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誘拐の誤差



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【この小説が収録されている参考書籍】
誘拐の誤差
誘拐の誤差 (双葉文庫)

誘拐の誤差の評価: 2.57/5点 レビュー 21件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

なんだろう嫌いじゃない

ここまで救いのないクズをさらっと書けちゃうってすごいw
少年が殺される動機や殺され方もクズが見る世界そのものというか、妙にリアル。
それでいて少年の浮遊霊は幽遊白書のようでほぼギャグ。少年のつっこみはかなり笑えた。
あまりまじめに読むべき小説ではないね。

でも『判決の誤差』の方が好きかな。
誘拐の誤差Amazon書評・レビュー:誘拐の誤差より
4575235695
No.7:
(5pt)

リアル

刑事モノが大好きなので購入。
あまりの斬新さというか、リアルさに夢中になりました。本部長の記述は非現実的ですが、その他の登場人物、犯罪を犯す異常に軽い考え方は現実に起きている事件を髣髴させます。
レビュー評価が低いのにも驚きました。
誘拐の誤差Amazon書評・レビュー:誘拐の誤差より
4575235695
No.6:
(4pt)

思わず笑ったので。

時間つぶしには悪くない一作。

ただしかなりグロも含まれるので、劇薬注意。

10才の少年が罪悪感のないオトコに殺され、
そのろくでもないカスがまたさらに、しょーもない殺しをする話。
その物語の解説をするのが殺された少年のユーレイ。

ユーレイが熱心に、必死の捜査をする警察を助け、
自分を心配するあまりに崩壊しそうになる家族を救い、
犯人を糾弾する‥

ということは、一切なされないので気をつけて。

悪人はのさばり、警察は堕落し腐ってえん罪を産み出す。
最後の最後に犯人には天誅がくだるも。。

なんともブラックで下らない物語。
人には勧められないけどでも、笑っちゃったので、星4つで。
誘拐の誤差Amazon書評・レビュー:誘拐の誤差より
4575235695
No.5:
(5pt)

快作、傑作、怪作

突然イカれた男に殺された少年が主人公。様々な刑事やそのイカれた男に焦点が当てられ、主人公がハッキリした(主人公はほとんど何もしない、ナレーション的役割)珍しい群像劇となっている。
イカれた男の後半の暴走しつつも哀愁を感じさせる運命や、在日嫌いの警官の末路が特に好きだ。
とにかくまともな人間はおらず、まともなストーリーは無く、まともな落ちも無い。
全員イカれてて馬鹿で、万人受けとは程遠い作品だ。
でも面白い。
笑える。
誘拐の誤差Amazon書評・レビュー:誘拐の誤差より
4575235695
No.4:
(5pt)

バカと安さは使いよう。

「誘拐の誤差」、これだけ見たらどんなサスペンスで、どんな警察の暗部があって、どんなにヒューマニティあふれる警察小説だろうか?と思いをめぐらす。はい、これが仕掛けその1です。戸梶ウイルスに感染します。
案の定頭から終わりまで感染者がやがて中毒者になるような戸梶ワールドが満載。読んで「ゆとり教育」とか「家庭の崩壊」「警察のゆがみ」だとかくっだらないことを語る以前に、戸梶の活字中毒に冒される方が気持ちいいに決まってる。今作では殺された子供の霊魂?成仏してない魂が何かとつっこみを入れていく部分と犯人やそれに関係していく人間の明かされる頭の中と破天荒な行動をする部分が読むものを話さなくしている。「事件の誤差」は果てしなくバカによって生じるのだ。ラスト、最低な(本文中最高の)「バカ」と「安さ」の結末に苦笑いをしてしまう。
ただ思うに世間はこんなもんだと思って正解。「バカ」と「安さ」がメディアを闊歩する。垂れ流されるニュースを見れば大体そんなもんだ。安いケータイ小説なんて読むからバカは周囲を関係なくくだらないことを叫ぶんだ。世間の過半数はバカで安い。魂となっている主人公に戸梶はなりすまして皮肉を続ける。
戸梶ウイルスに感染している私もひどいものだが楽しみをみつけた、そう、この本はこっそり読んではいけない。読む場所は電車やバス、隣に人がいてもしかしたらこの本を読んでいる、そんな状態がベストだ。チラ見した人間はきっと身体をずらすか、嫌悪感を顔に出すだろう。それだけでも快感だ。「ふひひひひ〜」とニヤリとしたアナタ!そうですアナタは立派な感染者なのです。
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4575235695
No.3:
(4pt)

戸梶作品初体験

湾岸リベンジャーや戸梶作品の存在は知っていたがちゃんと読んだのは初めて
内容の出来よりDQNを徹底的にDQNと描いてる描写は読んでてほんとうに清清しい
しかし本文に入る前のあのつの丸以下のクソド下手は絵はいったんなんなんでしょうか?
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No.2:
(5pt)

怖い〜けどおもしろい〜

戸梶圭太のダークサイド炸裂小説。
つらいな〜子供の死が前提の本は。
ひどい事件があったにも関わらず、死んだ子供そっちのけでそれぞれ欲望の赴くままに事件はさらに展開し・・・。
そんな中でも人間の哀しさやおかしさもあり、レオくんがどんどん成長し、悪いヤツは悪いままで、安いヤツは安いままで。
それにしても早見純に表紙画をかかせるとはすごい本です。
明るい面白部分が強調された戸梶作品(牛乳アンタッチャブル、シルクロード少年ユート)とかもかなり好きですが、こういう戸梶圭太もすきです。
堪能しました。
誘拐の誤差Amazon書評・レビュー:誘拐の誤差より
4575235695
No.1:
(4pt)

横山先生!こんな本がありますよ!

装丁から警察小説に喧嘩を売っていて笑えます。
レオ君の成長振りがほほえましく、ときどき悲しくなる作品ですが、
相変わらずのトカジ節は健在です。
誘拐の誤差Amazon書評・レビュー:誘拐の誤差より
4575235695

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