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アンコウ さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.19pt

レビュー数122

全122件 1~20 1/7ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.122:
(7pt)

浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗っての感想

数学嫌いな人にこそ読んで欲しい、数学ミステリシリーズ、第五弾!
そういえば、まだ方程式ってちゃんとでてきてなかったんですね。イコールをガンコと言うなんてさすがは渚。
バーゼル問題の解法がすごく気になる。こうやって、このシリーズのおかげで、気になって挑戦して挫折した問題が幾つあった事か…
浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)
No.121: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

少女たちの羅針盤の感想

これは、青春小説であり、ホラーっぽいミステリのようなサスペンスです…。自分でも何を言ってんだかよくわからないですが、面白かったです。先がどんどん気になりました
少女たちの羅針盤 (光文社文庫 み 34-1)
水生大海少女たちの羅針盤 についてのレビュー
No.120: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

そして扉が閉ざされたの感想

久しぶりの純本格ミステリ(島田さんの解説を読んでいると、僕のジャンル区分もだいぶ不安になりましたが)
ミステリとしてだいぶ楽しめる作品でした。しかもとても読みやすかったです。
まあ、だんだんと大まかな真実は分かりましたが、伏線には全然気づけませんでした。伏線の張り方がうまい!!
そして扉が閉ざされた 新装版 (講談社文庫)
岡嶋二人そして扉が閉ざされた についてのレビュー
No.119:
(7pt)

文化祭オクロックの感想

ミステリ<青春
と、言った感じ。実際推理できるポイントポイントはあるんでしょうが、どちらかというと、ミステリはおまけみたいな感じでした
文化祭オクロック
竹内真文化祭オクロック についてのレビュー
No.118:
(8pt)

ノエル: a story of storiesの感想

これはミステリとして読むべきものではないです。

とてもいい作品です。
ノエル: -a story of stories- (新潮文庫)
道尾秀介ノエル: a story of stories についてのレビュー
No.117: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

叫びと祈りの感想

嫌いじゃないです。

この作品は、フーダニットと言うよりホワイダニットです。

重かったり、軽かったり、苦しかったり、救いだったり……

どれもなかなかいいテーマだったと思う。
叫びと祈り (創元推理文庫)
梓崎優叫びと祈り についてのレビュー
No.116:
(8pt)

オーダーメイド殺人クラブの感想

青春という「生」の全盛期に「死」という全く逆のテーマを重ねていて、それがいい。
中学生という辛さ、残酷さ、理不尽さが描かれている。
美しくない世界、嫌いじゃない

ミステリとしてみると、どのあたりが推理出来るのか不明ではある。
オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)
辻村深月オーダーメイド殺人クラブ についてのレビュー
No.115:
(3pt)

幽霊もしらないの感想

なんか、先が全然気にならなかった……まあ、結局最後まで読んだけど。
偏見を持って推理しようとする、主人公にひたすらイライラしていた。終盤、少し成長して、そのイライラは和らいだ。

まあ、こんなものかな
幽霊もしらない
山田彩人幽霊もしらない についてのレビュー

No.114:

光 (光文社文庫)

道尾秀介

No.114:
(7pt)

光の感想

「ミステリが人間の感情を描くのに適しているからミステリになった」という姿勢通り、「ミステリ」を見事に道具として使っている印象。
お得意の叙述技術も効果的に使われていた。
ところどころの現在と過去の対比させたような文章は、無常感や、子供から大人への成長など色々なものが感じられて良かった。

光 (光文社文庫)
道尾秀介 についてのレビュー
No.113: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

本格推理委員会の感想

これぞ、青春ミステリ!面白かったです
ライトな文章の中に、登場人物の「救い」も存在する、僕の好みな話。
そしてキャラクターが面白い!
そもそもが幽霊の噂からってのもいい!!ある意味「幽霊=不可解な謎」だし、そうでなくとも僕は心霊系は大好きなんですよね(笑)

続編が出たら読みたいです。

▼以下、ネタバレ感想
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本格推理委員会
日向まさみち本格推理委員会 についてのレビュー
No.112: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲をの感想

ビブリアっぽい感じと本屋での推しが強くて、全然読む気になれなかった作品。ただ、友人の「押し売り」ならぬ「押し貸し」に遭い、読むことに……。

正直、ビブリアより面白かった(というか好み)です(笑)

ミステリとしては日常の謎で、それ自体は僕の大好物なのだけれど、推理が物足りない気はあった(というか、全体的に論理に欠ける)かな。でも、ミステリを主軸とはしているが、それを取り巻く物語が面白かった。

▼以下、ネタバレ感想
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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
No.111: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ボトルネックの感想

面白かったので、一気読み。
少しずつ違うパラレルワールドと言うのはよくある設定ではあると思うが、リョウの世界とサキの世界のその「間違い探し」が愉快で、切なく、辛かった……。
僕は青春ミステリとして読んだ。確かに青春ミステリには違いないだろうけど、ミステリとわざわざ区分する必要はない、すばらしい青春小説だった。
ボトルネック
米澤穂信ボトルネック についてのレビュー
No.110:
(8pt)

風の歌、星の口笛の感想

トッド、ジョー、マツザキのそれぞれの少しずつ違う世界観がどのようにつながっているのかが、楽しみでどんどん読めました。

トッドの物語は進んでいることは分かるが、そもそもがおかしい。この世界とは違っている。そんな違和感が最初はあった。
ジョーの物語は未来だ。25光年をたった250年で――つまり、光の十分の一もの速さで!――進むことが出来る宇宙船が登場するのだから未来だ。
マツザキの物語は近未来程度な感じだった。他の話に比べ、この世界に近い。

この明らかに違う話。共通しているのは、みんな、地球がそのうちに終わる事を知っているという点のみだ。それがどのように関係してくるのか……。

▼以下、ネタバレ感想
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風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)
村崎友風の歌、星の口笛 についてのレビュー
No.109: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グレイヴディッガーの感想

読む手が止まらなくなりました。

スピード感もよかったですし、何より面白かったです。

シビアな内容の中、ところどころにユーモアが入っているところもよかったです
グレイヴディッガー (角川文庫)
高野和明グレイヴディッガー についてのレビュー
No.108: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

子供たちは夜と遊ぶの感想

サスペンス的な一冊。

切ない……。誰も、誰の心も救われなかった。それでも、最後の最後に救いがあった。そんな印象かな
子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)
辻村深月子どもたちは夜と遊ぶ についてのレビュー
No.107: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
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浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理の感想

今まで、数学ミステリで、あんまりミステリの要素が強くなかったのに対して、今回は本格ミステリっぽくなっていた。本格でいて、数学の要素には欠けていないところがいい。今までのノリで読んでいたんで、推理には至りませんでした
浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理 (講談社文庫)
No.106:
(7pt)

浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学の感想

数学嫌いにこそ読んでほしい(数学好きなら必ず楽しめる)そんな数学ミステリシリーズ第三弾

答えが分かったときの感動は普段の数学の問題を解けたときよりも強く、そして先が気になる。これこそが、ミステリーの形を持っている最大の利点なのではないかな?

4さつめを楽しみに待っています
浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学 (講談社文庫)
No.105:
(6pt)

世界記憶コンクールの感想

時間軸を遡り、進み、また遡り、進む。

高広と礼のコンビは最高で、第一作目ではまだまだ子供だった恵も成長していて、面白かったです。
世界記憶コンクール (ミステリ・フロンティア)
三木笙子世界記憶コンクール についてのレビュー
No.104:
(8pt)

黄昏の百合の骨の感想

結末に戦慄、戦慄、戦慄……

ミステリで、ホラーで、恋愛、青春、そして少しファンタジックなのを備えた――すなわち恩田ワールド――最高です。
黄昏の百合の骨 (講談社文庫)
恩田陸黄昏の百合の骨 についてのレビュー
No.103: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

帝王死すの感想

初のエラリィ・クイーン。

読みやすくて面白かったです

もう一歩踏み込めば完璧な推理が出来たのに……惜しい!

好きですね~
帝王死す (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-13)
エラリー・クイーン帝王死す についてのレビュー