少年時代
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
少年時代の評価:
8.67/10点 レビュー 3件。 A ランク
少年時代の総合評価:
9.21/10点 レビュー 33件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この本と出会ったのは、主人公コーリーと同じ、12歳の時だった。…それがどれだけ贅沢なことか、読んだ方なら分かっていただけるだろう。1999年の文春文庫版。当時、キングなどを読んで(グリーンマイルが流行っていた)、海外小説を読めるぐらいの教養と自負を持った僕は、12歳という文字に惹かれて、少し背伸びをしてこの分厚い本を手に取った。
もう二度とない12歳の時、僕はコーリーと共に空を駆けたし、ブランリン兄弟と闘ったし、ロケットに乗って走り、オールド・モーゼズにドキドキし、ヴァーノンのディナーに羨望し、レベルに胸を打たれ、ザ・レディに畏怖した。現実は、そんなドラマに満ちていなかったけれど、この本が僕に魔法の見つけ方を教えてくれた。
当時は、分かりやすいエピソードに惹かれて読み進めていたけれど(12歳でもグングン読み進められる魅力があった)、気付いたらコーリーの父トムの方が近い年齢になり、郷愁という言葉を知り、「あの日に帰りたい」と言う気持ちが強くなった29歳の今また読むと、また違った輝きを感じることができる。
どうか、世の親御さんたちは、息子の12歳の誕生日にこの本をプレゼントしてほしいと思う。
その時には難しくて読破できなくても、いつか大人になってから、12歳の誕生日にこの本をプレゼントされたのだと言う思い出と共にこの本を読める魔法を。