ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。の評価:

3.78/5点 レビュー 130件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全215件 121〜140 7/11ページ
No.95
(5pt)

二組の母娘における、象徴的な母親殺しの物語です。

考えさせられるミステリーでした。母親との関係を考え直したい女性はぜひお読みください。

作者の辻村深月さんが山梨県の出身で、直木賞を受賞(『鍵のない夢を見る』で受賞。林真理子さん以来です)していなければ、手に取ることはなかった本だと思います(長いし、30代の女性が主人公ですから)。

小説の舞台は山梨県です。山梨の大半は周囲を山に囲まれた盆地です。中央本線と中央道が閉鎖されれば、文字通り「陸の孤島」になります(2014年の大雪がそうだったように)。

盆地に生まれ育った人は2つに分かれます。

・盆地から出て行った(出て行けた)人と、
・盆地に留まった(出て行けなかった)人です。

主人公はそんな2人です。

盆地から出ていくためには、まず盆地の外にも世界があることを教えられなければなりません。幸運にも盆地から出られた女性は、恵まれた環境や、容貌や、才能や、運がある人だけです。そんな人は憧れと嫉妬の対象になります。

盆地から出られない女性は、経済的な問題もあってパラサイトシングルを続けざるを得ません。唯一親から自立する道は結婚だけだ、そう作者は言います。

そこには、超えたくても超えることの出来ない格差があります。

文庫で500ページ近い本の半ばを過ぎるまでは、やや重苦しく、ストーリーの中に入り込みにくかったかもしれません。

盆地を出られた人間という後ろめたさを感じたからかもしれません。一方、くっきりと描かれている女性同士の友情や嫉妬や葛藤は、男には所詮は他人ごとだな、とも感じました。

ところが、285ページの、

「すべての娘は、自分の母親に等しく傷つけられている」

から、急にストーリーが濃密なります。グイグイと物語の世界に引きつけられていきます。(以下はぜひお読みください)

二組の母娘における、象徴的な母親殺しがテーマの小説です。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.94
(5pt)

セピア色の残響

突如として鳴り響く弦楽器の荒々しい旋律がそうであるように、やがて迫りくる風雲を、
張りつめた静けさの中で鮮烈に暗示するプロローグは、壮大な交響曲を思わせるものです。

本筋の導入で一転する穏やかな調子はゆっくとり広がり、理性を下地に敷きながらも、
主人公に硬質で乾いた心理を持たせることで読者は一定の緊張感を維持し、
その奥行きのある世界観が刷り込まれてゆくことになります。

主人公の心の声は、親友に届くのか。

祈りとも解せるこの命題を基軸に展開される筋立てには、等身大の女性を投影するという
作者の決意と覚悟を見て取ることができ、作者の作品群の中では出色な空気をまとっています。

いつだって平気な顔でいられる凜とした女性にならねば、というぼんやりした不安と焦燥感。
決して拭うことの出来ない他者への従属と、自らの内に確かにある少女性への安住。

背反する十字架を背負うことが宿命づけられている女性の自我の発露や、本流ではない狭い
コミュニティーの中での醸成を半ば強いられる女性の機微を、鋭角的な表現を多用しながらも、
しなやかで瑞々しく描き切っています。

逃避行の末に結びつく一人の女性との数奇な出会い。
わずかな時間の濃密なやり取りは秀逸で、まるでその場の闇間から固唾を飲んで二人の
会話の行く末を聴いているような臨場感に包まれ、私の心はえぐられるのです。

次第に迫力を増しながら明かされる“こと”の全容や、それに引き継がれる疾走感に満ちた
クライマックスの描き出しはフルオーケストラが響き渡るように見事と言う他なく、
セピア色に染められた切ない光景を思わずにはいられません。

自立か依存かという平滑な二元に決して終わらせず、その彼岸にある生の女性の虚実を、
陰影の濃淡が美しい豊かな立体感で描き切った、数少ない秀作と言うことが出来ます。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.93
(5pt)

セピア色の残響

突如として鳴り響く弦楽器の荒々しい旋律がそうであるように、やがて迫りくる風雲を、
張りつめた静けさの中で鮮烈に暗示するプロローグは、壮大な交響曲を思わせるものです。

本筋の導入で一転する穏やかな調子はゆっくとり広がり、理性を下地に敷きながらも、
主人公に硬質で乾いた心理を持たせることで読者は一定の緊張感を維持し、
その奥行きのある世界観が刷り込まれてゆくことになります。

主人公の心の声は、親友に届くのか。

祈りとも解せるこの命題を基軸に展開される筋立てには、等身大の女性を投影するという
作者の決意と覚悟を見て取ることができ、作者の作品群の中では出色な空気をまとっています。

いつだって平気な顔でいられる凜とした女性にならねば、というぼんやりした不安と焦燥感。
決して拭うことの出来ない他者への従属と、自らの内に確かにある少女性への安住。

背反する十字架を背負うことが宿命づけられている女性の自我の発露や、本流ではない狭い
コミュニティーの中での醸成を半ば強いられる女性の機微を、鋭角的な表現を多用しながらも、
しなやかで瑞々しく描き切っています。

逃避行の末に結びつく一人の女性との数奇な出会い。
わずかな時間の濃密なやり取りは秀逸で、まるでその場の闇間から固唾を飲んで二人の
会話の行く末を聴いているような臨場感に包まれ、私の心はえぐられるのです。

次第に迫力を増しながら明かされる“こと”の全容や、それに引き継がれる疾走感に満ちた
クライマックスの描き出しはフルオーケストラが響き渡るように見事と言う他なく、
セピア色に染められた切ない光景を思わずにはいられません。

自立か依存かという平滑な二元に決して終わらせず、その彼岸にある生の女性の虚実を、
陰影の濃淡が美しい豊かな立体感で描き切った、数少ない秀作と言うことが出来ます。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.92
(4pt)

親子の愛憎・女性の友情の行く末

母親殺しの容疑で失踪したチエミを追うみずほ。
その背景には親子の愛憎・女性の友情があった・・・

著者らしい複数の登場人物が登場し、様々な視点で語り、
徐々に明らかになっていく全体像は、読む者を飽きさせない。

個人的には1部と2部のバランスが半々位であった方が、
より物語に深みが出たように感じるが、それでも良い終わり方であったと思う。

ツナグで著者を知った読者にも読んで欲しい1冊。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.91
(4pt)

親子の愛憎・女性の友情の行く末

母親殺しの容疑で失踪したチエミを追うみずほ。
その背景には親子の愛憎・女性の友情があった・・・

著者らしい複数の登場人物が登場し、様々な視点で語り、
徐々に明らかになっていく全体像は、読む者を飽きさせない。

個人的には1部と2部のバランスが半々位であった方が、
より物語に深みが出たように感じるが、それでも良い終わり方であったと思う。

ツナグで著者を知った読者にも読んで欲しい1冊。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.90
(4pt)

チエミちゃん…

最後は泣いた。
いろんな出来事が繋がって、
いろんな人ひとたちの不器用な優しさが繋がって、
でも辛い結末で、やっぱりチエミちゃんは幸せにはなれなかった。
それがすごく切なかった。
お母さんと、お父さんと、親友と、恩師と、
逃亡中に出会った変わり者の大学生と、
みんなの優しさに泣いてしまった。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.89
(4pt)

チエミちゃん…

最後は泣いた。
いろんな出来事が繋がって、
いろんな人ひとたちの不器用な優しさが繋がって、
でも辛い結末で、やっぱりチエミちゃんは幸せにはなれなかった。
それがすごく切なかった。
お母さんと、お父さんと、親友と、恩師と、
逃亡中に出会った変わり者の大学生と、
みんなの優しさに泣いてしまった。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.88
(5pt)

読み手を選ぶ本。

私は今27歳です。
この本は若い子が読んでも、男性が読んでも登場人物の彼女たちのリアルな世界観は分からないと思う。
これを読んでいて、彼女たち一人一人、自分と思い当たる節がある。
彼女たちみんなの気持ちがすごく分かる。
そして考えさせられる。女としての幸せと、矛盾と、違い。
狭い世界観に囚われて大事なものを見失ってはいけないと思った。
女とは脆い。弱い。
もしかしたら、一歩間違えば、チエミのような弱く、脆い女に誰にでもなってしまうのではないかと思った。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.87
(5pt)

読み手を選ぶ本。

私は今27歳です。
この本は若い子が読んでも、男性が読んでも登場人物の彼女たちのリアルな世界観は分からないと思う。
これを読んでいて、彼女たち一人一人、自分と思い当たる節がある。
彼女たちみんなの気持ちがすごく分かる。
そして考えさせられる。女としての幸せと、矛盾と、違い。
狭い世界観に囚われて大事なものを見失ってはいけないと思った。
女とは脆い。弱い。
もしかしたら、一歩間違えば、チエミのような弱く、脆い女に誰にでもなってしまうのではないかと思った。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.86
(2pt)

読んでいてフレーズがまったく思い浮かばなかった

高評価の人が多いようだけど、自分には今一つだった。

 面白いものは、読んでいる途中でも「これをレビューで書こう」とか「こんな風に書こう」とかいうものが全くなかった。

 読んだ後、書こうと思った時も、ほとんどフレーズが思い浮かばなかった。

 人によって評価が別れるのは当然なことなので、読もうとする人を止めることはしない。
 あくまで、最後は自己判断だということを忘れないでほしい。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.85
(2pt)

読んでいてフレーズがまったく思い浮かばなかった

高評価の人が多いようだけど、自分には今一つだった。

 面白いものは、読んでいる途中でも「これをレビューで書こう」とか「こんな風に書こう」とかいうものが全くなかった。

 読んだ後、書こうと思った時も、ほとんどフレーズが思い浮かばなかった。

 人によって評価が別れるのは当然なことなので、読もうとする人を止めることはしない。
 あくまで、最後は自己判断だということを忘れないでほしい。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.84
(2pt)

すべてが中途半端で何も残らない。

後半、主人公の親友が「私には何もない」って言うんだけど
この作品自体に何もないよって言いたくなった。
母娘、女の友情、格差、など様々な要素がごちゃ混ぜに
なっているんだけどどれも消化不良のまま、ダラダラと
冗長に、読んでる方がシラケるほど大げさに書かれている。
ミステリー的な部分も??だし。。。
とにかく浅い。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.83
(2pt)

すべてが中途半端で何も残らない。

後半、主人公の親友が「私には何もない」って言うんだけど
この作品自体に何もないよって言いたくなった。
母娘、女の友情、格差、など様々な要素がごちゃ混ぜに
なっているんだけどどれも消化不良のまま、ダラダラと
冗長に、読んでる方がシラケるほど大げさに書かれている。
ミステリー的な部分も??だし。。。
とにかく浅い。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.82
(2pt)

読んでてイライラする小説

とにかく説明がくどい。

いちいちセリフの後に入る、そのセリフの説明。
もうわかったから、とげんなりしてイライラする。
そのせいで会話のテンポも悪い。

女同士特有の牽制やおべっか、見得の張り合いって確かにあるけど
そこまで深く掘り下げて説明することか?
少し書くだけなら「わかるわかる〜」となるところを
こんこんと説明が長いせいで逆に「そこまでじゃない」になる。

読者はある程度の説明で状況を飲み込めたり、心情を推し量ったりできるんですけど。
それをくどくど説明されると読む気も失せる。

そして個人的に大っっ嫌いな、夢で大事なヒントを思い出す展開。
なんじゃそら。
それがまかり通るなら、全ての事柄皆解決。
初めから寝とけって話ですよ。

2章は新キャラにやや引きながらも面白く一気読みしたので、
辛うじての☆2つ。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.81
(2pt)

読んでてイライラする小説

とにかく説明がくどい。

いちいちセリフの後に入る、そのセリフの説明。
もうわかったから、とげんなりしてイライラする。
そのせいで会話のテンポも悪い。

女同士特有の牽制やおべっか、見得の張り合いって確かにあるけど
そこまで深く掘り下げて説明することか?
少し書くだけなら「わかるわかる〜」となるところを
こんこんと説明が長いせいで逆に「そこまでじゃない」になる。

読者はある程度の説明で状況を飲み込めたり、心情を推し量ったりできるんですけど。
それをくどくど説明されると読む気も失せる。

そして個人的に大っっ嫌いな、夢で大事なヒントを思い出す展開。
なんじゃそら。
それがまかり通るなら、全ての事柄皆解決。
初めから寝とけって話ですよ。

2章は新キャラにやや引きながらも面白く一気読みしたので、
辛うじての☆2つ。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.80
(4pt)

母娘関係について想う

逃亡中の友人を探すため、手掛かりに学生時代の仲間たちを訪ねるシーンでは、自分はこの中の登場人物にどこか当てはまる部分があるのでは? と無意識に登場人物と自分を重ね合わせていた。

妬み、羨望、無意識に優劣を付けていたり・・・この年齢でおこる悩みや、女性特有の感情が上手に描かれています。

読み進めるうちに、息苦しいような悲しいような痛みも伴うけれど、最後まで一気に読め、友情や母親の愛情で涙が溢れました。
私は好きな1冊です。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.79
(4pt)

母娘関係について想う

逃亡中の友人を探すため、手掛かりに学生時代の仲間たちを訪ねるシーンでは、自分はこの中の登場人物にどこか当てはまる部分があるのでは? と無意識に登場人物と自分を重ね合わせていた。

妬み、羨望、無意識に優劣を付けていたり・・・この年齢でおこる悩みや、女性特有の感情が上手に描かれています。

読み進めるうちに、息苦しいような悲しいような痛みも伴うけれど、最後まで一気に読め、友情や母親の愛情で涙が溢れました。
私は好きな1冊です。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.78
(3pt)

複雑...

人はあくまでも主観的だし、自分が正しいと思っている。
だからぶつかったり、非難したり、軽蔑したり。
でも男の私にとってこの本でのやりとりは女性ならではなのか、よ
くわからなかった、というよりわかりたくなかった。
男であれば組織の中での遠回しないじめ、嫉妬、仲間はずれと似て
いるのだろう。女性ではそれがちょっと形が違う。

それだけ生々しいし、心情が吐露されているように感じ、時に目を
そむけたくなった。
リアリティがあるのかないのかは、よくわかないけれど何ともいえ
ないいごごちの悪い感情を抱いた。
ハッピーではないけれど、こんな本もあっていいと思う。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.77
(3pt)

複雑...

人はあくまでも主観的だし、自分が正しいと思っている。
だからぶつかったり、非難したり、軽蔑したり。
でも男の私にとってこの本でのやりとりは女性ならではなのか、よ
くわからなかった、というよりわかりたくなかった。
男であれば組織の中での遠回しないじめ、嫉妬、仲間はずれと似て
いるのだろう。女性ではそれがちょっと形が違う。

それだけ生々しいし、心情が吐露されているように感じ、時に目を
そむけたくなった。
リアリティがあるのかないのかは、よくわかないけれど何ともいえ
ないいごごちの悪い感情を抱いた。
ハッピーではないけれど、こんな本もあっていいと思う。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.76
(3pt)

最後は泣けます。

アラサー世代の、揺れる乙女心がリアルに緻密に描かれています。
おそらく、この本を読んだ女性は、作中に出てくるエピソードに対し、
「こんな感情を持ったことあったな」と懐かしく思い出すのではないでしょうか。

「恋愛中は周りの、特に反対意見を受け入れられなくなってしまう」など。。

ラストは泣けます。 チエちゃんは本当はとても恵まれているのに。 それに気づいたときは時すでに遅し、、、、。

続きがあるとするなら、みずほさんの母が占い師にあてた手紙を、みずほさんが読んだ事を知った母の気持ちを知りたかったです。
どういう顔をしたのだろう。。。。

それほど「母娘の確執」みたいなことは描かれていません。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248