか。
今回の舘はどんな仕掛けがあるのか。
鹿谷は真相を探るー・・・

綾辻氏自身があとがき等で語るように、原点回帰的作品です。
舞台は舘シリーズお馴染み“中村青司”の舘“奇面舘”。
同じく舘シリーズお馴染みいわく付きの代物や奇妙で儀式的な集い。
そしてミステリお馴染みの雪の山荘。
舘シリーズらしい妖しく魅力的な要素が盛り沢山です。
こてこてっぷりにワクワクします。
これらの要素は伏線であり、ミスリードでもあり、作中上手く活かされています。
綾辻氏らしくお得意の叙述トリックも舘の仕掛けもあります。
ただ、初期作に比べたら“驚き”は少ないかもしれません。
そのため、“驚き”重視の人には物足りないかもしれません。
しかし、その代わりといっては何ですが、伏線はしっかり提示されていて、割合フェアだと思います。
ミステリらしいミステリであり、舘シリーズらしい舘シリーズです。
そのため、個人的にはとてと面白かったです。
一応次回作が最後の舘シリーズとのことなので、名残惜しみつつ、楽しみにしています。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.2
(9pt)

奇面館の殺人の感想

「館」シリーズ第9作目にあたる本作品だが、この「奇面館の殺人」もどこをどうとっても「推理小説」である。ひとつの事実が真実に至る道しるべであると同時に、ミスリードの役目をも併せ持つ非常に手の込んだ内容で、「吹雪の山荘」で起きた殺人事件の犯人を指摘する鹿谷門実の推理には圧倒される。いろいろなファクターがすべて合理的に示される彼の推理。ひとつひとつの事柄が全部意味のある仕掛けであり、真実の絵を完成させるピースであるわけで全く持って感心する以外に無い。ただ一点、読後の印象は少し軽いと云う事。それはオドロオドロした連続殺人ではない所為なのだろうか。ともあれ質を落とすことなく「館」シリーズをここまで書き続けられる綾辻行人氏に拍手を送りたい。読了2013年2月17日。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

奇面館の殺人の感想

昔からの館シリーズのファンも納得できうる持ち味を発揮出来ていたのがさすがである。
古さを感じるとの声もあるが、10数年たった現在でも新本格の味を楽しめた事に嬉しく思う。

Ariroba78
5M53WTS6

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.94
(5pt)

正体不明の恐怖が支配する館の物語

「奇面館の殺人」は、綾辻行人による「館」シリーズ第9作の本格ミステリーです。
物語は1993年3月、推理作家・鹿谷門実が、容姿の似た作家・日向京介の身代わりとして、富豪・影山逸史が主催する奇妙な集まりに出席するところから始まります。
舞台となるのは、都下の人里離れた地に建つ「奇面館」。招かれた客たちは、館に伝わる“鍵のかかる仮面”を常に装着することを義務づけられ、互いの素顔を知ることなく生活することになります。
やがて豪雪により外界と隔絶された館で、当主が頭部と両手の指を切断された状態で発見されます。仮面によって正体が隠されたまま、誰が誰なのかも分からない状況の中、疑念と恐怖が静かに広がっていきます。
仮面という異様なルール、猟奇的な事件、そして閉ざされた空間――不穏な要素が重なり合う中で、鹿谷は事件の真相に迫っていきます。やがて明らかになるトリックと過去の因縁が結びつく展開は見応えがあります。
本作は、クローズド・サークルの緊張感と、論理的に積み上げられる謎解きが見事に融合した一作です。独特の不気味な雰囲気と構造が印象に残り、終盤に明かされる真相も強い余韻を残します。本格ミステリーの醍醐味を存分に味わえる作品です。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.93
(5pt)

殺されたのは誰?

さて? 首無し(おまけに指もなく指紋が取れない!)殺人は定番としては殺された人間がその人物かどうかがポイントなはず! 後半はそれをどう進めてどういう結末にたどり着くのか?はらはらドキドキの後半に今から期待を抑えきれません! (今回は江南君は登場しないようですが鹿谷さんが関わって、変わった登場の仕方をして、且つ中村青司作の館とくれば興味はつきません!)
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.92
(4pt)

大変面白かったです。

これにて「館」シリーズ全9作、14冊を読了。面白かったあ。文庫後書で著者が予告している第10作目での更なるサプライズ展開に期待が募ります。
奇面館の殺人(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(下) (講談社文庫)より
4062930846
No.91
(3pt)

コンパクトにまとまった正統派ミステリー

殺人は1件だけ。サイコパスや異常者はいない。鹿谷門実が最初から出ずっぱり。4つのミスリードにひっかかり、騙された。臨時アルバイトの女性の爽やかで聡明なキャラがいい。「世にも怪奇な物語」私も昔から大好きな映画です。
奇面館の殺人(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(下) (講談社文庫)より
4062930846
No.90
(4pt)

面白かったです。

「十画館」から読み続けてきた本シリーズ。前作の長編「暗黒館」で問題の建築家の正体が明かされてから初の本作。主人公作家による殺人事件の捜査がこれからとなる下巻では、これまでのシリーズ作品同様のスピード感溢れる展開と最後の事件解決におけるサプライズが期待される。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838

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