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松千代 さんのレビュー一覧

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レビュー数310

全310件 221~240 12/16ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.90:
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

千里眼 The Startの感想

千里眼シリーズを初めて読みました。
何年か前に映画を見た時は、余り面白いとは思わなく、本を読みたいとは思いませんでした。
ところが、今回読んでみると意外と面白く、今まで読んでいなかったことを後悔しました。
今後、このシリーズを読んで行きたいと思いました。
千里眼 The Start (角川文庫)
松岡圭祐千里眼 The Start についてのレビュー
No.89: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ジョーカー・ゲームの感想

これが本当のスパイの姿だと感じました。
有名になったスパイは、二流三流なんだなと思いました。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
柳広司ジョーカー・ゲーム についてのレビュー
No.88: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

扉は閉ざされたままの感想

頭脳戦は面白かったが、動機、結末が納得出来ませんでした。
また、密室にするためにドアストッパーを使った理由も納得が出来なかった。少し強引すぎないかなと思いました。

▼以下、ネタバレ感想
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扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)
石持浅海扉は閉ざされたまま についてのレビュー
No.87: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

立派なホテルマンになった刑事

連続殺人事件を防ぐために、ホテルマンに扮する潜入捜査官。それを指導、補佐するホテルマン。
連続殺人事件だけでは無く、ホテルの客達が起こすおさがわせ事件を刑事とホテルマンは、刑事が潜入していることを第三者に悟られずに、どのように捌くのか?と映像化にはもってこいの娯楽エンターテイメントの面白い作品でした。
主人公の刑事が立派なホテルマンに成長し、その仕事にはまって行く姿は、『おいおい、あなた刑事でしょ』と突っ込みたくなりましたが、それが作品を面白くさせている要因の一つだと思いました。
刑事とホテルマンとの恋愛に発展しそうな雰囲気を感じさせるベタな展開があったりとエンターテイメントとして見所が色々とある作品なので、皆さん是非読んでみてください。
マスカレード・ホテル
東野圭吾マスカレード・ホテル についてのレビュー
No.86: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

特捜部Q 檻の中の女の感想

西暦2007年、刑事カールによる2002年に起こった女性議員殺人事件の調査を中心に進んでいく物語と被害者である女性議員の2002年からの物語が交互に進んでいく作品となっています。
カールは過去の事件をどのように追って行き、真相を解明できるのか?女性議員の身に何が起きたのか?
と読み進めるうちにハラハラ感が増して行く一方でした。

▼以下、ネタバレ感想
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特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
No.85:
(7pt)

孤島パズルの感想

誰が犯人かという点では、ある程度予想通りでしたが、どのように犯行を行ったかという点では想像をすることが難しかったです。
どのように犯行を行ったかと推測しながら読むと楽しめる作品です。
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
有栖川有栖孤島パズル についてのレビュー
No.84:
(7pt)

策謀の感想

警視庁追跡係シリーズ2作品目の小説です。
過去の2つの未解決事件、放火事件、殺人事件を追う二人の主人公。
2つの事件が交錯した時、真実が明かされるという、ちょっとありきたりな展開ですが、意外とその真実が明かされる過程が面白かった。
最後はほろ苦い物が残りましたが、それも少しこの作品に良い味を出させているような気がしました。
策謀  (警視庁追跡捜査係)
堂場瞬一策謀: 警視庁追跡捜査係 についてのレビュー
No.83: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

掏摸の感想

一人のスリの男が主人公の作品です。
スリの場面の描写は資料等を調べただけあって、リアル感と緊迫感を感じさせてくれます。
また、謎の男から裏の世界の仕事を依頼される場面があるのですが、踏み込んではいけない領域に足を踏み入れてしまった、心の内でザワザワする何とも言えない恐れ、不安感を感じさせられた事が、この小説の中で一番に印象が残りました。
掏摸
中村文則掏摸 についてのレビュー
No.82: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

アクロイド殺しの感想

昔、学生の頃にポワロシリーズの小説を読んだ事がありましたが、このシリーズを約20年ぶりに読みました。
アクロイド殺しについては初めて読みましたが、実に面白かったです。
冒頭から謎が満ちており、それらの謎の真相を早く明かして欲しいという気持ちをくすぐってくれ、ラストでは驚きを与えてくれました。
まだ、読んでいない人は騙されたと思って読んでみて下さい。

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティアクロイド殺し についてのレビュー
No.81:
(6pt)

氷姫の感想

ヨーロッパで話題の作品ということで、気になって読んでみました。
売り上げ1000万部、映画化原作という謳い文句の割には、何となく物足りなく、特に事件の真相に到達するまでのプロセスが、いまいちだった気がしました。
でも、まあまあ楽しめる作品なので、損はしないと思います。
取り敢えず、このシリーズの2作品目も読んでみて、3作品目以降の作品を読むか決めたいと思います。
氷姫 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)
No.80:
(7pt)

影踏みの感想

主人公は泥棒ですが、自分の心に抱えている闇の部分と向き合うために、自分の中の良心により、そして、一人の女のために遭遇する事件の謎を追って行く作品となっています。
物語としては横山先生らしく真相が明らかになるまでの展開は、相変わらず驚きを感じさせてくれ、期待は裏切りません。
今後も横山先生の作品を読む機会があったら読んでいきたいと思います。
影踏み (祥伝社文庫)
横山秀夫影踏み についてのレビュー
No.79: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

一の悲劇の感想


▼以下、ネタバレ感想
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一の悲劇 新装版(祥伝社文庫 の3-4)
法月綸太郎一の悲劇 についてのレビュー
No.78: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

告白の感想

それぞれの登場人物が語っていますが、自分の好き勝手な事を語っており、人間の本質が見えて面白かったです。
また、展開についても良かったと思いました。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
湊かなえ告白 についてのレビュー
No.77:
(7pt)

交錯の感想

意外と面白かったです。
仲が良いとは言えない、全く対照的な二人の刑事が主人公の物語です。
それぞれ別の事件を追っていると、その2つの事件に共通する証拠品が現れ、水と油の混ざりあうことの無い二人の刑事がいつの間にか協力しあうという展開のストーリーとなっています。
事件解決までのストーリーも意外と良く、また、二人の掛け合いも、物語に良いスパイスを加えています。
このシリーズを機会があったら今後も読んで行きたいと思います。
交錯―警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)
堂場瞬一交錯: 警視庁追跡捜査係 についてのレビュー
No.76:
(2pt)

RIKO -女神の永遠-の感想

ミステリー小説というよりは、女主人公自身が情愛と憎悪に翻弄される物語だと思います。
主人公の女としての心の内の記載が多く、正直な所、男の自分としては感情移入出来ない作品でした。
また、女主人公の周りに登場する男達も一人の女に翻弄されっぱなしで、男の刑事としてのリアル感も感じられませんでした。
ミステリーの部分に期待しているなら、読むのは止めた方が良いと思います。

RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)
柴田よしきRIKO -女神の永遠- についてのレビュー
No.75: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

二流小説家の感想

売れない小説家が体験した事件。
意外なストーリー展開、そして意外な真相の発覚とミステリー小説のつぼを抑えていて面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想
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二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
デイヴィッド・ゴードン二流小説家 についてのレビュー
No.74:
(7pt)

逸脱の感想

主人公が抱えているトラウマと物語の展開がマッチして、意外と面白かったです。
逸脱
堂場瞬一逸脱 についてのレビュー
No.73: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

月光ゲーム Yの悲劇'88の感想

閉ざされた空間での事件。
最初は仲良くしていたグループが、お互いを疑って行く課程等、クローズドサークルの見せ場を上手く表現していたと感じました。
後、関西弁のセリフについては、発音がいまいちイメージがつかない所が多々あって、頭の中でのセリフが変な関西弁になってしまい、犯人を推測するより、どういう発音が正しいのかという疑問の方が強くなってしまいました。
でも、それを差し引いても、それなりに楽しめる作品だと思います。

月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)
有栖川有栖月光ゲーム Yの悲劇'88 についてのレビュー
No.72: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ロードサイド・クロスの感想

キャサリン=ダンスシリーズ2昨目の物語です。
今回のテーマはブログ、オンラインゲームとインターネットがテーマとなっており、それらの社会問題を上手く扱ったミステリー小説となっていますが、相変わらず、作者のどんでん返しの手法は健在で、登場人物達の運命はどうなるのか、最後までハラハラさせられ ました。
しかし、この作品を読んで、インターネット上で個人情報を少しでも公開することへのリスク、そして匿名性による投稿者の無責任な発言、感情の暴走とインターネットの怖さというのを改めて感じさせられました。インターネットという蜘蛛の巣に囚われることなく、上手にコントロールして付き合っていくことの大切さを感じました。
ロードサイド・クロス
No.71: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ルパンの消息の感想

15年前の教師転落死亡事件が、殺人という事実の発覚。
発覚した時には、時効成立直前という状況下で関係者の取り調べを行う刑事と取り調べを受ける事件関係者。
そして、明らかになって行く真実とグイグイと物語の中に引き込まれてしまいました。
読み終わった時には、まるで登場人物になった錯覚に陥り、無事に事件を解決出来たという安堵を感じてしまいました。

ルパンの消息 (光文社文庫)
横山秀夫ルパンの消息 についてのレビュー