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水生 さんのレビュー一覧

水生さんのページへ

レビュー数122

全122件 101~120 6/7ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.22:
(7pt)
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Rのつく月には気をつけようの感想

石持さんの「日常の謎」ミステリー。飲み会の中で過去の出来事が語られ、その中に隠された真相を導き出す構成は座間味君に似ていて、それよりもさらに人物描写が細やかに感じられ、3人の主要登場人物もそれぞれ個性的でした。料理の描写もリアルで、夜に読むには腹の減りそうな内容でした。謎解き部分も同様に楽しめました。
Rのつく月には気をつけよう (祥伝社文庫)
石持浅海Rのつく月には気をつけよう についてのレビュー
No.21:
(7pt)

中途半端な密室の感想

東川篤哉さんのデビュー前後に書かれた短編集。全て安楽椅子探偵もので密室殺人・建物消失・アリバイ物とバラエティーに富んだ内容でした。後この頃は野球ネタを要所に盛り込む作風は確立されていなかったようです。
中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)
東川篤哉中途半端な密室 についてのレビュー
No.20:
(7pt)

君の望む死に方の感想

碓氷由佳の倒叙シリーズ第2弾。犯人にも、犯人に殺されることを望む人物も、そしてそれを阻止しようと動く探偵にも「理由」があり、この3竦みの心理戦が読んでいて爽快感がありました。そして冒頭の「保養所内で人が死んでいる」は誰を指しているのか、1人なのか2人なのか--という意味深なラストも良かったです。
君の望む死に方 (祥伝社文庫)
石持浅海君の望む死に方 についてのレビュー
No.19:
(7pt)

玩具店の英雄 座間味くんの推理の感想

座間味くんの推理シリーズ第3弾は、座間味君と大迫警視正の飲み会に津久井操という女性が加わります。前回の「心臓と左手」以後の話で大迫さんは警視正に昇進していました。コンセプトは前回と同じく安楽椅子探偵もので、既に解決した事件を違った側面から真相を解き明かしていくものでした。そして津久井操が座間味くんとの対話を通した精神的な変化が描かれているのも良かったです。最後は心が温かくなるミステリー小説、という印象を抱きました。
玩具店の英雄: 座間味くんの推理 (光文社文庫)
石持浅海玩具店の英雄 座間味くんの推理 についてのレビュー
No.18:
(7pt)

千里眼の水晶体の感想

西ノ原夕子が登場した話。「真の友情はきっと育つ。猜疑心など払拭して、偽りのない心でつきあえば、相手もまた心を開いてくれる。人とはそういうものだ。」 今回のテーマをよく表している台詞だと思います。
千里眼の水晶体 (角川文庫)
松岡圭祐千里眼の水晶体 についてのレビュー
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

アイルランドの薔薇の感想

石持浅海さんのデビュー作。北アイルランド問題という社会派テーマを背景に、それを利用したクローズドサークルものという本格ミステリー。フジ以外の人物が全員外国人なので海外ミステリは取っ付きにくいという人の入門書としても読めるかもしれない。
アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)
石持浅海アイルランドの薔薇 についてのレビュー
No.16:
(7pt)

水銀虫の感想

朱川さんの本を久々に読みました。僕が読んだ中で過去1・2を争う黒さかもしれません。
水銀虫
朱川湊人水銀虫 についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

氷菓の感想

「日常の謎」学園ミステリー。作中を通して語られる折木奉太郎の心の変化・「氷菓」の真相等見どころの尽きない内容でした。
氷菓 (角川スニーカー文庫)
米澤穂信氷菓 についてのレビュー
No.14:
(7pt)

誰がための刃 レゾンデートルの感想

福山ミステリー大賞受賞作。600ページ近い長編でしたが、その量を感じさせないほどにスピーディーに読めました。末期癌に侵された主人公の心理描写は痛々しいほどリアリティがありました。
レゾンデートル (実業之日本社文庫)
知念実希人誰がための刃 レゾンデートル についてのレビュー
No.13:
(7pt)

温かな手の感想

石持さんの作品は4作目ですが今まで読んだ作品に比べるとライトで優しい文体という印象を受けました。ラストは泣けました。「暖かな手」というタイトルの意味は最後に分かると思います。
温かな手
石持浅海温かな手 についてのレビュー
No.12:
(7pt)

はやく名探偵になりたいの感想

これで烏賊川市シリーズは全て読了。倒叙ものという東川さんには珍しい手法も用いられて飽きずに読めました。どんでん返しが一番秀逸と思ったのは「雀の森の異様な夜」でした。
はやく名探偵になりたい (光文社文庫)
東川篤哉はやく名探偵になりたい についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

セーラー服と機関銃・その後 卒業の感想

久しぶりの赤川次郎作品。「セーラー服と機関銃」は未読。それでも星泉とそれを取り巻く登場人物達は魅力的でした。
セーラー服と機関銃・その後――卒業―― (角川文庫)
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

名探偵の掟の感想

本格ミステリや探偵小説のお約束・タプーに踏み込む話。こんな話も書くんか~って感じでした。
名探偵の掟 (講談社文庫)
東野圭吾名探偵の掟 についてのレビュー
No.9:
(7pt)

密室の鍵貸しますの感想

東川さんのデビュー作にして烏賊川市シリーズの第1作。烏賊川市シリーズは「ここに死体を~」からさかのぼって読んでます。語り手となる戸村流平とそれに関係する2人の人物が殺害される一連の事件が、ループを描いている構図は面白かった。烏賊川市シリーズの主要登場人物がほぼ出揃ったわけですが、個々のキャラが立ってると思いました。
密室の鍵貸します (光文社文庫)
東川篤哉密室の鍵貸します についてのレビュー
No.8:
(7pt)

殺意は必ず三度あるの感想

最初に読んだ鯉ヶ窪探偵部シリーズ。作者の野球好きっぷりがいかん無く発揮されてると思う。そしてこの話は単なるコメディーミステリーで終わっていない。エピローグに隠されたメッセージ、自分がなぜミステリ(野球でも可)が好きなのかを意識させられる。
殺意は必ず三度ある (光文社文庫)
東川篤哉殺意は必ず三度ある についてのレビュー
No.7:
(7pt)

すべてがFになるの感想

初読了の森博嗣作品。出てくる用語は難解でテーマも哲学的だがその解決はわかりやすくすっきりとした読後感だった
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
森博嗣すべてがFになる についてのレビュー
No.6:
(7pt)

痾の感想

「夏と冬の奏鳴曲」の続編。「翼ある闇」と「夏と冬の奏鳴曲」を読了後に読むことをお勧めします。烏有とメルカトルの雰囲気が好対照。記憶を失った烏有の心理描写とメルカトルの名推理、双方が絡み合った傑作でした。
痾 (講談社文庫)
麻耶雄嵩 についてのレビュー
No.5:
(7pt)

死者たちの礼拝の感想

宗教絡みかと思ったらそこまで難解ではなかった。最後までロジカルな展開で一気に読まされる。
死者たちの礼拝 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
コリン・デクスター死者たちの礼拝 についてのレビュー
No.4:
(7pt)

間奏曲 ―赤川次郎ショートショート王国の感想

コメディー小説にミステリ要素を足した作品集。「開けっ放しの引き出し」「1ドルの贈り物」のオチが笑えるさの
間奏曲 ―赤川次郎ショートショート王国
No.3:
(7pt)
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少女の感想

2作目を読んでやはりこの作者はすごいと痛感しました。これも衝撃のラストでした。登場人物の全ての行動が伏線となって絡み合ってるのは想像すると怖い。
少女 (双葉文庫)
湊かなえ少女 についてのレビュー