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ソウルケイジ
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ソウルケイジの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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姫川シリーズをあれこれ何冊も読みました。 本作の物語としてはなかなか練れたものですが、所々無理がありました。 しかし、私が気になったのは、姫川が人間として欠落した部分です。あの時、ホームレスの体調が悪さに気付きながら、ほっておいた挙句、死体として発見した後も、犯人死亡だから送検できず(手柄になれず)、事務作業ばかり多いからとうんざりした感想だけでした。 あの時、悪臭の中でもホームレスのことを人間として見て、助けの手を差し伸べれば、事件はあっさり解決しただけでなく、死ななくてもいい人間が死なずに済みました。姫川にはそこの後悔が全くないのは、私の中でかなり後味が悪かったです。そもそも、冒頭には、ここまで落ちたいから堕ちてしまったから、仕方ないよね、という心理描写がありました。 悪への憎悪だけでなく、どんな命でも、命に対する尊敬を持って事件に臨んでほしいものです。 そういう意味では、星3つです。 | ||||
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まずまずの合格ラインぎりぎりの作品です。すみません。 読後に「本棚に並べとこ」と思えないのは、何かが不足しているように思います。 登場人物への共感かな、ストーリーの説得力かな。 | ||||
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配役はどの俳優も原作イメージ通りでした。 それは実は作者は俳優をイメージして話をつくりあげていっているらしとのこと。 どおりで。 ただあそこまで玲子と菊田がの距離が近いように読み取れましたがドラマではあそこまではなかったな。 ストロベリーナイトの原作は未読ですが、 後でにも。 | ||||
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女性で警察官という設定は少し前に読んだ野沢尚の「リミット」と同じ。リミットの完成度が犯罪ミステリーとしては自分的にかなり高かったため、どうしても比べてしまう。キャラクターのつくりなど、コミカルな要素を加えて個性的に仕上がっていたが、ストーリー展開がどこかで見たような感じでイマイチ昂揚しなかった。キャラを個性的に描こうとしすぎてストーリーがそれについてこなかった感じ。 でも、よく見るとシリーズものの続編だそうで。そりゃキャラクターも重要だわな。 | ||||
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漫画みたいにサラサラ読めちゃうので、相手が高校生くらいまでなら「面白いよ」って勧められるけど、30代以上の人には言わないかな? 警察モノとしては軽いし、推理好きにはおなじみのトリックなので犯人すぐ分かっちゃうし(^^;; ストロベリーナイトの方がややグロかった分インパクトがあったのですが、それに比べると記憶に残らない作品。 オッサン世代には物足りないです。 それでも、読んで損した、とは思わなかったので★3つで(^^;; | ||||
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いいね!!と致しましたが実は最悪です!!重版で尚且つ帯無で2013年版意図的に!! 評価以前の問題ですが!? ★評価は3。 今回のシリーズ物購入致しておりますが、今回の購入方法には、 後悔あり!!残念!! なぜ2013年版を(` ')本当は返品したいのですが!! | ||||
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可もなく不可もなく微妙です。安易な設定で感情移入は無理でした。残念です。 | ||||
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長期休暇中に、お取り寄せして読みました。 実質7時間弱で読み切りました。 強く印象に残ったのは、世の中にこんなに強い父性があるのか?ということです。 草食男子では出せない強い父性ゆえの事件なのだと思いました。 父性を前面に出した設定で、ベストセラーになった警察小説は、多分誉田氏の著書が初めてかもしれませんね。 シチュエーションがえぐいことの多い誉田氏の著書ですが、そもそも殺人事件だし、ストロベリーナイトに比較しても、この程度はアリでしょう。 エンターテイメントとしては、良く出来ていると思います。 | ||||
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個性的な登場人物がいいですね。個人的には主人公のタカビーな女刑事よりも、日下や井岡などのわき役が好きです。 ただ、ミステリーの謎解きのカギになるトリックの設定にちょっと無理があるんじゃないかなぁと… ネタバレになるのでアイマイにしか書けませんが、個人識別の決め手になるDNA鑑定までトリックを仕込むのは掟破りじゃない? それに、殺人を偽装するのにそこまでやるか?というようなことも… フィクションでエンタテイメントだけれども、一応現実世界を舞台にしているのだから、リアリティは大事にしてもらいたかったなあと… 楽しめたけど辛口評で☆ふたつ減点。 | ||||
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「ストロベリーナイト」の続編ということで読み始めたが、悪くはないが一段落ちるといった感じだった。 犯人にたどり着くまでが複雑だったし、「保険金」という言葉も現実的すぎた気がする。 それから、前作では姫川玲子が刑事になるきっかけになった事件や、妹との喧嘩のシーンを見ていてもの凄く感情移入して読むことができたのだが、今回はそれはほとんどなかった。 それと、今回のライバル刑事の日下が前作の勝俣と比べて地味なキャラクターだったところもこの評価には入っている。 まあ、今一つだった点を挙げるとすればこんなところだろうか。 これだけ書くと読むべき点がほとんどないように思われるかもしないが、そんなことはない。 それがタイトルにも書いた「子を持つ親は読むべき作品」ということだ。 本作の根源のテーマは「家族」だと思う。 真犯人が殺すまでに至る経緯そして動機にはすべて「家族」が絡んでいる。 そこを読むと、親が子を思う気持ちであったり、子が親を思う気持ちであったりを考えさせられたり、感じさせられたりする。 特に、終章での日下の言葉は世の中の親は心して聞かなければいけないものの中で最たるひとつだと思う。 「・・・・子供は、見ていないようでいて、親の姿を、じっと見ているものだ。やはり、子供に言い訳できないような、見せたくないような行いは、子がその場にいるいないに拘わらず、するべきではないだろうな。子供を真っ直ぐ育てたいなら、自分が真っ直ぐ生きるべきだし、子供に自立した生き方をさせたかったら、まず自分が自立した姿を示すべきだろう・・・・」 この言葉は心に留めておかなければならない言葉だと、読んだ瞬間に感じた。 これから読む人にはそのあたりに注意しながら読んで欲しい。 | ||||
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前作「ストロベリーナイト」の評価が二分されていて、グロテスクさを好まない読者からはとても酷評を受けていた様子ですが、二作目の本作はそういった書評を意識してしまったのでしょうか、とても「普通な小説」になってしまった感が否めないです。 前作が、猟奇殺人を繰り返す怪物との対決でしたが、今回は発見された死体自体はバラバラの遺体で猟奇的な臭いを醸し出していますが、その裏にあるものは、感動すら覚える人情味深い「父」と「子」の物語になっています。 「ジウ」や「ストロベリーナイト」的なタッチを気体すると、全てが大味というか、グロ表現も9割減というか、とてもまともな物語になっていますが、そういった先入観を持たずにあくまで「一個の作品」と考えると結構楽しめると思います。 特にハッピーエンドでは無く『えー、死んじゃったの!それじゃぁ偽装工作した意味半減やないのぉぉ!」とか、「医者行けよ!止血しろよ!」と思ってみたりもしましたが。中々心には残る作品だと思います。 しかし、これを「ストロベリーナイトの続編」としてしまったのは明らかにミステイクな気がしたのも確かですが、、 | ||||
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中盤の第3章でわかってしまうトリック。 主人公を含む警察側ふたり、犯罪関係者側ふたりと複数のキャラを立てたためスピード感にかける。 ストロベリーナイト、本作と読んだあとの予想では、姫川と気持ちが通じ合った直後に日下が殉職しそう。 | ||||
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