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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数264

全264件 141~160 8/14ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.124:
(7pt)

シリーズものの良さ。

初めてキャロルオコンネル氏の小説を読む方には難しいかもしれません。
登場人物の説明があまりされていないので、何が何だか?の始まりになるかもです。
これで三作目?四作目?になるので、割とすんなりと頭に入っていきました。
マロリーにはマロニーの良さ?があるし、ライカーも欠かせない存在だし
チャールズにいたっては、あなたの方が刑事に向いてるんじゃない?って、言いたくなるし。
出演者ががっちりガードを固めているので、読者側としてはちょっと置いてきぼりの感もあったかな。

マロリーシリーズは10作品ということですが、残り少なくなるのがなんか寂しいな~。
それにしても、どうして「魔術師の夜」はあんなにもつまんなかったんだろう??不思議。

ルート66〈上〉 (創元推理文庫)
キャロル・オコンネルルート66 についてのレビュー
No.123:
(8pt)

読み応えがあります!

長編ですが、全く疲れることもなく一気に読んでしまいました。
ミステリーとしては、ありそうな?どこかで読んだことがありそうな?ちょっと組み立てとしては弱いと思いましたが
ミステリー以外の描写が素晴らしく(特に上流階級の暮らしぶりがよく伝わってきて、これだけでも憧れちゃいます)
ここまでよく書けるものだと、脱帽でした。

以前読んだ「湖畔荘」も感心することばかりでしたが、これも一級品ですね。
ケイトモートンのファンになってしまいました。
続けてあと二作品読みます!


リヴァトン館
ケイト・モートンリヴァトン館 についてのレビュー
No.122:
(8pt)

このキャシーは最高です!

「魔術師の夜」では魅力サッパリでしたが
ここに出てくるキャシーはとっても魅力的でした。
これなら皆様にお勧めできますね。

ミステリーとしても、キャシーを取り巻く男たち女たちの暮らしぶりの描写が良くて
生き生きとしていました。こういう生活ぶりを読むのも海外作品の魅力ですものね。

マロリーシリーズはムラが?あるのかもしれません、もっと読んでみたいと思えるような小説でした。

死のオブジェ (創元推理文庫)
キャロル・オコンネル死のオブジェ についてのレビュー
No.121: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

今月は良い本ばかり読んだな~と思ったら、最後にこれでした!

アーロンエルキンズ氏の本は初めてで、それほど期待して読んだわけではなかったのですが
これが予想に反して面白い!
会話が良い!夫婦の距離感が良い!ちょっとユーモラスなところも息抜きができて良い!

しばらく「オリヴァー教授シリーズ」楽しもうと思っています。
久々の好みの作家さん発掘でした!


騙す骨 (ハヤカワ・ミステリ文庫 エ 3-11)
アーロン・エルキンズ騙す骨 についてのレビュー
No.120:
(8pt)

こういうのが読みたかった!

以前に読んだ「親族たちの嘘」がイマイチだったので
あまり期待しないで読んでみたのですが、これがはまった!
ミステリーとしても題材としても目を惹く小説でした。
続けて読みます!


骨 上  講談社文庫 は 69-1
ジャン・バーク についてのレビュー
No.119:
(7pt)

読みごたえはあります

以前の小説と比べるとミステリー度がちょっと低いかな~とも思いますが
土台がしっかりしているので読みごたえはあります。
ただ、主人公にイマイチ感情移入できなくて、その点は残念でした。

穢れた風 (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス穢れた風 についてのレビュー
No.118: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

安心して読めるミステリーって?!

どういう展開になるのか、ハラハラドキドキ感はたっぷりありますが
ずっと安心して読めるミステリーというのも面白いものですね。

表紙良し!題名良し!
ライムとサックスの関係もなかなかいい感じです。
新たに加わった女性も強者っぽくて(実際強者ですが)個性的な役者揃いで、ホントこのシリーズは楽しみです。

スティール・キス 上 (文春文庫)
No.117:
(8pt)

まさに私好み!

人の心の闇・背徳・残酷さ。
まさに私好みの小説でした!
今までジェリッツェン氏の小説を読んでなかったことが信じられないくらいです。
これからボチボチと読んでゆきます。


聖なる罪びと (文春文庫)
テス・ジェリッツェン聖なる罪びと についてのレビュー
No.116:
(8pt)

人が持つ闇

独特な空気と人が持つ闇。
これは、ベリンダバウアー氏しか書けないものだと思う。
「ブラックランズ」を読んだ時も思いましたが、全く未知の国の出来事なのに、すぐ身近で起こっているような錯覚?
親近感を持つのはどうしてなのでしょう。
それだけ描写が素晴らしいということでもあるし、見せ方?読ませ方が他の小説家よりも抜きんでているのだと思う。

次は「ハンティング」!
楽しみな作家さんです!

ダークサイド (小学館文庫)
ベリンダ・バウアーダークサイド についてのレビュー
No.115:
(7pt)

ウォーカー氏、最高傑作と謳ってありましたが

期待以上の面白さはありませんでした。
たぶん、これは相性?なのでしょう。
でも、安定さというか、オーソドックスなミステリーと考えれば、彼女の手腕は見事でした!

あと一冊は読みたいなぁ~。

すべて死者は横たわる (講談社文庫)
No.114:
(7pt)

これが一番好きかも!?

ネレノイハウスはこの小説で四作目になります。
今まで読んだ中でこの小説が一番好きですね。
ちょっとした?ロマンスありで、内容も読みやすかったです。
気難しいオリバーも、こんな感じなら仕様がないかな~なんて、ちょっと甘く見てしまう。

原文の小説の刊行と日本での発表順が違う?ため、登場人物のプライバシーが後出し?じゃんけんみたいになってしまいましたが
それは別としても、楽しめるミステリーになっています。
こういう感じの警察ものって、読んだあともスッキリですね!


死体は笑みを招く (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス死体は笑みを招く についてのレビュー
No.113:
(7pt)

タイトル良し!表紙良し!謎解きもなかなかです!

「出口のない農場」の方を先に読んでいたので、似たような小説なのかと思っていたら、これまた違う展開で良い意味で驚きでした。
これはこれで面白かったです。(「出口のない農場」も好みです。)
こちらのほうが正統派ミステリーという感じで、先が全く分からずハラハラドキドキものでした。

この作者は「人の痛み」の描写が上手すぎて、こちらまで身体が痛さを感じるほどでした。
一つ一つの描写が繊細で(これは翻訳者の腕によるところも大きいのでしょうが)
未知の、想像もつかない島の中の出来事が身近に感じられて、違和感がありませんでしたね。

骨の刻印 (ヴィレッジブックス F ヘ 5-2)
サイモン・ベケット骨の刻印 についてのレビュー
No.112:
(8pt)

この雰囲気が好き!

ミステリーの内容も好きですが、町の人の暮らしぶりがよく伝わってきて、その点もよかったです。
殺人事件が起こって警察が解決するという手順も評価の対象となりますが
そこで暮らす人々の生活感溢れる描写があると、グッと重みが増して(現実味が増して)感動が深まりますね。

この本は結末を知りたくて早く読み終わりたいという気持ちと、終わりにしたくないという(つまりずっと読んでいたい)
そういう複雑な心境になりました。
きっと、ウィルのこともサラのこともずっと忘れないでしょうね。

サイレント 下 (ハーパーBOOKS)
カリン・スローターサイレント についてのレビュー
No.111:
(8pt)

「氷結」を読んだあとだから、言えること

「氷結」もなかなか面白いミステリーでしたが
私的にはこちらの小説の方が好きです。
といっても、「氷結」を読んだあとだから、「死者の雨」の良さがわかるのでしょう。
マイナス一ポイントは、表紙はいいのに、タイトルがいまいちだった点。
原題の「サークル」そのままじゃ、面白みに欠けるとは思いますが、「死者の~」はよくあるパターン過ぎて印象が薄く感じますよね。

テレビシリーズでは、主人公のマルタンをシャルルベルランという俳優さんが演じたそうで、早速画像を検索してみたら・・・・
ちょっとイメージ違いますね~。
こういう感じじゃなくて(如何にもフランス人が好みそうなルックスではありますが)
ヴァンサンカッセルみたいなちょっとワイルド系がいいな!

私の中ではジュリアンハルトマンは、アンソニーホプキンス!彼なら最高でしょうね!

死者の雨 上 (ハーパーBOOKS)
ベルナール・ミニエ死者の雨 についてのレビュー
No.110:
(7pt)

タイトルと表紙で損しちゃってるかな~!

タイトルと表紙を見た時は、ちょっと幻滅しちゃったんですけど
内容は面白かったです!本格的というか、ちゃんとしたミステリーになってます。
前に読んだ「白雪姫には死んでもらう」もそうですが、もう少しタイトルを考えて欲しいところです。

原題通りに「嫌な女」とか「卑しい女」じゃダメなんでしょうか?

いい感じの警察ものに仕上がっているので、シリーズとしてまた別の小説を読みたいですね。

悪女は自殺しない (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス悪女は自殺しない についてのレビュー
No.109:
(7pt)

この軽さがジョー!

ダルジール警視ものと違って、程よく軽くてユーモアに溢れていて面白かったです。
ダルジール警視ものは事件そのものを解決する面白さがありますが、ジョーの魅力は時々ホロリとしてしまう点と
彼の周りにいる登場人物の個性的な点でしょうか。
(まあ~個性的という点は勿論ダルジール警視ものにも共通していますが)

ジョーシリーズはこれで二作目ですが、これからももっと読みたいですね~。

誰の罪でもなく―私立探偵ジョー・シックススミス (ハヤカワ ポケット ミステリ)
レジナルド・ヒル誰の罪でもなく についてのレビュー
No.108:
(8pt)

読みにくい部分もあるけれど、全体としては高評価です!

捜査官同士の会話や事情聴取のやり取りなど、ちょっとついていけない?読みにくい(理解が難しい)部分もありましたが。全体としては面白かったです。

事件そのものもオリジナリティがあって、よくこういう犯罪小説を思いついたな~っと、感心しました。
私はハッキリいって、こういう題材が好きです。

「開かれた瞳孔」もよかったですが、こちらもお勧めです!

ハンティング 上 (ハーパーBOOKS)
カリン・スローターハンティング についてのレビュー
No.107:
(7pt)

「終わりなき道」よりも、こっちが好みかも!

ダラダラと読んだので、読み終わるまで時間がかかりました。
(数か月?)
でも、その割にはストーリーって、覚えているんですね。
普通のミステリーだと、数か月前のあらすじなんて覚えていないのに、これって不思議でした。
たぶん、ハート氏の書く小説って、それぞれが印象深いのでしょうね。

展開としては、納得できないところもありましたが、全体としてみると、よく出来ている小説だと思います。

アイアン・ハウス (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
ジョン・ハートアイアン・ハウス についてのレビュー
No.106:
(7pt)

「楽園」の方ではなくこちらを先に読んでください!

いつもの私の失敗なのですが
先に「楽園」を読んでしまったため、ある程度こちらの本の予想ができました。
でも、でも!そんなこと関係ないくらい面白かったです。

とはいっても、順番通りに読むことをお勧めします。
こちらを先に読んでいたら、「楽園」がもっと楽しめたのかも!?

エデンの風貌がこちらには詳しく書かれているので、その点も魅力的でした。
一種独特の警察もの。今までにない展開で、ワクワクものでした!

邂逅 (シドニー州都警察殺人課) (創元推理文庫)
No.105:
(7pt)

なかなか読み応えがあります!

1920年代の物語。当時の歴史がわかります。
なかなか読み応えがあって、communityを知る良い機会になりました。
もっとオドロオドロしいものかという期待を良い意味で裏切って歴史を紐解く勉強になりました。

こういう生活の場面が詳しく書かれている小説って、大好きです!
食べ物や飲み物や煙草やら。
人間臭くて、私の好みです。
ただミステリーとしては、ちょっと物足りないかな。



処刑の丘
ティモ・サンドベリ処刑の丘 についてのレビュー