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ソウルケイジ
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ソウルケイジの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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結婚とは。 色の違う二つの粘土の玉を、押し合わせて、こねくり回して、また丸くするような、作業。 玉の中の、二色の内訳は、人それぞれ。 真っ二つに真ん中で色が分かれているのもあれば。 複雑に入り混じりあっているのもあれば。 あるいは一色が、完全にもう一方を飲み込んでしまっているのもある。 だが、いずれにせよ、外見は丸くなければならない。 二つの玉が、互いの形を崩しあって、もうちょっと大きな、一つの玉になろうとする。 すぐにはそうできなくても。 そうなるように、努力する。 それが結婚するということであり、家庭を持つということである。 子供とは。 その二つの玉が一つになった中に、ぽつんとできる、また違った色の、小さな玉。 どっちの色に近いかは、ケースバイケース。 子供はいつか、独立した一つの玉になって、家庭を離れていく。 その時、出来るだけ丸い玉であるように。 一人でも転がっていけるように。 そうしてやるのが、親の、役目。 偉そうに書いたが。 上記すべて、この本からの、受け売り。 エンタテイメント性が強い、警察小説なのだが。 小説の筋とは全く関係ないところで、強く感銘を受け。 でも実は、この作品に流れるもっとも強いメッセージ。 また、作者に嫉妬を感じた。 | ||||
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