聖なる黒夜

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種別
長編
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あらすじ

2006年09月30日 聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)

東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟…それが十年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に現れた山内練の姿だった。あの気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。殺人事件を追う麻生は、幾つもの過去に追いつめられ、暗い闇へと堕ちていく―ベストセラー「RIKO」シリーズから生まれた究極の魂の物語、ついに文庫化!上巻に本書サイド・ストーリー『歩道』を書籍初収録。(「BOOK」データベースより)

評判

聖なる黒夜の評価:

8.25/10点 レビュー 8件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.25pt

聖なる黒夜の総合評価:

8.70/10点 レビュー 66件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

指定の条件による感想はありませんでした。

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.58
(2pt)

上巻20%で放棄。感覚が昭和演歌

ホモ・セクシャルの詳細な描写から、女役にも激しい喜びがある情景を描いている。
新鮮な驚きだった。
他は、古臭い昭和ノスタルジーの漂う仁侠ヤクザの世界。
サリンや神戸大地震や117号という社会的歪みを感知できていない古き良き昭和演歌の世界。
モダンジャスのような鋭敏で冷徹な世界とは無縁すぎて、読書を放棄した。
聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)より
4043428081
No.57
(3pt)

力作だが……

ちょっと性描写が執拗で露骨(特に肛門性交)なのと、誤字(作者の思い違い)がある。
「雌猫」は、いただけない。「雌」は鳥類など、一見しただけでは性別不明の場合に用いる。「隹」は、そもそも「鳥」の意味で「牝」の「ヒ」は男性器を受け入れる女性器の象形。「雄馬」「雌馬」などと書いたら競馬ファンに馬鹿にされること請け合い。
「他愛ない」もNG。「他愛」は「自分のことよりもまず他人の幸福を願う」意味で誤用。正しくは「たわいない」でないと。
 それさえなければ、読み応えじゅうぶん。
聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)より
4043428081
No.56
(5pt)

奥深い物語

警察小説という一言では語り尽くせない上下巻の長編。それぞれの心理描写と陰我のような人間関係、そして、登場人物を通して紡がれる含蓄ある言葉の数々に、底なしの奥深さを感じる作品でした。
聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫)より
404342809X
No.55
(3pt)

何とも・・・

評価が高かったので、読んでみましたが、ちょっと趣味ではなかったです。そもそも同性愛というのがピンとこないので、そういう性的描写が読みづらかったし、心理的に想像もできず。ミステリーとしては、途中から引き込まれはしましたが、読後感としてそこまでの感動はなかったな。
聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)より
4043428081
No.54
(5pt)

長くとも決して飽きさせない展開の面白さと、主人公たちの闇と地獄に惹かれる

この作品の大まかな感想から言うと、①主要登場人物(男性)がすべて同性愛者か、同性愛行為
経験者である、②文庫で上下巻合わせて1200頁という大作である、そして③凝ったプロットと人物
描写の深堀で非常に上質の刑事ものサスペンスある、ということに纏めていいだろう。暴力団の
大物やくざである韮崎が、ホテルの風呂場で殺害される。この残忍で用心深い実力派やくざを誰が
殺害したのかというストーリー展開が、まず一つの大きな流れだが、この韮崎に拾われ、その後彼の
実質右腕となって経済的に組を支えることになる山内練という青年の過去を解いていくのが、
二つ目の大きな流れという2本の本流に沿って物語は展開していく。実はこの山内は、この物語の
主人公である捜査一課の警部麻生によって、数年前に「誤認逮捕」され、その後人生が狂っていくと
ことで、山内と麻生の地獄が非常に丹念に描かれていくことになる。物語の展開に沿って、登場人物
も多岐にわたってくる。同じ警察で麻生と並ぶ実力者暴担の刑事及川は、麻生の大学時代の剣道部の
先輩であり、麻生が抱く闇の部分の一つの原因にもなる男である。過激な性描写(同性愛者の)が
何度も出てくるが、女性との絡みはほとんどない。とはいえ、女性登場人物の描き方も、卓越して
いる。些か風変わりな刑事ものだが、ある意味純小説かと思うぐらい内省的な作品でもある。
ストーリー展開が面白いので、読む手が止まらない。そんな作品だ。
聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)より
4043428081

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