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BLUE SEAL さんのレビュー一覧

BLUE SEALさんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.83pt

レビュー数18

全18件 1~18 1/1ページ

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No.18: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

初めての宮部みゆき

何故か読んだことがなかった宮部みゆきさんの本。
図書館で目に付いたものを適当に選らんだのがこの本でした。
意外とサラサラとあっという間に読むことができたので
作者のイメージが変わりました。
作中に出てくる「原田いずみ」というクレーマーのキャラクターが
強烈で印象的でした。
強烈なのに実際に存在しそう…そんな印象がある意味恐怖でもありました。
現実世界で、このような毒に触れてしまった場合、
どう対応すればいいのだろう?
知らないうちに私も毒を振りまいてはいないか?
そんなことを気にしながら読みました。

名もなき毒 (文春文庫)
宮部みゆき名もなき毒 についてのレビュー
No.17:
(6pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

邪魔の感想

平凡な幸せは、ほんのちょっとしたことであっという間に崩れていく、
と言うような内容の本です。
及川恭子はちょっと精神的にも問題があるようで、
本のボリュームと同様に重苦しい雰囲気が漂います。
しかも読んでいるうちに何故か恭子に同調していってしまい、
かなり辛い思いをしました。
邪魔〈上〉 (講談社文庫)
奥田英朗邪魔 についてのレビュー
No.16:
(9pt)

ドラマ化で話題

うっかりドラマの第1話をぼやっと見てしまった(たまたまNHKを見ていたらドラマが始まってた)ので、
主人公のセリフが彼の声で再生されてしまいます。
"談合"という言葉をはじめて聞いたのは中学生のころ。
「ふむふむ。そりゃ談合はしちゃだめだねー。でも本当にそんなことする人いるのかな?」などと言葉の意味を理解した記憶があります。
大人になって今思うことは「みんな談合っぽいこと実はしてるんじゃないの?」
…ちょっと心が汚れてしまったようです。
さて、本の内容ですが、一定の緊張感を保ったまま話が進みます。
全く知らない業界の話ですが、理解しやすかったです。
ハラハラしながら読むのが良かったのです。早く続きが読みたくなる本でした。

鉄の骨 (講談社文庫)
池井戸潤鉄の骨 についてのレビュー
No.15:
(7pt)

帰ってきたかい人21面相の感想

図書館で見つけて思わず手にとってしまいました。
一瞬、3億円事件の人だったかな?と思ったものの、
なんか違うなぁと思って調べてみると、グリコ事件のほうですね。
昔を思い出す、なんて書くと年齢がばれてしまいそうですが、
まだ小さかったころに、突然お菓子を買ってもらえなくなって、
しばらくして、お菓子がビニールコーティングされるようになったのを覚えています。
本の内容は、現代に21面相が帰ってきて、経団連会長誘拐を企てると言うものですが、実在する人物や会社などを彷彿させる部分があり、それを考えながら読むと楽しめました。内容から結末が少々不安でしたが、私的にはOKで、すっきり読むことが出来ました。
帰ってきたかい人21面相
小笠原和彦帰ってきたかい人21面相 についてのレビュー
No.14: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

大ヒット作

映画化・ドラマ化・シリーズ化となった作品です。
ただ、医療用語が多く、ちょっと難しく感じました。
バチスタチーム内で起きた殺人だったため、
トリックも特殊で難解でした。
上下巻に分かれていたため出費も痛かったです。
医療を少しでもかじっている人は楽しめるかもしれませんが、
それ以外の人は映画を見る方が良いかもしれません。
新装版 チーム・バチスタの栄光 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
海堂尊チーム・バチスタの栄光 についてのレビュー
No.13: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

少年少女向けミステリ

こういった、子供向けのミステリというのは
どういった雰囲気なのか気になり読んでみました。
なんと、登場人物たちがみんなチョコレートの名前!
思わず高級店にチョコを買いに走るところでした。
実際は、コンビニの板チョコで我慢しましたが…。
チョコ好きな人は、ぜひ、チョコを用意してから読んでみてください。
本は、子供向けということで、
ふりがなふってあったり、ひらがなだったりするのですが、
挿絵が怖い!軽くトラウマになりそうです。
軽めの探偵物といった雰囲気を想像して読み進めましたが、
伏線回収もすっきりで、大人が読んでも読み応え十分でした。
銃とチョコレート (ミステリーランド)
乙一銃とチョコレート についてのレビュー
No.12:
(7pt)

宗教色の強い話

たまたま図書館で目に入ったので読んでみました。
宗教色の強い内容で、いろいろと気になる点もありましたが、
小難しいことを考えることは途中で放棄しました。
普段はあまり何かに気がつくと言うのはないのですが、
この本はたまたま、ピンと来たところがあって、
それを踏まえて読み進めました。
ピンと来ててもだまされてしまう単純な私には面白い作品でした。
神のふたつの貌 (文春文庫)
貫井徳郎神のふたつの貌 についてのレビュー
No.11:
(9pt)

40年以上前の作品


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弁護側の証人 (集英社文庫)
小泉喜美子弁護側の証人 についてのレビュー
No.10:
(4pt)

うーん残念っ!

あらすじや、帯を読んだときの期待感からはかけ離れた内容。
テーマは悪くないと思うが、いろいろ詰め込んだ割には、あっさりとした最後。
2004年にドラマ化されたらしいが、ある意味ドラマ化するのにピッタリと感じました。
滅びのモノクローム (講談社文庫)
三浦明博滅びのモノクローム についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

何がなんだか・・・。

さらっと読もうと思って読んでいたら、
途中から何がなんだか分からなくなってしまいました。
もう少し真剣に読めばよかったと大反省。
後で時間があったら、再読することにします。
それにしてもタイトル、最初は読めませんでした。
誰彼で「たそがれ」って読むんですね。
誰彼(たそがれ) (講談社文庫)
法月綸太郎誰彼 についてのレビュー
No.8:
(6pt)

映画を見た後に読んでみた

カタカナが苦手なので、あまり海外作家の小説は読みません。
が、映画を観たので、本を買ってみました。
落ちが分かっていても、なかなか面白く、
映像ではあっという間に過ぎ去った部分も楽しむことができました。
映画を見た後だったので、主人公がレオナルド・ディカプリオになってしまうのは仕方がないですが…。

映画も、小説も観ていない人には、やはり小説から読むことを強くお勧めしたいです。
映画は余計な(落ちを煽るような)描写も結構多く、話の内容を知らなくても、
それだけで、先が想像できるようになっています。
意味深な表現をすることで、落ちを無理やり考えさせられ、
そちらにばかり気をとられてしまいます。
シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

映画も観てみたい

心理描写も丁寧で、鬼気迫る様子が伝わってくるようでした。
ただし読みにくい!専門的な用語の多さとページ量。
特に初めのほうはなれるまで集中力が必要でした。
映画のほうの評判もなかなか良い様子。後でDVDを借りてみようと思います。
亡国のイージス 上  講談社文庫
福井晴敏亡国のイージス についてのレビュー
No.6:
(5pt)

タイトルに騙された


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六月六日生まれの天使 (文春文庫)
愛川晶六月六日生まれの天使 についてのレビュー
No.5:
(4pt)

重苦しい気分になる

登場人物たちはお互いに罪を犯す理由があって、それぞれの章が憎しみによって綿密につながっています。
読んだ後に、誰も救われない気がして重苦しい気分になってしまうので、私は苦手です。
映画化も決まっているようですが、見る気にはなれません。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
湊かなえ告白 についてのレビュー
No.4:
(5pt)
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ホラーに近い内容?

心理的恐怖を味うことができる内容です。
特に後半、深夜に読破したのでかなりきつかったです。
メフィスト賞の作品ですが、ミステリの要素は低めだと思います。
講談社BOOKクラブに「作中で解明されていない秘密もある」と書いてあるが、
私には良く分かりませんでした。
どなたか分かった人教えてください。
虫とりのうた (講談社ノベルス)
赤星香一郎虫とりのうた についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

死者が甦る

死者が甦るという突拍子もない設定ながら「本格」と評する人が多いことに、納得の内容です。
舞台がアメリカの田舎とのことで、始めは慣れるまで読みにくく感じましたが、受け入れてしまえば、他の文化を知ることもできて良かったと思います。
生ける屍の死(上) (光文社文庫 や 26-3)
山口雅也生ける屍の死 についてのレビュー
No.2:
(7pt)

現実に起こりうる恐怖

九州地方になじみがないため、土地のイメージがつかみにくい点は苦労しましたが、それでも現実に起こりうる(?)恐怖が伝わってくる1冊でした。
九州には行かないようにしよう、と思ってしまうほどですが、関東にいても地震の恐怖が付きまとうわけで…。どこにいても逃げられないと、ちょっと辛い気持ちになりました。
死都日本 (講談社文庫)
石黒耀死都日本 についてのレビュー
No.1:
(8pt)

特殊能力の主人公

ライトノベル調の表紙が苦手でしたが、メフィスト賞を受賞したということで期待して読みました。
共感覚という特殊能力について何の知識もなかったので、トリックよりもそちらのほうに興味が行きました。
絶対音感を持つ友人が音を色に例えていたのを思い出し調べてみると、それも共感覚の1つであるとのこと。
伏線の一部が未回収で、美夜の過去も気になるところです。続編が出たらまた読みたいと思います。
キョウカンカク 美しき夜に (講談社文庫)
天祢涼キョウカンカク 美しき夜に についてのレビュー