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(短編集)
プライド
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プライドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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初めて真山氏の短編を読みましたが感動してます。 なんと、1作、1作が重みがあり日本社会を反映なさっててそれだけ 分かっておられる真山さんに日本を背負ってほしいなんて(笑)思ってしまいました。 短編は長編より読み手に聴かせるには難しいです。 私は友人に呼んでもらいたく購入しようと思いながらコメント読んでましたら 私とは違う意見が多くておどろきました。 真山氏の著書を読破したく楽しんでます。 | ||||
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社会派小説で定評のある真山仁の短編集。農業を扱った長編『黙示』の主要な人物が登場するのが本書の特徴。『一俵の重み』では芯の通った農水官僚の米野、『ミツバチが消えた夏』では元カメラマンで養蜂家となった代田が。限られた紙幅のせいかやや消化不良の感がありますが、『黙示』につながる作品として読めば序章のような作品として繋がっていきます。 一話完結の作品では、大学の医局の人事を舞台に男の友情と嫉妬をスマートに表現した『医は…』、なぜ熟練の菓子職人が期限切れの食材を使ったのか社内の事情から解き明かす『プライド』が印象に残ります。 | ||||
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好きな作家なので、どの作品も楽しみました。 | ||||
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短編小説で農業の根幹、医師の葛藤、絹の復興、蜜蜂の死の真相などそれぞれの立場によりプライドがぶつかり合う。そこに人間の本質が問われるように思えてならない。 | ||||
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作者の関心の強いテーマを主題にしてんでしょうが、短編集だからかうまく消化されてないし、作者の言いたいことがいまひとつよく分からん。「暴言大臣」のラストはいったいどう解釈すればいいのだ。そして「歴史的瞬間」はいったいなんのために掲載されているのだ?結局これは当時の民主党政権及団塊の世代に対する作者の本音がモロに出たってことなのか。 | ||||
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真山仁さんとして珍しい農業をテーマにした小説ということで「黙示」を何日かをかけて断続的に読み終わりました。続けて読まないといけませんね。再度挑戦します! 真山さんをネットで調べていて農業を採り上げた「黙示」以前の短編集の「プライド」があることを知り入手しました。農業テーマの感想を書くべきですが浅川芳裕さんの解説の迫力に圧倒されています。「プライド」の中の短編すべてを2回ほど読み返しましたが、農業に関しては浅川さんがすばらしい解説で書く力をそがれています。「医は」と「暴言大臣」は人の心の闇、怖さを震え上がるほどに教えてくれています。==いつの世の中にもあり続ける現在進行形!!!=私のこころにもひとを邪魔する姿勢が顔を出したことがありました。技術が下手で逆に疎外もされました。 | ||||
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短編集である。6編と1編。 その時々の話題を 作品に仕上げている。 さすが、小説家 である。 その物語づくりの巧みさに 感心をする。 農と食にかかわる問題も 瞬間凍結して 物語として 提出する。 一俵の重み 仕分け をすることに対して 米野の巧みな戦い。 必殺仕分け人 早乙女の ムダの判断。 米野は パフォーマンスをして 人材を育てる。 官僚とは どうあるべきなのか? 少なくとも、民主党の政権でのなかでの 官僚とは。 コメを輸出する。というテーマは 夢のような 現実的な話。 それが 政府がかかわることは、意味があるのだろうか。 医は 医術とは どう活かされるのか。 論文を書かない限り、偉くなれない。 しかし、人を救うには 手術を積み重ねないと行けない。 そのジレンマの中で 友人の裏切りを知る。 絹の道 小手川の生き方が 清々しいかもしれない。 遺伝子組み換えで できたカイコは、 ニンゲンにとって、効率的であるが。 原種の持つ なにかが失われる。 プライド 消費期限と賞味期限。 職人の持つプライドとは。 暴言大臣 団塊の世代が 亡国の徒である。 と暴言を吐いて、厚生労働大臣として 守った矜持とはなんだったのか。 うまいトリックが あったんですね。 ほんのわずかの時間稼ぎとは。 日本と中国の関係が良くなることで 喜ぶものは。 蜜蜂が消えた夏 紛争地をめぐるカメラマンが 向かったのは 蜜蜂を育てることだった。 歴史的瞬間 北朝鮮が ミサイルを日本にむけてきた。 それを迎えた 総理は。 『日本人の誇り』とは、なんであるか。 プライドを持つべきだと 真山仁は言う。 | ||||
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短編小説として購入しましたが、やはり長編の方が読み応えもありオススメかと思います。 タイトルとの整合性もイマイチわからず。。。 | ||||
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作者の長編ばかり読んでいたので通勤用に少し軽めにと購入しました。短編もそれぞれ社会的な問題や事件を背景にしていますし、知らなかった 問題もありで面白かったと思います。 | ||||
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aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa | ||||
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ベイジンやレッドゾーンで、よく現実の取材をされているなと感心して、この短編集を読んでみました。それぞれに感心させられる内部の事情描写がありました。一気に読んでしまいますね。 | ||||
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ハゲタカ作者による短編集。農業、医療、食品など様々な職場で働く人たちの仕事に対する矜持が描かれています。 各ストーリーに味のある人物が登場し、40~60ページと短いながらもいずれも読み応え有る話になっていると思います。 | ||||
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6篇の短編集。中でも「一俵の重み」と「医は・・・」が秀作と思った。 モデルは民主党の蓮舫議員による事業仕分けから始まる農水省役人との激論からスタートする。 興味深深と読んでいくうちに作品内容に引き込まれる。 一般文学通算1284作品目の感想。2014/09/21 09:50(in山東省・青島) | ||||
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読みやすく1日で読んでしまった。 手頃な価格でオススメです。 | ||||
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表題作「プライド」を含めた、短編集。 仕分け作業や、期限切れ食材を利用した加工食品など、それぞれ社会問題となった事件を取り入れながら、そのなかで確固とした信念を持って、生きようとする人たちの姿が描かれます。 組織や時勢に流されて、自分を見失うことの多い今日で、ふと気付かされる一冊です。 | ||||
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とても面白い。 短編ということで一つ一つが独立して話でなおかつ短いが、それでも真山仁特有の先見性だとか問題意識だとかを強烈に感じる。 真山ファンとしては、読まずにはおれない。 また、小説としても「一俵の重み」のような人の純粋さというかひたむきさのようなものを感じるものから、「暴言大臣」のような人の性根の醜さを表したものまで、ストーリー性というか物語性に幅があるのがまたよい。 真山仁の作品が好きな人は、この本を素通りせず手にとってみてほしいと思う。 | ||||
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例えば、最初の農水官僚の話。 そこまで したたかに立ち振る舞っていた切れ者が、突然 大上段に振りかぶって斬りかかり、あっけなく切り捨てられるという愚行。そこに必然性というか、「そうするしか、なかった」という理由が見いだせない。ただただ、最後のシーンに持って行きたかったという「作者の都合」だけだったように感じる。 その他の話も似たような印象。 枚数、合わなかったのかなぁ? 個人的には、 民主党の事業仕分けに対する違和感や、 団塊の世代に対するご意見など、 日頃自分が感じていることを代弁してくれているようで、盛り上がったのだけど、 最後の最後のオチが弱く、尻すぼみに。 短編は、最後にカタルシス感じさせてくれないと… 何か、物足りない印象が残った。 | ||||
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真山さんのイメージやはやり、企業長編小説。 でも、今回様々な業種に焦点をあてたことでとてもおもしろい作品。 養蚕の話や事業仕分けの話、養蜂、そして農業の話。 どちらかというと日の当たりにくい産業にスポットをあて、短編でもしっかりと奥深く 語っている。 切り込みの鋭さがさすが真山さんだと思わせる。 | ||||
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小説読書のデビューにはとても良い本です。 1つ1つが非常に短くて読みやすいです。 ただ分野が結構ニッチなので 知らない事を知りたいって人じゃないと これ興味ないし読もうかどうか悩んでしまうことになるかも…… | ||||
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ハゲタカなどで著名な真山氏の短編集。 短編ながら、登場人物のキャラクターが立ち、サラリーマン のプライドをテーマに、ストーリーが進むにつれて ぐいぐい引き込まれていく。 どれも単純な正解があるものではなく、決してハッピーエンド ではないが、仕事をすると言うことはこういう事だと 考えさせられるエピソードばかりで、筆者の力を再認識 させるに十分な1冊であった。 唯一残念なのは、最後のエピソード。あれは蛇足以外の なにものでもないと思うが…。 | ||||
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