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タッキー さんのレビュー一覧
タッキーさんのページへレビュー数160件
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『Aという条件を達成しなければBということになってしまう』と相手に言ったことを現実にしてしまう不思議な声の能力を持った小学生が主人公。学校で飼っていたウサギがバラバラで殺される事件が発生。そのショックから声を失った親友を助けるため、主人公は犯人と面会することに。面会で犯人にどういう条件を言うのか?自分だったらこういうかなぁ?といろいろ考えながら読みましたが、その全てが予想の斜め上。こういう能力、使えると怖いなぁと思いました。
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ストーリーは全く違いますが、吉岡里帆主演のドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』が頭に浮かぶ作品。ヒロインの聡美が吉岡里帆に、殺された山川が井浦新に、どうしてもかぶってしまいました。誰からも尊敬されていたケースワーカーが、訪問先で殺害されるという事件が発生。なぜ殺されたのか?生活保護と不正受給をテーマにしており、一見とっつきは悪いのですが、そこは柚月作品。難しいテーマにもかかわらず、読書を引き込む安定の面白さでした!
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ライム対スナイパー。容赦なく証人を消していく犯人との闘いが序盤からテンポよく進んでいきます。スナイパーによる盗聴、爆破など、サックスもライムもピンチになり、緊迫したストーリーですごく良かったです!下巻が更に楽しみ。
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時折やってくる『歴史物読みたい病』今回もそんな病に侵されつつ、ブックオフで見つけた一冊。信長の次男の信雄が伊賀に攻め込むという史実を元に、伊賀忍者の生き様というフィクションを加えた歴史物。何よりも銭を愛し、そのためなら平気で人を陥れる伊賀忍者をどこか滑稽に描いた作品。忍者ってめちゃすごい!土遁の術、手裏剣などハットリくんの世界が炸裂し、読んでいて実に痛快です。敵の織田家の面々も個性的。最後の解説は児玉清さん。これまた痛快な解説で、最後まで大満足な一冊でした。
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明治時代が舞台の本格色の濃いミステリー。黒龍荘という屋敷で殺人事件が発生。探偵の月輪が警察と協力しながら、捜査にあたりますが、虚しくも次々に殺人事件が発生してしまうというお決まりの展開。月輪もっとしっかり推理しろよ、とか、谷超警視そんなしょっちゅう本庁に帰らんと現場で捜査しろよとかいろいろ突っ込みたくなりますが、トリックはまさかのトリックで大胆ですし、時代設定もよく、すごく雰囲気のあるミステリーでした。
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今回はある程度、犯人は予想がついていながらのスタート。それだけに捜査班が、どうして教会に誰か見張りをつけていないのかなどなど、その動きがもどかしかったです。でも内容は面白く、先を知りたいので、一気読み。次はどんな展開になるのか更に期待が高まります。
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比奈子の実家から始まったり、まさかの前々作の犯人も出てきたりと、出だしからいつもと違う展開に期待感が高まります。ラストまで一気に読ませるスピード感は安定の面白さ。そしてまさかのラスト。早く次を読まないと!
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シリーズ第4弾。シリーズものらしく、作を重ねるにつれてアジが出て面白くなっています。残酷な殺人にもかかわらず、どこか憎めない犯人。今回も意外な犯人にたどり着きます。エピローグの原島とのエピソードも胸を打ち、そしてラストでは次の事件の予感が。ますますこのシリーズ目が離せません。
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山奥の鬼面村で発生する奇怪な殺人事件に黒星警部と作家の虹子が挑むというもの。軽快なテンポでストーリーが進みます。消えた家や消えた死体や密室の謎と盛りだくさんでしたが、トリックはウーン。ただ、それらの個々の謎解きよりも実はもっと大きなトリックが!しかし、黒星警部、解決までどんだけ気絶すんねん。また、虹子も可愛らしく描かれており、シリーズもののようなので楽しみです。
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以前読んだ『天使のまなざし』が良かったので、この作家の他の作品を読もうと思って読みましたが、期待どおりの面白さ。強盗殺人の『濡れ衣』でもありませんが、濡れ衣を着せられた主人公が、騙した者が誰かを突き止めようとするというストーリー。途中からは大体想像はつきますが、読みやすくて面白くて、終盤は一気読み。ネット社会で簡単に違法なことに手を染めてしまえる怖さを感じました。
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シリーズ3冊目。正直チャットや掲示板やらの詳細は分かりませんでしたが、面白かったです。シリーズも3作目となれば、キャラも確立し、また比奈子も成長しぃで、それだけでも楽しめます。前作で出てきた太鼓屋さんが出てくるのもニタリ^_^更に今回は、三木さんとその彼女が大活躍!でこちらもニタリ^_^ますます次作が楽しみです^_^
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読メのお気に入りの方の感想を読んで読んでみたいと思ったミステリー。ミステリーといえば殺人、そして刑事あるいは探偵、ですが、これは日常のちょっとした事件を起点にした非常に心に優しく温かいミステリーでした。7つの短編ですが、最後にはこれらがつながります。まぁよくある手法とは思いますが、この手の展開は大好きです^_^。なんとなく落ち着ける感じの読後感でした!
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6つの短編集。今邑さんの作品は今まで、貴島刑事シリーズしか読んでませんでしたが、今作もサクッと読めて、秀逸なストーリーです。ジワジワとクライマックスに向かいつつ、最後の最後で、そうきたか!というオチをつけたいくつかの作品が印象的で、女性のコワサを印象付けられました。表題作は、本題のストーリー自体もさることながら、面白いのはその前提となる設定の方。いろんなバリエーションで楽しめた短編集でした。^ - ^
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面白くない訳ではありませんが、先日読んだ『スロウハイツの神様』と、どうしても比べてしまい、長さの割には終盤の迫力に欠けるかなぁという印象でした。どうしても設定が設定だけにファンタジー色と現実との境目がボヤけてしまい、どっちつかずになっている感があり、そこが残念だったかなぁと思います。でも高校生が煙草をスパスパ吸うのがイヤと思っていましたが、そう来るとは!?この辺のもっていきかたは流石です。
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すごく読みやすくて、スピード感のあるライトな展開で、2時間ドラマを見てるようでした。都会からちょっと隔てられた山奥の洋館で、と言えばミステリー好きにはおそらくたまらない設定。本作もその設定の下、起きる事件ですが、ただ綾辻作品に慣れている人は、おそらく途中から結論は見えてくると思います。その意味では意外性には欠ける一方、後半の伏線の回収は流石です。
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今回はなんだか振り回されっぱなしの綸太郎。せっかく早くから相談されているのにみすみす見逃して、なんだかもどかしい感じでした。ストーリー自体は別に面白くないわけではないし、筋も通っているし、それなりの意外性もあったのですが、長い割にはちょっと物足りない印象のお話でした。
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1作目の時はそれほど思わなかったのですが、このシリーズ、いいですねぇ。終盤は先の展開が気になって気になって、一気読み。終盤は小学生の遥人くんが大活躍。この親子には幸せになってほしいなぁと思ってしまいました。まだまだシリーズが続いているようですので、ちょっとずつ読みたいと思います。
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ネット上で5人の人間が、自らのトリックのクイズの問題を出すために殺人を犯して、他の4人がそれを暴くというストーリー。正直読んでいて、この5人に結構ムカつきました。でも面白い。いろんなパターンのトリックが次から次へと出てきます。これだけでも結構楽しめますが、この物語の終着点はどこにいくのだろうと思っていると、終盤にかけて怒濤の展開が。でも最後だけがちょっと。忘れないうちに、続編も読まないと。
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いやぁ怖かった。まさに珠玉のホラー集。下手な映像を見るより、よっぽど怖くて、文章の力、凄さを感じる一冊です。8つの短編ですが、どれをとってもゾクッとする怖さがあり、久々にアタリのホラーです。ホラー好きには是非オススメしたい一冊です。
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うーんちょっと合わなかったかなぁという印象。深く、難しく、そして何よりも長すぎる印象。蘇る死者を使ったトリックは斬新で良かったのですが、聖書やら言われても知らんし。ちょっとついていくのに肩が凝ったので、次はもう少し気楽なミステリーが読みたいかなぁ。
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