ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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評判

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。の評価:

3.78/5点 レビュー 130件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全215件 101〜120 6/11ページ
No.115
(4pt)

痛い女に引き込まれる

最初は健気でいじらしく思えたチエミがどんどん「痛い女」になっていき、苦しいほどだった。
少し前に角田光代著『八日目の蝉』を読んだが、あのヒロイン希和子より救いがないと感じた。

過剰とは言え両親から愛情を注がれて育ったチエミ、母親からの愛情を感じられずに育ったみずほ。
そんな彼女たちの人生が明暗分かれてしまったことに不自然さを感じず、ひたすらやり切れなくなるのは、著者の上手さだろう。

ただ、テーマがいくつもあるために、焦点がぼやけてしまったのではないか。
女同士の格差については、チエミ、みずほ、亜梨紗を描くことで十分伝わる。
政美や果歩らをもっとあっさり扱っていた方がすんなり読み進められたかと。

クライマックスの母の行動について、感動した、温かみを感じたという意見もあるが、そういう感想は全く抱けなかった。
ひたすら愚かさが痛々しく、悲しかった。

作品そのものはとてもおもしろく、引き込まれた。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.114
(5pt)

仕事もプライベートも頑張る女性に特におすすめです

辻村先生の本をつい最近読み始めた者です。

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。では、誰もが心で感じるが言葉では表現しがたい女性のセンシティブな部分を、田舎町で起きる非日常的な事件とともに、自然に、けれど痛烈に、読者に伝えていると思います。

こちらの作品の舞台となった地域ならでは(当方の出身地でもあります)の、他県から見ると少し閉鎖的だと感じられるかもしれない町内区の自治、隣保組や無尽などで形成される近隣同士のつながり、同世代の子を持つ親同士の密な情報交換などがストーリーの根底にある中で、そこで育つ女の子の純粋さ、成人した女性のさまざまな葛藤、母親の愛の表現の仕方を、一つひとつじっくり考えながら読み進めることができました。

田舎から上京し仕事をしている私にとっても共感できる部分が多く、長編ながら一気に読めましたし、また、今後自分が結婚し出産を考えるようになったら、再読したいとも考えています。仕事もプライベートも両立して頑張りたいと思う女性に、特におすすめの一冊です。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.113
(5pt)

仕事もプライベートも頑張る女性に特におすすめです

辻村先生の本をつい最近読み始めた者です。

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。では、誰もが心で感じるが言葉では表現しがたい女性のセンシティブな部分を、田舎町で起きる非日常的な事件とともに、自然に、けれど痛烈に、読者に伝えていると思います。

こちらの作品の舞台となった地域ならでは(当方の出身地でもあります)の、他県から見ると少し閉鎖的だと感じられるかもしれない町内区の自治、隣保組や無尽などで形成される近隣同士のつながり、同世代の子を持つ親同士の密な情報交換などがストーリーの根底にある中で、そこで育つ女の子の純粋さ、成人した女性のさまざまな葛藤、母親の愛の表現の仕方を、一つひとつじっくり考えながら読み進めることができました。

田舎から上京し仕事をしている私にとっても共感できる部分が多く、長編ながら一気に読めましたし、また、今後自分が結婚し出産を考えるようになったら、再読したいとも考えています。仕事もプライベートも両立して頑張りたいと思う女性に、特におすすめの一冊です。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.112
(5pt)

NHKでのドラマ化

先日、この作品のNHKのドラマ化について、作者の権利を無視するNHKの主張は認められず、辻村さんが勝訴しました。
私は裁判を知ってから読んだのですが、NHKの脚本より、断然、原作を支持します!
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.111
(5pt)

NHKでのドラマ化

先日、この作品のNHKのドラマ化について、作者の権利を無視するNHKの主張は認められず、辻村さんが勝訴しました。
私は裁判を知ってから読んだのですが、NHKの脚本より、断然、原作を支持します!
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.110
(3pt)

不気味

気持ち悪い親子関係だなと思ったが、知らないだけで以外とこんな家族は多いのかもしれない。母子、友達など女同士の関係性が詳しく描かれていて、共感できるだけに目を背けたくなるような不快さがあった。読み終えて、満足感はない。おもしろみが無いわけではないが、ミステリーとしてはいまいちな気がする。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.109
(3pt)

不気味

気持ち悪い親子関係だなと思ったが、知らないだけで以外とこんな家族は多いのかもしれない。母子、友達など女同士の関係性が詳しく描かれていて、共感できるだけに目を背けたくなるような不快さがあった。読み終えて、満足感はない。おもしろみが無いわけではないが、ミステリーとしてはいまいちな気がする。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.108
(4pt)

最後まで緊張して読みました。

タイトルにひかれ、初めての作家の作品にチャレンジしました。このところ母と娘を扱った本を何冊か読んでいるのですが、母と子は分かり合えると思っているからなのかもしれないけれど理解しがたいことが多いです。それゆえ、軋轢を感じ、親子であるがための葛藤があり、日々の生活での生き辛さにつながっていく気がします。基本はそれぞれが自分を大切にすることなのでしょうか。ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナの意味が分かり、ほっとしたのですが、すれ違いがあった親子の関係を思うととてもつらかったです。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.107
(4pt)

最後まで緊張して読みました。

タイトルにひかれ、初めての作家の作品にチャレンジしました。このところ母と娘を扱った本を何冊か読んでいるのですが、母と子は分かり合えると思っているからなのかもしれないけれど理解しがたいことが多いです。それゆえ、軋轢を感じ、親子であるがための葛藤があり、日々の生活での生き辛さにつながっていく気がします。基本はそれぞれが自分を大切にすることなのでしょうか。ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナの意味が分かり、ほっとしたのですが、すれ違いがあった親子の関係を思うととてもつらかったです。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.106
(4pt)

良かったです。

途中まで少しやりきれなさを感じていました。
ですが最後は少しほっとするような温かさに救われたので良かったです。
クライマックスには感動したの星4つです。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.105
(4pt)

良かったです。

途中まで少しやりきれなさを感じていました。
ですが最後は少しほっとするような温かさに救われたので良かったです。
クライマックスには感動したの星4つです。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.104
(5pt)

あるある 女同士の関係性

現代日本文学を読まない私ですが、作者に興味を持ち読んでみましたがとてもおもしろかった!「事件」とのことでサスペンス的なものだと思っていましたが、そんなわけではなく、女同士の関係性の描写が印象に残る一冊。格差、結婚、家族、子供。。。現代女性が考えるテーマ(私が登場人物と同じ30歳なので特に分かる)も絡んでおり、「わかる、わかる」と思ってしまった。
 また辻村さんの作品を読んでみようと思いました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.103
(5pt)

あるある 女同士の関係性

現代日本文学を読まない私ですが、作者に興味を持ち読んでみましたがとてもおもしろかった!「事件」とのことでサスペンス的なものだと思っていましたが、そんなわけではなく、女同士の関係性の描写が印象に残る一冊。格差、結婚、家族、子供。。。現代女性が考えるテーマ(私が登場人物と同じ30歳なので特に分かる)も絡んでおり、「わかる、わかる」と思ってしまった。
 また辻村さんの作品を読んでみようと思いました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.102
(4pt)

救いのない話ですが

後味は良くないのですが、話し的には惹きつけられました。
友人に勧めてもらって注文して、すぐに届いたのでびっくりしました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.101
(4pt)

救いのない話ですが

後味は良くないのですが、話し的には惹きつけられました。
友人に勧めてもらって注文して、すぐに届いたのでびっくりしました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.100
(4pt)

結末が

衝撃的でした。でも、本当に救われる気がしました。人それぞれ考え方は違い、家庭の育ち方も違うのだと改めて考えさせられるし、現実にこの本にあるような家庭はたくさん存在すると思いました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.99
(4pt)

結末が

衝撃的でした。でも、本当に救われる気がしました。人それぞれ考え方は違い、家庭の育ち方も違うのだと改めて考えさせられるし、現実にこの本にあるような家庭はたくさん存在すると思いました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.98
(4pt)

苦しい。

女の「それ」がよく描かれている。
「それ」の中には妬み、憎しみ、劣等感、格差、その他いろいろ。
しかし、本質はいずれも「愛」があった。
最後は泣いてしまった。救われない。重かった。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.97
(4pt)

苦しい。

女の「それ」がよく描かれている。
「それ」の中には妬み、憎しみ、劣等感、格差、その他いろいろ。
しかし、本質はいずれも「愛」があった。
最後は泣いてしまった。救われない。重かった。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.96
(5pt)

二組の母娘における、象徴的な母親殺しの物語です。

考えさせられるミステリーでした。母親との関係を考え直したい女性はぜひお読みください。

作者の辻村深月さんが山梨県の出身で、直木賞を受賞(『鍵のない夢を見る』で受賞。林真理子さん以来です)していなければ、手に取ることはなかった本だと思います(長いし、30代の女性が主人公ですから)。

小説の舞台は山梨県です。山梨の大半は周囲を山に囲まれた盆地です。中央本線と中央道が閉鎖されれば、文字通り「陸の孤島」になります(2014年の大雪がそうだったように)。

盆地に生まれ育った人は2つに分かれます。

・盆地から出て行った(出て行けた)人と、
・盆地に留まった(出て行けなかった)人です。

主人公はそんな2人です。

盆地から出ていくためには、まず盆地の外にも世界があることを教えられなければなりません。幸運にも盆地から出られた女性は、恵まれた環境や、容貌や、才能や、運がある人だけです。そんな人は憧れと嫉妬の対象になります。

盆地から出られない女性は、経済的な問題もあってパラサイトシングルを続けざるを得ません。唯一親から自立する道は結婚だけだ、そう作者は言います。

そこには、超えたくても超えることの出来ない格差があります。

文庫で500ページ近い本の半ばを過ぎるまでは、やや重苦しく、ストーリーの中に入り込みにくかったかもしれません。

盆地を出られた人間という後ろめたさを感じたからかもしれません。一方、くっきりと描かれている女性同士の友情や嫉妬や葛藤は、男には所詮は他人ごとだな、とも感じました。

ところが、285ページの、

「すべての娘は、自分の母親に等しく傷つけられている」

から、急にストーリーが濃密なります。グイグイと物語の世界に引きつけられていきます。(以下はぜひお読みください)

二組の母娘における、象徴的な母親殺しがテーマの小説です。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248