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逸脱



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【この小説が収録されている参考書籍】
逸脱

逸脱の評価: 3.33/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(2pt)

堂場瞬一さんのファンですが、これは今一と思いました

堂場瞬一さんは大好きです。鳴沢了シリーズも大好きですし、ラグビーや駅伝のスポーツものも大好きです。一番好きな作品は”大延長”です。高校野球ファンであるのも理由の一つです。堂場さんの作品で好きな点は”地に足が着いている”と感じられる点です。現実を直視しながら、あり得ない話を作らない。奇をてらわない。言わば”小説を面白くするよりも現実を描く方が大切”と思ってらっしゃるように感じながら読んだ作品が多いです。一比較をさせて頂くと、好きな宮部みゆきさんの作品の中に”あり得ない話”がある一方で、堂場さん作品の現実感に非常に好感をもっています。そして、現実感を出す為にはディテールに拘った丁寧な書き込みが必要だと思います。この作品には、その丁寧な書き込みについて満足出来ませんでした。特に、相棒との関係が希薄で物足りませんでした。他の作品の相棒達とは”昔からのしがらみ”や”これから一生一緒に生きていきそう”と感じられましたが、今回は感じられませんでした。まるで、”会社員同士の一時的で形式的な付き合い”のような雰囲気を感じてしまいました。すいません。残念です。また、丁寧に書き込んだ良い作品を読まさせて下さい。
逸脱Amazon書評・レビュー:逸脱より
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No.5:
(2pt)

堂場瞬一さんのファンですが、これは今一と思いました

堂場瞬一さんは大好きです。鳴沢了シリーズも大好きですし、ラグビーや駅伝のスポーツものも大好きです。一番好きな作品は”大延長”です。高校野球ファンであるのも理由の一つです。
堂場さんの作品で好きな点は”地に足が着いている”と感じられる点です。現実を直視しながら、あり得ない話を作らない。奇をてらわない。言わば”小説を面白くするよりも現実を描く方が大切”と思ってらっしゃるように感じながら読んだ作品が多いです。一比較をさせて頂くと、好きな宮部みゆきさんの作品の中に”あり得ない話”がある一方で、堂場さん作品の現実感に非常に好感をもっています。
そして、現実感を出す為にはディテールに拘った丁寧な書き込みが必要だと思います。

この作品には、その丁寧な書き込みについて満足出来ませんでした。特に、相棒との関係が希薄で物足りませんでした。他の作品の相棒達とは”昔からのしがらみ”や”これから一生一緒に生きていきそう”と感じられましたが、今回は感じられませんでした。まるで、”会社員同士の一時的で形式的な付き合い”のような雰囲気を感じてしまいました。

すいません。残念です。

また、丁寧に書き込んだ良い作品を読まさせて下さい。
逸脱Amazon書評・レビュー:逸脱より
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No.4:
(3pt)

もう少しテンポのよさが欲しかったですね。

堂場瞬一さんの作品は『鳴沢了シリーズ』でファンになりました。今回の新作「逸脱」も大変楽しみにしていました。ちょっと、アレ?と思ったのは、主人公の刑事・澤村が心の苦しみを抱えているのはわかるのですが、その件を小出しにするのが長すぎたように思います。本筋の連続殺人事件について読者が推理することにそれほど影響を与えるとは思わないので、苦しみの全容を明らかにするのは、もう少し早くしていただきたかったですね。読んでいる内に、「まだ教えてくれないの〜?」とじれてきました。もちろん、他の作家の作品でも、主人公の過去の出来事を小出しにする書き方は多いわけですが、じらされるのがあまり長いと、読者側はツライものがあります。先が早く知りたくてどんどん読み進むはずのところ、じれてしまい、前半、読み進み方が遅くなりました。後半になってからは、いつもの堂場作品のテンポが戻ったように感じました。犯人の心理に関しては、最近観たテレビドラマの主題と少々かぶったところがありましたが、主人公の澤村の犯人逮捕に向ける情熱と能力については読んでいて気持ちのよいものがありました。
逸脱Amazon書評・レビュー:逸脱より
404874092X
No.3:
(3pt)

もう少しテンポのよさが欲しかったですね。

堂場瞬一さんの作品は『鳴沢了シリーズ』でファンになりました。
今回の新作「逸脱」も大変楽しみにしていました。

ちょっと、アレ?と思ったのは、
主人公の刑事・澤村が心の苦しみを抱えているのはわかるのですが、
その件を小出しにするのが長すぎたように思います。
本筋の連続殺人事件について読者が推理することにそれほど影響を
与えるとは思わないので、苦しみの全容を明らかにするのは、
もう少し早くしていただきたかったですね。
読んでいる内に、「まだ教えてくれないの〜?」とじれてきました。
もちろん、他の作家の作品でも、主人公の過去の出来事を小出しに
する書き方は多いわけですが、じらされるのがあまり長いと、
読者側はツライものがあります。
先が早く知りたくてどんどん読み進むはずのところ、
じれてしまい、前半、読み進み方が遅くなりました。

後半になってからは、いつもの堂場作品のテンポが戻ったように感じました。
犯人の心理に関しては、最近観たテレビドラマの主題と少々かぶったところが
ありましたが、主人公の澤村の犯人逮捕に向ける情熱と能力については
読んでいて気持ちのよいものがありました。
逸脱Amazon書評・レビュー:逸脱より
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No.2:
(5pt)

復調

全体的に堂場作品はラストがイマイチ?という感があったのだが、本作品においてはキレがある。 もちろん主人公のような刑事は現実には存在しない。しかし悩みながらも自分の信念を貫こうという部分にインパクトを感じる。やがて事件の真相にせまる。スター・ウォーズのスーク・スカイウォーカーとダース・ベイダー、あるいはヨーダという関係を何となく感じさせる。 しかし堂場氏は恋愛は書かない。書いているのだが、あまり面白くない。次回は刑事小説の中に恋愛部分をしっかり入れてほしいと希望する。
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No.1:
(5pt)

復調

全体的に堂場作品はラストがイマイチ?という感があったのだが、本作品においてはキレがある。

 もちろん主人公のような刑事は現実には存在しない。しかし悩みながらも自分の信念を貫こうという部分にインパクトを感じる。やがて事件の真相にせまる。スター・ウォーズのスーク・スカイウォーカーとダース・ベイダー、あるいはヨーダという関係を何となく感じさせる。

 しかし堂場氏は恋愛は書かない。書いているのだが、あまり面白くない。次回は刑事小説の中に恋愛部分をしっかり入れてほしいと希望する。
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