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歌舞伎蝶 さんのレビュー一覧
歌舞伎蝶さんのページへレビュー数121件
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『少女たちの羅針盤』の続編。
前作が面白く羅針盤ファンとなっていたのでかなりハードルが上がった状態で読むこととなってしまいました。 羅針盤メンバーと現橘高演劇部、教師達とのからみは青春ドラマとしてA級の楽しさ、ほろにがさを存分に堪能できます。 ただしミステリーパートの弱さはいかんともしがたく、 むしろ青春活劇としてミステリー抜きでも良かったのでは?と思ってしまいました。 前作を読んでいることが前提ですが、羅針盤メンバーとの再会はそれだけで充分楽しめる作品だと思います。 更に続編を書いて欲しいと思う次第です。 タイトルと章題の付け方が絶妙だと思いました。 |
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『サクリファイス』の続編で、舞台は私でも名前を知っている世界最高峰のツール・ド・フランス。
ミステリー要素が無いわけではありませんが、 ミステリー小説として読むよりもロードレースを題材としたスポーツ小説として読んだ方が楽しめると思います。 選手同士やチーム同士の駆け引きの描写など楽しませる要素満載です。 登場人物達の思惑や苦悩、息づかいが手に取るように伝わってきます。 読後感も良いので前作を読んでいることが前提ですが、 上質のエンタメ小説として読んで損は無いと思います。 |
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読みやすく非常に面白い作品です。
『そして誰もいなくなった』『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』これらの古典名作のオマージュでありながら、 大胆なトリックはかなりの驚愕でした。 ただ…動機が残念すぎて評価を下げてしまいました。 正直動機無しの無差別殺人ホラーにした方が良かったのでは?と思う程でした。 賛否は分かれそうな作品ですが個人的には好きなタイプな作品だけに本当に惜しい気がしました。 |
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今回も軽快な文章は読みやすく面白いのですが…。
表題作以外の話が実在人物をモデルにしているのが残念でした。(かなりあからさま) このシリーズはあるわけのない症状があたかも本当にありそうだなぁっと思わせるところが面白いのに、 症状だけ使用して特に実在人物をモデルにする必要はなかった気がします。 それでも充分面白いんですけどね。 |
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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ミステリーではありませんが、読みやすくて面白いです。
星新一のショートショートの現代版のような趣きでしょうか? 伊良部というハチャメチャな精神科医を生み出した作者の発想は称賛に値すると思います。 少し度の過ぎた展開が多いですがなんとなくラストはほっこりする作りなので、 息抜きにちょうど良い感じです。 機会を見て続編も読もうと思います。 |
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加賀恭一郎シリーズの有名作品です。
この小説の最大の魅力は単純なフーダニットやホワイダニットを巡る推理小説としてよりも、 加賀恭一郎を中心として描かれる様々な登場人物の群雄劇にあると言えます。 各章が連作短編のような繋がりをみせる見事な構成で、 人情味溢れるストーリーは読んでいて非常に心地が良いです。 ドラマを見ていたので大体の話はわかっていたのですが、 そのことが逆に東野さんの文章力の凄さをを見せられた気がします。 |
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D機関シリーズの第三弾。
安定感抜群の読みやすさと内容なのですが…。 シリーズ物の宿命とも言えるパターンの類似性のため真新しさがなく、 面白いのですがどこか二番煎じ感が残ってしまいました。 第一弾の『ジョーカーゲーム』の完成度の高さゆえのジレンマかもしれません。 D機関スパイが登場する長編を読んでみたいです。 |
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D機関シリーズの第二弾。
前作が物凄く面白かっただけに期待して読んだのですが…。 他の作家なら充分に及第点と言える内容だと思いますが、一作目の印象があるだけにハードルがかなり上がっていました。 前作とは違い視点がD機関側ではなく外部からD機関を見るというのはそれなりに楽しめるのですが、 個人的にはD機関の凄腕スパイが魔法のような技術と結末を披露する図式の方が好みです。 |
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これぞ本格推理小説の醍醐味と言える高評価も納得の作品でした。
フェアに展開されるお手本のような本格推理小説を2冊同時に読ませた後に、 一つにつなげる完璧なロジック。 『双頭の悪魔』というハマりすぎるタイトルが本当に見事です。 少し話は長かったですが読みやすくて素晴らしい作品だと思いす。 順番が前後してしまいましたが『月光ゲーム』『孤島パズル』も近いうちに読もうと思いました。 |
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シリーズ完結編にして北森鴻ファンなら嬉しい作品ではないでしょうか?
登場人物の時間経過とともに成長を感じつつ、 心地良い余韻を楽しめる連作短編に仕上がっています。 他のシリーズを読んでいなかったことが残念でなりません。 この作家はもっと評価されても良い作家さんだと思っています。 |
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ドラマを見ていたので内容はある程度知っていたのですが、読みやすくて素直に楽しめました。
ミステリーというよりはヒューマンドラマという趣きでしょうか? 犯人に対して同情の余地が全くないため、加賀恭一郎が心理的に追い詰めていくさまは読んでいて心地が良かったです。 |
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緻密に計算されたキャラクター設定に加えて、読みやすい文章は長さを全く感じさせません。
エンターテイメント小説として悪くないと思います。 展開が大きくなりすぎるためリアリティーに欠けますが、 少年漫画の感覚で読めば楽しめると思います。 |
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古典名作をいまさらながらに読了。
解決編での真相が解明した時に判明する緻密に計算されたロジックと爽快感はお見事です。 自身の能力の問題で、人の名前が覚えられず面白さが半減…。 もう少し海外作品にも慣れなければと反省です。 |
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湊かなえさんらしいお得意のモノローグスタイルの中編集です。
他の作品ほどのインパクトには欠ける印象ですが、 読みやすいのでファンなら目を通して損は無いと思います。 特に2話目の『20年後の宿題』は映画化も納得の長編で読みたいくらい素敵な話でした。 |
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うーん評価が難しい作品です。
好きか嫌いかと言われれば嫌いではないという回答になってしまいます。 ラストの展開は好みだったのですが、そこにたどり着くまでが長い上内容がかなりきつい為読むのにかなり時間がかかりました。 そこを乗り越えればという作品ですが、中盤も読みやすい作品の方が自分的には好みです。 面白い作品ですが好みの問題かもしれません。 |
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少年犯罪をテーマに少年法の是非を問いかけた作品です。
物語の構成や演出は東野さんだけにさすがの一言です。 ものすごく良い作品だとは思うのですが、テーマが重いだけに評価が難しいです。 ラストといい好みの問題ですが、自分には合ってなかったかもしれません。 |
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