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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数152

全152件 81~100 5/8ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.72:
(6pt)

ボトルネックの感想

かなり後味が悪くざわざわした心境にさせられる。主人公が思い至った真相は、その逆もある、またはどちらもそう関係しないと考えられれば救いはあるのだろうが…。余談だが単行本の表紙は読了後に見るとちょっと怖い。
ボトルネック
米澤穂信ボトルネック についてのレビュー
No.71: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

雪密室の感想

初期作品らしい直球勝負な犯人当て。法月警視の過去は意外。
雪密室 新装版 (講談社文庫)
法月綸太郎雪密室 についてのレビュー
No.70:
(6pt)

ふたりの距離の概算の感想

切ないけれどワーストな結末は避けられている。伏線の回収は相変わらず見事。
ふたりの距離の概算 (角川文庫)
米澤穂信ふたりの距離の概算 についてのレビュー
No.69:
(6pt)

魔女の暦の感想

劇団を舞台にした中編と短編。魔女の暦のドロドロとした雰囲気とそれを解いていくロジックが好対照で自分好み。
魔女の暦 (春陽文庫)
横溝正史魔女の暦 についてのレビュー
No.68: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

びっくり館の殺人の感想

【館シリーズマラソン:9冊目】 幻想的な雰囲気と余韻を残す結末は児童書レーベルから出ていても変わらない。真相はちょっとズルくないか?とは思いましたが良作でした。
びっくり館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人びっくり館の殺人 についてのレビュー
No.67: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

読者よ欺かるるなかれの感想

「これだけ露骨なのになぜ気づかなかったのか」、読んだ後自分に対してそう思いました。
読者よ欺かるるなかれ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.66:
(5pt)

エヌ氏の遊園地の感想

「殺し屋ですのよ」が個人的ベストです。
エヌ氏の遊園地 (講談社文庫 ほ 1-1)
星新一エヌ氏の遊園地 についてのレビュー
No.65:
(6pt)

映画 謎解きはディナーのあとでの感想

原作だとやりそうもない話なので、原作の雰囲気が出せてるのは良かった。
映画 謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)
東川篤哉映画 謎解きはディナーのあとで についてのレビュー
No.64:
(6pt)

九州大宰府殺人事件の感想

旅情ミステリー。私はあまりこういうジャンルのミステリーはあまり読まないのですが、取っ付き難さは無く一気に読めました。
九州大宰府殺人事件 (ジョイ・ノベルス)
木谷恭介九州大宰府殺人事件 についてのレビュー
No.63:
(6pt)

顔のない敵の感想

地雷をテーマとした6つの短編プラス1編の計7編の初期短編集。氏独特の妙な設定と議論ミステリーは当時からだった模様。後の座間味君シリーズの原点のような作品もあって面白かった。
顔のない敵 (光文社文庫)
石持浅海顔のない敵 についてのレビュー
No.62:
(6pt)

陽気なギャングが地球を回すの感想

他の伊坂作品に比べてもコミカルな印象だったが、最後のきりが張れるような爽快感は普段通り。節ごとに挿入される説明文も面白かった。
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎陽気なギャングが地球を回す についてのレビュー
No.61:
(5pt)

厭魅の如き憑くものの感想

初読了の三津田信三作品。エアミス研で人気のある作家。最後までホラーなのかミステリなのか分からない仕様。地の文が説明臭くて多少読みづらかったが、横溝張りのドロドロとした空気感が伝わってくるストーリーだった。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)
三津田信三厭魅の如き憑くもの についてのレビュー
No.60:
(6pt)

リカーシブルの感想

主人公の家族との関係、村社会の様な閉鎖的な街の雰囲気、タマナヒメの伝承と全体的に暗く不穏なムードが漂っている。最後のハルカのモノローグがそれを完全にとは言えないが打ち消している様に感じられた。
リカーシブル (新潮文庫)
米澤穂信リカーシブル についてのレビュー
No.59:
(6pt)

問題物件の感想

超人的な身体能力と名探偵としての頭脳を持った犬頭という謎の男が魅力的でした(正体を明示しないまま終わるのもよかった)。ミステリの部分ももちろん堪能できました。それにしてもここまで力技で解決してしまう探偵も珍しい
問題物件
大倉崇裕問題物件 についてのレビュー
No.58:
(6pt)

ライオンの棲む街 平塚おんな探偵の事件簿1の感想

東川さんの新シリーズ。女探偵版烏賊川市シリーズっぽいかなと思ったらそれともまたテイストが違う。アリバイ崩しものが多め。「女探偵は眠らない」と「ひらつか七夕まつりの犯罪」が個人的ベストです。
ライオンの棲む街  平塚おんな探偵の事件簿1 (祥伝社文庫)
No.57: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

人形館の殺人の感想

過去3作とは何かが違う雰囲気で始まり、終わってみれば見知らぬ土地にいたような何だかそんな気分になる。予想される展開に対して、そうならないでほしいという心境にさせられるのは、どちらかと言うとホラーに近い手法に感じられた。真相のショッキング度は今までの館シリーズNo.1だと思います。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)
綾辻行人人形館の殺人 についてのレビュー
No.56:
(6pt)

密室殺人ゲーム・マニアックスの感想

中編集かと思ったら1つの長編だった。「犯人当て」は完全排除・「偶然狙いの許容」という特殊な状況設定が面白かった。結末は…やたら誰の言動かを逐一説明するなと思ったら…予測できない超展開でした。
密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム・マニアックス についてのレビュー
No.55:
(6pt)

貴族探偵の感想

麻耶雄嵩作品2作目。探偵が、推理や調査は全て使用人に任せて自分は指示を出すだけという、メルカトル並みかそれ以上に型破りな探偵。「雑事は使用人に任せておけば良い」と言うのか彼の理念ですが、じゃあ何が面白くてやってるんだというツッコミが頭の中で終始鳴り響いてましたが、設定としては面白かったです。個人的ベストは「トリッチ・トラッチ・ポルカ」と「春の声」です。ところでタイトルは「富豪刑事」からきてるのでしょうか。
貴族探偵 (集英社文庫)
麻耶雄嵩貴族探偵 についてのレビュー
No.54:
(6pt)

セリヌンティウスの舟の感想

登場人物が誰一人自殺以外を疑わないという心理的なクローズドサークル(「場所」では無く「概念」から脱出出来ないという意味で)物。お前ら人良すぎだろとか人ん家で自殺すんなよとか突っ込みどころはあるが、ある意味本格ミステリのお約束を破っているのが面白かった。
セリヌンティウスの舟 (光文社文庫)
石持浅海セリヌンティウスの舟 についてのレビュー
No.53: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

オランダ靴の謎の感想

初読了のエラリー・クイーン国名シリーズ。読み終わるのに時間がかかってしまいましたが、読者への挑戦状以降の鮮やかな論理展開による解決は気持ちが良かったです。
オランダ靴の謎【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンオランダ靴の謎 についてのレビュー