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(短編集)
プライド
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プライドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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短編集。一つひとつの話しが簡潔で、分かりやすい。時事的なトピックを題材に用いているため、内容もとっつきやすいはず。短編のため複雑な人間関係や状況背景などへは入り込んでいないが、作者独特の世界観を端的に描き、読者を惹きつけていくのはさすがである。文章も読みやすく、テンポがいいのでスラスラと読める。話しのテーマは個人の好みが出てしまうかもしれないが、全部が好きな内容ではないにしても、いくつかは確実に共感できるテーマであると思う。わくわくしながら、テンポよく、楽しく読める作品である。 | ||||
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短編集。一つひとつの話しが簡潔で、分かりやすい。時事的なトピックを題材に用いているため、内容もとっつきやすいはず。短編のため複雑な人間関係や状況背景などへは入り込んでいないが、作者独特の世界観を端的に描き、読者を惹きつけていくのはさすがである。文章も読みやすく、テンポがいいのでスラスラと読める。話しのテーマは個人の好みが出てしまうかもしれないが、全部が好きな内容ではないにしても、いくつかは確実に共感できるテーマであると思う。わくわくしながら、テンポよく、楽しく読める作品である。 | ||||
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小説を読むときに、間違った態度があります。 小説のテキストそのものを読むのではなくて、 小説外の情報を、勝手に持ち込んで、 当該の小説に批判を加えることです。 それは言ってみれば第二次世界大戦以前の 小説の読み方です。 古い。 たとえば、この『プライド』に関して言えば、 「これまで、真山仁という書き手が長編小説を書いてきた、 だから……○×○×」 というような物言いです。 ここに、提示されているのは、長編小説ではありません。 短編小説群です。 この短編小説群、そのものを味わってみようではありませんか。 この書き手が書いた長編小説のことなど、 これら短編小説群を味わうのに必要な知識ではないし、 かえって不要でしょう。 読み進むにつれて、 この作家が優れた長編作家であった、というような不要な知識は、 どこかに消し飛んでいるでしょう。 そういう、極上の短編集なのです。 | ||||
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小説を読むときに、間違った態度があります。 小説のテキストそのものを読むのではなくて、 小説外の情報を、勝手に持ち込んで、 当該の小説に批判を加えることです。 それは言ってみれば第二次世界大戦以前の 小説の読み方です。 古い。 たとえば、この『プライド』に関して言えば、 「これまで、真山仁という書き手が長編小説を書いてきた、 だから……○×○×」 というような物言いです。 ここに、提示されているのは、長編小説ではありません。 短編小説群です。 この短編小説群、そのものを味わってみようではありませんか。 この書き手が書いた長編小説のことなど、 これら短編小説群を味わうのに必要な知識ではないし、 かえって不要でしょう。 読み進むにつれて、 この作家が優れた長編作家であった、というような不要な知識は、 どこかに消し飛んでいるでしょう。 そういう、極上の短編集なのです。 | ||||
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真山氏のファンとして短編と呼べるものをはじめて読んだ気がします。 今までもいくつかの短編は出版されていますが、本書は非常に短い6つの物語で構成されていて、それぞれの主人公が仕事に対するプライドをかけて生きてゆく様がうまく描かれています。 が、どうしても各物語を読んだ後に「えっ、もう終わり?」的なものが残り、中途半端な読了感が残ります。 一読者としては短編もいいのですが、真山氏には読み応えのある長編を期待します。はやくハゲタカの続編書いてくれないかな。 | ||||
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真山氏のファンとして短編と呼べるものをはじめて読んだ気がします。 今までもいくつかの短編は出版されていますが、本書は非常に短い6つの物語で構成されていて、それぞれの主人公が仕事に対するプライドをかけて生きてゆく様がうまく描かれています。 が、どうしても各物語を読んだ後に「えっ、もう終わり?」的なものが残り、中途半端な読了感が残ります。 一読者としては短編もいいのですが、真山氏には読み応えのある長編を期待します。はやくハゲタカの続編書いてくれないかな。 | ||||
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