逸脱
- 捜査一課・澤村慶司 (3)
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全2件 1~2 1/1ページ
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主人公が抱えているトラウマと物語の展開がマッチして、意外と面白かったです。 | ||||
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展開自体は良いですが、主人公が自己陶酔型で、読んでいて、疲れた。本当にこのような刑事や警察なら、問題ありと思うので、現実的には思えなかった。他の刑事には気付かなかったが、自分は気付いたなど、いちいち説明してもらっても、面白くないので、逸脱している刑事に振り回される刑事の話のほうが良かったのではないかと素人ながら思った。 | ||||
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堂場瞬一さんは大好きです。鳴沢了シリーズも大好きですし、ラグビーや駅伝のスポーツものも大好きです。一番好きな作品は”大延長”です。高校野球ファンであるのも理由の一つです。堂場さんの作品で好きな点は”地に足が着いている”と感じられる点です。現実を直視しながら、あり得ない話を作らない。奇をてらわない。言わば”小説を面白くするよりも現実を描く方が大切”と思ってらっしゃるように感じながら読んだ作品が多いです。一比較をさせて頂くと、好きな宮部みゆきさんの作品の中に”あり得ない話”がある一方で、堂場さん作品の現実感に非常に好感をもっています。そして、現実感を出す為にはディテールに拘った丁寧な書き込みが必要だと思います。この作品には、その丁寧な書き込みについて満足出来ませんでした。特に、相棒との関係が希薄で物足りませんでした。他の作品の相棒達とは”昔からのしがらみ”や”これから一生一緒に生きていきそう”と感じられましたが、今回は感じられませんでした。まるで、”会社員同士の一時的で形式的な付き合い”のような雰囲気を感じてしまいました。すいません。残念です。また、丁寧に書き込んだ良い作品を読まさせて下さい。 | ||||
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堂場瞬一さんは大好きです。鳴沢了シリーズも大好きですし、ラグビーや駅伝のスポーツものも大好きです。一番好きな作品は”大延長”です。高校野球ファンであるのも理由の一つです。 堂場さんの作品で好きな点は”地に足が着いている”と感じられる点です。現実を直視しながら、あり得ない話を作らない。奇をてらわない。言わば”小説を面白くするよりも現実を描く方が大切”と思ってらっしゃるように感じながら読んだ作品が多いです。一比較をさせて頂くと、好きな宮部みゆきさんの作品の中に”あり得ない話”がある一方で、堂場さん作品の現実感に非常に好感をもっています。 そして、現実感を出す為にはディテールに拘った丁寧な書き込みが必要だと思います。 この作品には、その丁寧な書き込みについて満足出来ませんでした。特に、相棒との関係が希薄で物足りませんでした。他の作品の相棒達とは”昔からのしがらみ”や”これから一生一緒に生きていきそう”と感じられましたが、今回は感じられませんでした。まるで、”会社員同士の一時的で形式的な付き合い”のような雰囲気を感じてしまいました。 すいません。残念です。 また、丁寧に書き込んだ良い作品を読まさせて下さい。 | ||||
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堂場瞬一さんの作品は『鳴沢了シリーズ』でファンになりました。今回の新作「逸脱」も大変楽しみにしていました。ちょっと、アレ?と思ったのは、主人公の刑事・澤村が心の苦しみを抱えているのはわかるのですが、その件を小出しにするのが長すぎたように思います。本筋の連続殺人事件について読者が推理することにそれほど影響を与えるとは思わないので、苦しみの全容を明らかにするのは、もう少し早くしていただきたかったですね。読んでいる内に、「まだ教えてくれないの〜?」とじれてきました。もちろん、他の作家の作品でも、主人公の過去の出来事を小出しにする書き方は多いわけですが、じらされるのがあまり長いと、読者側はツライものがあります。先が早く知りたくてどんどん読み進むはずのところ、じれてしまい、前半、読み進み方が遅くなりました。後半になってからは、いつもの堂場作品のテンポが戻ったように感じました。犯人の心理に関しては、最近観たテレビドラマの主題と少々かぶったところがありましたが、主人公の澤村の犯人逮捕に向ける情熱と能力については読んでいて気持ちのよいものがありました。 | ||||
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堂場瞬一さんの作品は『鳴沢了シリーズ』でファンになりました。 今回の新作「逸脱」も大変楽しみにしていました。 ちょっと、アレ?と思ったのは、 主人公の刑事・澤村が心の苦しみを抱えているのはわかるのですが、 その件を小出しにするのが長すぎたように思います。 本筋の連続殺人事件について読者が推理することにそれほど影響を 与えるとは思わないので、苦しみの全容を明らかにするのは、 もう少し早くしていただきたかったですね。 読んでいる内に、「まだ教えてくれないの〜?」とじれてきました。 もちろん、他の作家の作品でも、主人公の過去の出来事を小出しに する書き方は多いわけですが、じらされるのがあまり長いと、 読者側はツライものがあります。 先が早く知りたくてどんどん読み進むはずのところ、 じれてしまい、前半、読み進み方が遅くなりました。 後半になってからは、いつもの堂場作品のテンポが戻ったように感じました。 犯人の心理に関しては、最近観たテレビドラマの主題と少々かぶったところが ありましたが、主人公の澤村の犯人逮捕に向ける情熱と能力については 読んでいて気持ちのよいものがありました。 | ||||
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全体的に堂場作品はラストがイマイチ?という感があったのだが、本作品においてはキレがある。 もちろん主人公のような刑事は現実には存在しない。しかし悩みながらも自分の信念を貫こうという部分にインパクトを感じる。やがて事件の真相にせまる。スター・ウォーズのスーク・スカイウォーカーとダース・ベイダー、あるいはヨーダという関係を何となく感じさせる。 しかし堂場氏は恋愛は書かない。書いているのだが、あまり面白くない。次回は刑事小説の中に恋愛部分をしっかり入れてほしいと希望する。 | ||||
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