ユリゴコロ

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種別
長編
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あらすじ

2014年01月09日 ユリゴコロ (双葉文庫)

ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。この一家の過去にいったい何があったのか―。絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラストまで、ページを繰る手が止まらない衝撃の恋愛ミステリー!各誌ミステリーランキングの上位に輝き、第14回大藪春彦賞を受賞した超話題作!(「BOOK」データベースより)

評判

ユリゴコロの評価:

7.67/10点 レビュー 12件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.67pt

ユリゴコロの総合評価:

7.98/10点 レビュー 219件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(9pt)

ユリゴコロの感想

読み始めて感じるこのおどろおどろしさ。
サイコな雰囲気。貴志氏の「黒い家」に通ずるような気配。
期待できそう。
得体の知れないタイトルもなかなか乙である。

しかし、当方ここで大きな失敗を犯す。
1/4ほど読み進めた段階で、ふと、文庫本の裏に書かれた紹介文を読んでしまった。
この小説、絶対に初期情報なしで読むべきです。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.3
(9pt)

ユリゴコロの感想

序盤はあまりにもサイコパスな内容でどうしようかと思いましたが、中盤からラストへの感動的な展開に驚きました
読後感が良いのでグロテスクな表現のある小説の中では人にオススメしやすいのではないかと思います
面白かった

最終列車
KU3TJU3C
No.2
(10pt)

すなおに面白かった

内容的には好き嫌い別れると思います。
ミステリー好きの自分は不思議な展開にどんどん引き込まれていき、あっという間に読み切りました。
なのでミステリー好きな方には楽しめると思います。
最後の展開にはやられました。

うるとら
KSRSW2E4
No.1
(9pt)

ユリゴコロの感想

怖いです。あらゆる意味で怖いです。しかし、最後のページを読み終えて涙がジワッとなってこぼれ落ちそうになりました。美紗子と父の旅に出る別れのシーンにはそれまでの様々な事柄がすべて消え去るような、そんな気になる良いラストでした。まるでホラー小説のような内容と展開にページをめくる手が止まりませんでしたが、母の意外な正体というオチも相まってきわどい話しから一転して家族の愛を綴る内容に変化する魔法のような物語とは・・・。主婦、僧侶、会社経営から2004年、50代になってから作家デビューとは沼田まほかる氏とはどの様な人物なのか・・・。しかし、この「ユリゴコロ」にはやられた。まったく脱帽です。私自身はこういった作品にはガツンとくるんです。好みの問題でしょうけど・・・。
偶然見つけた謎めいた手記。その恐ろしい内容。異常な心と行ない。誰が書いたものなのか・・・。母かそれとも父か・・・。亮介の心は乱れ疑心暗鬼に陥り記憶の一部とも合致する部分があり手記を読む手が止まらなくなる・・・。未読の方にはここまでの前知識にとどめて読んでいただきたい。おススメです。

ニコラス刑事
25MT9OHA

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.207
(4pt)

純文学のよう

拠りどころが「ユリゴコロ」になったり、美沙子が初めて「楽しい」という感情を知るところなど、作者のセンスが光っていた。
美沙子の独白部分が際立っていて、純文学のような読みごたえだった。サイコパスが人間らしさを身につけていくところに、素直に感動した。

サイコパスや性被害をミステリーの味付けのように使う作家が多いけれど、この作者はちゃんとそれに対峙して作品に昇華していると思う。
ユリゴコロ (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: ユリゴコロ (双葉文庫)より
4575516422
No.206
(5pt)

読後味わった解放感が半端なかったです。しびれましたわ。

凄く異様で不穏な話なんだけど、最終盤のサプライズ(最初はかなりの衝撃を食らいました)以降、ラストの解放感がとびきり素敵でしびれました。昔、学生時分に読んだ横光利一の短篇「蠅(はえ)」(『日輪・春は馬車に乗って』岩波文庫所収)の読後に感じた、この世のすべてから解き放たれた自由な解放感、その時の気分を思い出しました。

タイトルにもなっている【ユリゴコロ】と名づけられた告白手記、四冊のノートに記されたそれの異様な肌触りが忘れられません。何か、過去の記憶を封じ込めた沼の底の底から浮かび上がってきたかのような、本当にショッキングで、目を背けたいんだけど読まずにはおれないような告白手記。
この手記だけでも凄いインパクトのある作品やな思って、鳥肌が立つくらいぞくぞくしましたから。
ユリゴコロ (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: ユリゴコロ (双葉文庫)より
4575516422
No.205
(5pt)

愛に勝るものはない...?

生(出産)と死(殺人)という究極のテーマを家族愛という普遍性で問く哲学的要素の物語。

途中まで殺人シーンが繰り返され暗い気持ちになるが、後半からは霧が晴れるような家族愛の物語となり、読む者の感情に訴える結末となる。

単純に殺人の善悪を説くのではなく、果たして人を殺めるのは悪い事なのか?殺人者は母親になってはいけないのか?殺人者の子供に果たして罪はあるのか?家族の本当の愛とは?様々なことを読者に考えさせる内容となっている。

読了後に余韻を残す秀作である。
ユリゴコロ (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: ユリゴコロ (双葉文庫)より
4575516422
No.204
(4pt)

ココロ無いものの心

前半は陰鬱で読むのを止めたくなる。
中盤からはアナタと呼ぶ者との出会いによってほんの少しずつ暗さがぼんやりし始める。
最後はああ!と今までの行動がすっと理解できてほろほろ涙が出た。
不思議な読書体験でした。
ユリゴコロ (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: ユリゴコロ (双葉文庫)より
4575516422
No.203
(2pt)

サイコパスを描きたかったのかな

よく分からないけど。設定に無理がある気がします。
ユリゴコロ (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: ユリゴコロ (双葉文庫)より
4575516422

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