奇面館の殺人
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初版刊行(参考)
種別
長編
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295回
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あらすじ
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評判
奇面館の殺人の評価:
7.48/10点 レビュー 23件。 A ランク
奇面館の殺人の総合評価:
7.49/10点 レビュー 117件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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物語は1993年3月、推理作家・鹿谷門実が、容姿の似た作家・日向京介の身代わりとして、富豪・影山逸史が主催する奇妙な集まりに出席するところから始まります。
舞台となるのは、都下の人里離れた地に建つ「奇面館」。招かれた客たちは、館に伝わる“鍵のかかる仮面”を常に装着することを義務づけられ、互いの素顔を知ることなく生活することになります。
やがて豪雪により外界と隔絶された館で、当主が頭部と両手の指を切断された状態で発見されます。仮面によって正体が隠されたまま、誰が誰なのかも分からない状況の中、疑念と恐怖が静かに広がっていきます。
仮面という異様なルール、猟奇的な事件、そして閉ざされた空間――不穏な要素が重なり合う中で、鹿谷は事件の真相に迫っていきます。やがて明らかになるトリックと過去の因縁が結びつく展開は見応えがあります。
本作は、クローズド・サークルの緊張感と、論理的に積み上げられる謎解きが見事に融合した一作です。独特の不気味な雰囲気と構造が印象に残り、終盤に明かされる真相も強い余韻を残します。本格ミステリーの醍醐味を存分に味わえる作品です。