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なおひろ さんのレビュー一覧
なおひろさんのページへレビュー数178件
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阿南シリーズ第一作。何気なく読んだ「無伴奏」が凄く良くて、遡って読んでみたいと思った。が、売れて無いんだろなぁ、古書で探すのに丁度1年かかりました。内容は青春ミステリー(成長譚と言う意味で)、もしくは変格ハードボイルド(主人公がブレるんで)、と言う感じであるが、いずれにしても雰囲気が暗い。何せ阿南が変人過ぎて怖いよ、考え方が独特過ぎる。ミステリーとしては結構派手で結構ざっくりしてる、本格では無いかな。つまり本作の魅力は、阿南のキャラに尽きる。気持ち悪いが目が離せない男、シリーズを追いかけ変化を見てみたい。
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第57回直木賞(昭和42年上期)受賞作。元刑事を主人公とした正統派ハードボイルド。タイトル通りに、凄まじい執念で犯人を「追いつめる」姿が描かれています。ただ、私には余りハマらなかったです。主人公のキャラに優しさやユーモアがほぼ無く、身勝手な執念のみが強調されている様で感情移入出来なかった。ストーリーはミステリー的な仕掛け、どんでん返しも含め悪く無かったと思います。しかし、このタイプの作品はキャラが重要なんでねぇ、好みの問題なんでしょうけど。芸能(興行)とヤクザが一体の時代の話、今読むと逆に新鮮やね(笑)。
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烏賊川市シリーズ3作目。久しぶりのこのシリーズでしたが、会話を含めたユーモア部分をメインに楽しみました。本格部分は、メイントリックが分かれば犯人が特定出来、まずまずフェアだったかな。動機に関しては…ちょっと微妙。価値観は人それぞれだけど、殺すまでの物ですかねぇ。全体的には探偵役が二組居るせいか、話が少々長かった感じはした。ただ、ユーモアが空回りし過ぎず(多少はすべるけどねー)、本格推理としても納得出来る作品は、貴重。今後も読み続けて行きます、面白かった。
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警視庁殺人分析班シリーズ2作目。んー、読み易いな。それからー...他には特に無いなぁ。本格ミステリーとは言えないです、純粋に論理では解けないから。警察小説としては、少しづつ手がかりを繋げて真相に迫る感じは出ていたかも知れません。まあ、今作はあまり事件が面白く無かったのが残念だった、前作の方がまだ良かったかな。本シリーズは、塔子を中心としたキャラクター小説として楽しむべきだと思います。なので、今後もっとメンバーの魅力ある個性が発揮される事を期待したい。
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著者初読み。作品のジャンルが苦手なホラーでしかもスプラッターなので、なかなかに苦戦いたしました。しかし一番困ったのは、建物の情景が把握出来なくて、どこで何が起こっているのか分かり辛かった事。残酷な殺戮描写は、良く分からない方が読み易かったから、それはそれで(笑)。犯人の正体は色々なミスリードでマスクされていて、候補の人物は限られている割に迷わされました。ミステリーとしての仕掛けは納得かな?、不思議な作品だったけど、まずまず良かった。
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ユーモア×ハードボイルド×動物物=つまらない。結構裏には重い事件が隠されている物が多かったですね。他に言う事は何も無い、残念。
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著者初読み。介護問題がテーマの社会派ミステリー。複数の視点から描かれているが、大友、佐久間、〈彼〉の3人は非常に極端な考え方を持ち、その主義に従い行動している。誰が正解=正義なのか言い切る事は難しい。何故なら全てに共感出来るから。つまり作者は人間の多面性、複雑な内面を3人のキャラクターに分離させた上で投影させたのでは無いだろうか。合わせて一人になるんでしょう。介護問題もスッキリとした答えが出せる物では無い。置かれた状況に寄って、同じ人物でも違う選択をするかも知れない。やり切れない事件で色々考えさせられた。
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火災調査官と言う職業は無い様ですね、分かり易くする為に作者があえて名付けたとの事。せっかくですが、正直残念な作品であったと思います。細かいことを言うとキリがないですが、とにかく本筋の謎に魅力が無い。主人公に魅力が無い。ホントに多くの人物が出てきますが、必要性が良くわからなかった。エピソードもそうで、深く絡む伏線か?と思えばそうでも無かったりして。凄く真面目に丁寧に書いてあると思うんで、楽しめなかった事が残念でした。
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第12回本格ミステリー大賞受賞作。これもまた本格なんですね。妖怪やら幽霊やら色々とファンタジー的な要素が多く、好き嫌いが分かれそう。私は余り分からない、ラノベ、アニメの方に寄った作品かも知れませんね。イマイチでした。
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