■スポンサードリンク
万能鑑定士Qの事件簿 II
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
万能鑑定士Qの事件簿 IIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
事件のネタとしては面白いが 残念ながら「ありえない」展開。 そして推理小説ではない。 リアリティーを求めず、 娯楽として素直に受け止めて読めば それなり面白い。 ラノベ感覚な作品なので もう少しキャラの魅力を伝えないと 物足りない。 基本的に描写は浅く 絵のない漫画を読んでいる感覚。 良く言えば、活字が苦手でも 気楽に読める。 ネタとしては面白かったので 3卷も読んでみる予定。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「千里眼シリーズ」と少しテイストは似ているが、主人公は新しいキャラである鑑定士。 話の途中で出てくる雑学的な要素は相変わらずタイムリーで新鮮であった。 ストーリーも様々な伏線があり、最後のどんでん返しまで面白い展開であった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんどん読めてしまいます。でもiPhone向きではありません。テンポが合わない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すごく面白いです。シリーズが続いているのでとても楽しみにしています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何時もの松岡ワールド。言ってしまえば荒唐無稽。 偽札でハイパーインフレとはレインボーマン以来のネタ。 でも読んでしまうんですね。これが。 民間人がいきなり基地に侵入して装備なしでイーグルを飛ばす前のシリーズよりは現実味があるかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これで解決?→勘違いでしたみたいな展開が何度かあり、もうあんまりページ残ってないけどちゃんと解決するのかなと不安になりながら読みすすめましたが杞憂でした。ちゃんと最後にはスッキリと解決しています。 やはりこの話の一番の魅力はハイパーインフレという非常に大きなテーマを扱っているところにあると思います。確かに少々こじつけに感じられる部分もありますが、ハイパーインフレになった日本という非日常感が私にはとても面白かったです。 ただ解決編がすこしあっさりしすぎだったのが残念でした。ヒロインが何かに気づく→場面が変わりいきなり解決編みたいな感じだったので私的には少し物足りないなぁという感じです。 シリーズもののようで他の話もユニークなテーマを扱っているみたいなので時間をみつけて読んでみようと思います。人が死なないミステリー好きな方にはオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人に紹介されて楽しく読ませていただきました。(Kindle版) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
莉子が報道を聞いて「国債はどうなるのだろう」と心の中でつぶやく、 それがすべての伏線になってます。 太平洋戦争当時に日本は敗戦後の巨額の負債を、 生じたハイパーインフレに乗じ圧縮して解消しました。 この作品内での政府も、一千兆円に迫る現在の財政赤字解消に 動くため、政府主導の犯罪ではないかと示唆してあるわけです。 それが一個人の借金解消の為の、プロパビリティの犯罪だったと 明らかになりますが、政府も恐らくは借金処理のため後手に回っていた だろうことが、行間に仄めかされています。 これに気づきもせずに「政府が馬鹿すぎる」とかいう意見があるのには 本当に驚きます。 のちにX巻で藤堂にその旨をはっきり語らせねばならなかったのは、 社会経済小説だと当たり前の仄めかしが、読み取れない人がいたということでしょう。 このためシリーズの後期はやや単純化したトリックが増えることになったわけで、 一部の人の為に小説が幼稚化せざるをえなかったという例です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ヒロインが生まれながらに羨望のまなざし(容姿には注がれていたが)を受けて育った天才ではないことが人間的で魅力的だと感じました。 ☆が一つ足りない理由は落ちが無理すぎるかなと思ってしまう部分ですね。不換紙幣を根幹とする資本主義経済はとてもおもしろいテーマであり、注目度が高いが故にこれが破綻する仮定と収束する仮定、或いは破綻するに値する物量的な部分にもう少しリアリティーがほしかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1作目を読んだ時にはキャラクターの魅力が強い作品だと思ったが,2作目は雰囲気がかなり違う印象だ。ストーリー展開の意外性に驚いた。まさかそうくるか・・・と。 読んでいてテンポがいいなぁと感じる理由は,おそらく物語が2人の人物の視点によって交互に語られているからだろう。 ハイパーインフレに陥った日本社会の混乱ぶりが妙にリアルで怖い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なるほど。の一言ですね。 決着までに至る道にかなりハラハラする場面があります。 その一方で決着自体は、とても落ち着いています。 そのギャップも面白いですね。 1巻で張った伏線(私では伏線と気づかなかったものもあります)が見事に収束しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アニメ、漫画が好きな私は、小説とは無縁の世界でこの作品と 巡り会ったのもアニメ好きがこうじてのものでした。 アニメキャラが好きな私は“凜田莉子”のイラスト可愛くて、 中身も読まず思わず表紙買いしてしまいました。 すると表紙に載っていたその人は知性、知恵に溢れ、冷静沈着且つ端麗な容姿で イラスト以上に魅力的な女性でした。 小説の中では莉子の発言に皆が注目、驚嘆する場面が多くみられ 私も莉子の発言に期待を隠せませんでした。 引き続き莉子の活躍を見たく、3巻も即注文しました。 勿論、莉子以外のキャラクターも個性、感受性に富み人間味ある人物ばかりで 共感が持てる部分が多かったです。 テンポ良く進む話に心踊り、踊らされ一気に読み終えてしまいました。 活字初心者にもお勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ビブリア古書堂をチェックしてると、 本書をamazonがオススメしてくれたので購入してみました。 著者さんについては「催眠・千里眼」シリーズのみ読破しています。 ファンというほどではありません。 まず購入動機は表紙を飾る女性のイラストに他なりません。 とっつぁんくさい引用で申し訳ないんですが かの「エイトマン」でおなじみ桑田次郎先生が描く 女性の絵にテイストが似ていたもので心惹かれました。 クールビューティ、ミステリアス。とてもいいイラストだと思います。 で、本書の内容ですが、なかなかに面白いです。 最初は都市伝説的な事件(?)の調査に始まり、それから詐欺事件、偽札事件と どんどんと話が大きくなっていきます。 事件の謎に挑むヒロインは特殊な能力の持ち主ではありますが、 本当にただそれだけが取り柄の23歳の田舎娘です。 ざっくり書けば、故郷の沖縄でのんびりと天真爛漫に育った女の子が 上京して自分の生活力の無さに挫折しかかるも 人生の起点となる人物と出会い、見事に成長し、 その生きる術を与えてくれた恩師に恩返しをする、というお話です。 カンタンにまとめ過ぎたかもしれませんが 実際そういう話だと思います。 事件の発生、解決まで、すべてが繋がっていて 圧巻のラストを迎えるのですが、 クライマックス直前に、ヒロインがすべてに気づく瞬間があります。 気の早い読者はヒロインと同時かそれ以前に事件の主犯に気づくかもしれません。 それでも、いいようのない感動といいましょうか いいものを見つけたよ!という気持ちにさせてくれました。 引き続き、続巻を読んでいきたいと思えるものです。 他人の善意や、昔懐かしい人づきあい・気持ちに餓えている人にもお勧めです。 文句なしの★5です。 (※'T&'U2冊でひとつのエピソードになっています) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1巻から続く力士シール、ハイパーインフレの完結編になります。 莉子さんの魅力は相変わらず健在ですが、国を揺るがし、世界を震撼させた大事件のわりに真相が・・・。 ハイパーインフレなんてとんでもなく大きく、非現実的なテーマを持ってきたのが間違いだったんじゃないでしょうか。 次巻からは、しっかり足元を見たテーマが展開されそうなので楽しみにしています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一巻の続編です。 相撲シールや偽札の謎が解けます。 衝撃のラストです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いんだけど、いろいろとご都合主義過ぎる 以下ネタバレ含む 「犯人」が意外な人物、これはいい しかし、その人が事件の起こる前から「探偵」と知り合いで、「探偵」になるきっかけを与えた人物である これはアンフェア(ホームズが探偵になるきっかけをモリアーティが与えるようなもの) もっともミステリーではない読み物と考えれば納得もいく それと、精巧な偽札が大量に出回ってもハイパーインフレにはならない 紙幣の価値が下がったとしても、庶民は物々交換もできるし、金貨や金塊・有価証券を利用した決済もできる。 土地・建物その他固定資産の絶対的価値が下がったわけじゃない しかもそのインフレを起こそうとした動機ってのが小さすぎ それであんなに大きな騒ぎになるのか また、イラストレーターの兄弟があまりにもスゴ過ぎ あんな腕があるのなら、莉子のように上京しようと思わなかったのだろうか わざわざ辺鄙なところに引っ越していたし(糸満から西表) そして日本政府や日銀、警察はこんなにも無能なのか 警察だけで対応できない事態なら、自衛隊に治安出動命令は出さないのか 国家は有事の際どのように動くか想定している(といってもあの地震以降よく分からなくなってきているが) 近未来のドタバタをシリアス・コメディ両方に描いた小松左京なら、もっと違う展開になったと思う 面白いのは間違いない、2巻は一気読みした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偽札によるハイパーインフレで社会が大きく乱れていく。急激な物価高、鑑定士の凛田以外も視点が変わり、物語は進行していく。登場人物の人間としての葛藤、想いも魅力的で次へ次へと読み進めていました。偽札もある種、人間の業から生み出されたものかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
【あらすじ】 精巧な偽札の流出により、ハイパーインフレを起こした日本。 雑誌記者の小笠原も、これまで月八万三千円だった家賃が四十万六千円に跳ね上がると聞き、 目の前が真っ暗になる。世間がどうであれ、給料は従来通りなのだ。 国民は日々の生活を守ることに躍起になり、治安は悪化の一途を辿る。営業している店も 減り、何処も彼処も廃墟のようだ。 一方、万能鑑定士・凜田莉子は、犯人の手掛かりが沖縄にあるのではないかという糸口を見つけ、 沖縄へと向かっていた。 果たして、犯人の手掛かりを見つけることが出来るのか―― 【感想】 一巻の続きです。一巻で小出しにされていたハイパーインフレの経緯が、この巻で明らかになります。 専門的なことが多く出てきますが、とても分かりやすく描かれているので、混乱することなく読み 進めることが出来ました。 どんでん返しの連続で、息をつかせる間もない構成は本当に見事だと思います。 また、好みが分かれるかと思いますが、様々な人の目線で描く本書の描写スタイルにより、人物や世界観 に深みが加わって良かったです。 最後も犯人の視点で描かれている為、悲壮感に拍車がかかり思わず涙が出ました。 事件の収拾の付け方がとても良かったです。 一巻と二巻で前編・後編になっていますので、同時購入をお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
世はハイパーインフレーションに陥った現代日本。政治や経済は崩壊し、国民 は元より、海外からも見放される日本。そんな中、莉子や小笠原、氷室はバラ バラながら、独自にハイパーインフレの真相に迫っていく。 相当意外な結末であった。推理しながら読まなかったので尚更。私は意外性を 感じることができたので、その点では楽しめた。クライマックスでは食い入る ように文面を追い、想像力をフル稼働させてしまいましたね。良い意味で騙さ れたので、ミステリのストーリーに関しては満足したというのが感想となるで しょう。 捜査が上手くいかない展開にも好感が持てましたね。すんなり解決してしまっ ては興ざめですから。今作では結構各キャラクター迷走している。途中で「こ れ解決するの?」と思ったほど。その反動として、結末は結構な急転直下を迎 えるように見える。しかし、実際はそんなこともなく、伏線や材料は1巻から 既に散りばめられていたりもする。迷走しているように見えて実は真実に向か っていたんですね。この構成力には参りました。 不満な点を挙げるとすると、1.クライマックスをもっと厚く書いて欲しかっ たこと、2.各キャラクターの内面をもっと掘り下げて欲しかったこと、3. 犯人の計画の詳細をより明らかにして欲しかったこと、の3点。これらをマイ ナスに評価したので☆1つ減。まあでも、これは好みの問題かなとも思う、特 に2なんかは。 相変わらず面白かったというのが、読み終わってみての率直な感想。ミステリ 好きなら手を伸ばしてみてもいいのでは。私としては、松岡先生の他の著作に も手を伸ばしてみようと考えている。期待を裏切られることはほぼないと思う ので。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いことは面白いんですが、 博識な著者が、なぜかマネタリーベースとマネーサプライ、信用創造の関係を知らないみたいで、 贋金の流通料の算出ロジックがどう見ても違うところで、ちょっと引きました。 ただ、ハイパーインフレ後の社会の混乱みたいなものはありえるような感じなので、 それはそれで面白いですね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!