ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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評判

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。の評価:

3.78/5点 レビュー 130件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全215件 181〜200 10/11ページ
No.35
(2pt)

根本的に違ったようです

自立している女性がこの本を読んだら、イラッと来ると思います。30歳にもなったら自分の状況は自分の責任。「そんなこと教えてもらってなかったから」なんて、いい大人が言うことじゃありません。私にはチエミが理解できませんでした。でもこんな考え方になったのは、私の母の影響が大きいはず。改めて母に感謝しました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.34
(5pt)

同世代として共感できました

母を刺殺した容疑で失踪するチエミと、そんなチエミを探すみずほ。
短大を卒業してから地元に残り、時事もろくにわからない独身OLのチエミに対して、
高校から進学校に通い、名の知れた東京の大学を卒業してフリーライターとなり、
一流企業に勤める男性と結婚したみずほ。

大人になるにつれ二人に距離が出来てしまう心情や、
女子グループ内の友人関係のじっとり感、結婚・出産などのライフイベントに対する焦り。
どれも、主人公2人と同じ30代前半の私には思い当たるもので、
女子にとって汚い一面かもしれないけど誇張のない真実味のある描写だと思った。

ストーリーは、序盤は複数の話題が平行して走るので、いったいなんのことかと
思ったが、途中ですべてがつながる。
中盤の、話の筋がつながり始めたところからがとても面白くて、一気に読んだ。
最後まで予想できない展開だったし、親を想う心・子を想う心に感動して
話に引き込まれた。

読後に皆さんのレビューを見ると、批評も多く見られますが
私としては単純に、気持ちよく読み切る事が出来ました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.33
(5pt)

同世代として共感できました

母を刺殺した容疑で失踪するチエミと、そんなチエミを探すみずほ。短大を卒業してから地元に残り、時事もろくにわからない独身OLのチエミに対して、高校から進学校に通い、名の知れた東京の大学を卒業してフリーライターとなり、一流企業に勤める男性と結婚したみずほ。大人になるにつれ二人に距離が出来てしまう心情や、女子グループ内の友人関係のじっとり感、結婚・出産などのライフイベントに対する焦り。どれも、主人公2人と同じ30代前半の私には思い当たるもので、女子にとって汚い一面かもしれないけど誇張のない真実味のある描写だと思った。ストーリーは、序盤は複数の話題が平行して走るので、いったいなんのことかと思ったが、途中ですべてがつながる。中盤の、話の筋がつながり始めたところからがとても面白くて、一気に読んだ。最後まで予想できない展開だったし、親を想う心・子を想う心に感動して話に引き込まれた。読後に皆さんのレビューを見ると、批評も多く見られますが私としては単純に、気持ちよく読み切る事が出来ました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.32
(5pt)

みずほは奇跡を起こしたと思いました

失踪した望月チエミを尋ねる、幼なじみのノンフィクションライター=神宮司みずほの物語です。
チエミに何があったのか。今、どうしているのか。
みずほがチエミの消息を訪ねていく過程で、彼女の友人や母親との関係が解き明かされていきます。
著者と同年代の境遇=作中で対比に使われる酒井順子著「負け犬の遠吠え」とは異なる、バブル崩壊後に地方の学校を卒業して世に出た女性たちの代弁になっていると思いました。

ただし、この物語は、単なる同世代への理解にとどまっていません。
物語の謎解きに関わる部分なので、詳しくは書きませんが、僕はみずほが奇跡を起こしたと思いました。
それは、例えば経済的に恵まれた環境にあるからと言って出来ることではなく、恵まれていないからと言ってあきらめられる事ではなく、
みずほが「チエミを助けたい。」と強く願って、出来る限りのことをした結果だと思いました。

人を救いたい、と僕も思うことはあるのですが、それでは実際に人を救ったことがあるのか、と考えると、ほとんど無いことに気付きます。
では、どうすれば、人を救うことが出来るのか。それを具体的な例としてみずほに示されたように感じました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.31
(5pt)

みずほは奇跡を起こしたと思いました

失踪した望月チエミを尋ねる、幼なじみのノンフィクションライター=神宮司みずほの物語です。チエミに何があったのか。今、どうしているのか。みずほがチエミの消息を訪ねていく過程で、彼女の友人や母親との関係が解き明かされていきます。著者と同年代の境遇=作中で対比に使われる酒井順子著「負け犬の遠吠え」とは異なる、バブル崩壊後に地方の学校を卒業して世に出た女性たちの代弁になっていると思いました。ただし、この物語は、単なる同世代への理解にとどまっていません。物語の謎解きに関わる部分なので、詳しくは書きませんが、僕はみずほが奇跡を起こしたと思いました。それは、例えば経済的に恵まれた環境にあるからと言って出来ることではなく、恵まれていないからと言ってあきらめられる事ではなく、みずほが「チエミを助けたい。」と強く願って、出来る限りのことをした結果だと思いました。人を救いたい、と僕も思うことはあるのですが、それでは実際に人を救ったことがあるのか、と考えると、ほとんど無いことに気付きます。では、どうすれば、人を救うことが出来るのか。それを具体的な例としてみずほに示されたように感じました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.30
(5pt)

みずほは奇跡を起こしたと思いました

失踪した望月チエミを尋ねる、幼なじみのノンフィクションライター=神宮司みずほの物語です。
チエミに何があったのか。今、どうしているのか。
みずほがチエミの消息を訪ねていく過程で、彼女の友人や母親との関係が解き明かされていきます。
著者と同年代の境遇=作中で対比に使われる酒井順子著「負け犬の遠吠え」とは異なる、バブル崩壊後に地方の学校を卒業して世に出た女性たちの代弁になっていると思いました。
ただし、この物語は、単なる同世代への理解にとどまっていません。
物語の謎解きに関わる部分なので、詳しくは書きませんが、僕はみずほが奇跡を起こしたと思いました。
それは、例えば経済的に恵まれた環境にあるからと言って出来ることではなく、恵まれていないからと言ってあきらめられる事ではなく、
みずほが「チエミを助けたい。」と強く願って、出来る限りのことをした結果だと思いました。
人を救いたい、と僕も思うことはあるのですが、それでは実際に人を救ったことがあるのか、と考えると、ほとんど無いことに気付きます。
では、どうすれば、人を救うことが出来るのか。それを具体的な例としてみずほに示されたように感じました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.29
(1pt)

おかしくないですか???

決定的におかしいとこがあると思います。
 ズバリ書くとかなりのネタバレになるので…
「普通まず先に検査してハッキリさせるでしょ?」です。
 夜中に読み始めて何となくズルズル一晩で読んでしまいましたが、何だかがっかりしました。
 田舎で未婚で決まったカレもいなくて、という環境を巧く描いてるなぁとは思いましたけど…
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.28
(1pt)

おかしくないですか???

 決定的におかしいとこがあると思います。
 ズバリ書くとかなりのネタバレになるので…
「普通まず先に検査してハッキリさせるでしょ?」です。
 夜中に読み始めて何となくズルズル一晩で読んでしまいましたが、何だかがっかりしました。
 田舎で未婚で決まったカレもいなくて、という環境を巧く描いてるなぁとは思いましたけど…
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.27
(4pt)

赤ちゃんポストの話が中途半端になってしまったのが残念だった

田舎で両親暮らすOLのチエミの家で母親が死亡し、娘のチエミは行方不明。重要参考人として警察がチエミを捜す中、子供の頃からチエミを知っており、都会でフリーライターをしているみずほは、チエミを探すためにチエミの地元の関係者を訪ねてまわる。
序盤はイマイチ盛り上がらなかったが、中盤から後半にかけてチエミとみずほの幼少時代の出来事や二人の母親との関係が繊細に描かれていて最後まで一気に読めた。全く分からなかったタイトルの意味も、終盤で明らかになるのだが、そこには優しい気持ちが隠されていた。ただ、物語の重要なポイントになっていた赤ちゃんポストの話が中途半端になってしまったのが残念だった。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.26
(4pt)

赤ちゃんポストの話が中途半端になってしまったのが残念だった

田舎で両親暮らすOLのチエミの家で母親が死亡し、娘のチエミは行方不明。重要参考人として警察がチエミを捜す中、子供の頃からチエミを知っており、都会でフリーライターをしているみずほは、チエミを探すためにチエミの地元の関係者を訪ねてまわる。
序盤はイマイチ盛り上がらなかったが、中盤から後半にかけてチエミとみずほの幼少時代の出来事や二人の母親との関係が繊細に描かれていて最後まで一気に読めた。全く分からなかったタイトルの意味も、終盤で明らかになるのだが、そこには優しい気持ちが隠されていた。ただ、物語の重要なポイントになっていた赤ちゃんポストの話が中途半端になってしまったのが残念だった。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.25
(3pt)

悲しい「女vs女」の さが

母親殺しの疑いをかけられ行方不明になった娘を追うため、
娘の幼馴染の女友達が周囲の聞き込みを通じて真相を明かしてゆきます。

こう書くと推理もののようですが、違います。
この話をおそらくすべての女性にとって他人事とは思えないものに
しているのは、母と娘、女友達の、ガラスのようにもろい「女vs女」の関係です。

どんなに頑張っても、娘の生き方は決して母親に100%は認められないこと、
合コンを通した女友達の微妙な仲間関係、
結婚というゴールをつかむまで・つかんだ後の女友達の微妙な空気の変化、
自分にないものを持つ友達に対する憧れと対立心・・・

そんないろんな感情が渦巻く中、でも結局は味方同士、似たもの同士。
根底には暖かい愛情があるのです。ラストは少し、ほっとさせてくれました。
タイトルの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」は最後にそれを証明してくれる数字です。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.24
(1pt)

ガッカリした

直木賞にノミネートされたくらいなので、今まで以上の出来なのか?
と思って、何度も買おうと思って書店に立ちましたが、買わなかった。
何故?
先に読んだ「子供達・・」「冷たい・・」は大作だ!凄い人が出て来た!と思ったが、
その後に読んだ「凍りの・・」「太陽の・・」などは非常につまらなかった。
また、同音異義語のような名前の登場人物設定は使わないで欲しい、シラケます!
と言うように、後で読んだ作品にはガッカリさせられっぱなしになったので
石橋をたたいて、図書館で借りて読みました。
感想は、「やはり、買わなくて良かった。」
どうして、この作品がノミネートに値したのかわかりません。
選考委員さん、しっかりして下さい。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.23
(3pt)

悲しい「女vs女」の さが

母親殺しの疑いをかけられ行方不明になった娘を追うため、
娘の幼馴染の女友達が周囲の聞き込みを通じて真相を明かしてゆきます。
こう書くと推理もののようですが、違います。
この話をおそらくすべての女性にとって他人事とは思えないものに
しているのは、母と娘、女友達の、ガラスのようにもろい「女vs女」の関係です。
どんなに頑張っても、娘の生き方は決して母親に100%は認められないこと、
合コンを通した女友達の微妙な仲間関係、
結婚というゴールをつかむまで・つかんだ後の女友達の微妙な空気の変化、
自分にないものを持つ友達に対する憧れと対立心・・・
そんないろんな感情が渦巻く中、でも結局は味方同士、似たもの同士。
根底には暖かい愛情があるのです。ラストは少し、ほっとさせてくれました。
タイトルの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」は最後にそれを証明してくれる数字です。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.22
(1pt)

ガッカリした

直木賞にノミネートされたくらいなので、今まで以上の出来なのか?
と思って、何度も買おうと思って書店に立ちましたが、買わなかった。
何故?
先に読んだ「子供達・・」「冷たい・・」は大作だ!凄い人が出て来た!と思ったが、
その後に読んだ「凍りの・・」「太陽の・・」などは非常につまらなかった。
また、同音異義語のような名前の登場人物設定は使わないで欲しい、シラケます!
と言うように、後で読んだ作品にはガッカリさせられっぱなしになったので
石橋をたたいて、図書館で借りて読みました。
感想は、「やはり、買わなくて良かった。」
どうして、この作品がノミネートに値したのかわかりません。
選考委員さん、しっかりして下さい。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.21
(4pt)

生きづらさ、息苦しさが文章化されていて

同質な人たちの中にいることが楽に思うようになったのはいつからだろう。
経済力、学歴、成育歴、家族構成など自分とは異質な人に出会ったとき、
好奇心が満たされ、刺激され、自分も変われる。
あるいは、自分は自分、自分でよかったと改めて見直す機会にもなる。
そんな風にとらえていた頃があったのに。
 「違い」を「格差」と感じて、コンプレックスや嫉妬、違和感、嫌悪感にとらわれるばかりで
そういう人や場所からは離れたほうが楽だと感じるようになったのはいつからだろう。
人や場所を避けて、気がつくと深く話せるのは夫くらい。ルーティーンな毎日を過ごす40代後半の私。

この本を読んで、今、友達がいない原因に思い当たったような気がした。
友達がいなくて、いないほうが楽に思える原因。
でも、時々さびしくて、その寂しさの原因。
何故かなと考えてもはっきりつかめなかったこと、それが文章化されていた。
だから夢中で読んだけれど、余計悲しくなった。

こんなに細分化されたミリ単位みたいな階層差に
優越を感じたり劣等感を感じたり。
高校受験直前の娘や周囲をみていても、それはこれからも続きそうな感触をもつ。
日本の社会特有なのか? うっとおしい。

地方出身の私が30代に初めて首都圏で暮らしたとき、
子育てサークルで出会った母親たちの
出身校が有名私立であることが全く珍しいことではなかったときの
ちょっとした驚きも思い出した。
あ、地方と首都圏の違いを初めて知ったような。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.20
(4pt)

生きづらさ、息苦しさが文章化されていて

 同質な人たちの中にいることが楽に思うようになったのはいつからだろう。
経済力、学歴、成育歴、家族構成など自分とは異質な人に出会ったとき、
好奇心が満たされ、刺激され、自分も変われる。
あるいは、自分は自分、自分でよかったと改めて見直す機会にもなる。
そんな風にとらえていた頃があったのに。
 「違い」を「格差」と感じて、コンプレックスや嫉妬、違和感、嫌悪感にとらわれるばかりで
そういう人や場所からは離れたほうが楽だと感じるようになったのはいつからだろう。
人や場所を避けて、気がつくと深く話せるのは夫くらい。ルーティーンな毎日を過ごす40代後半の私。
この本を読んで、今、友達がいない原因に思い当たったような気がした。
友達がいなくて、いないほうが楽に思える原因。
でも、時々さびしくて、その寂しさの原因。
何故かなと考えてもはっきりつかめなかったこと、それが文章化されていた。
だから夢中で読んだけれど、余計悲しくなった。
こんなに細分化されたミリ単位みたいな階層差に
優越を感じたり劣等感を感じたり。
高校受験直前の娘や周囲をみていても、それはこれからも続きそうな感触をもつ。
日本の社会特有なのか? うっとおしい。
地方出身の私が30代に初めて首都圏で暮らしたとき、
子育てサークルで出会った母親たちの
出身校が有名私立であることが全く珍しいことではなかったときの
ちょっとした驚きも思い出した。
あ、地方と首都圏の違いを初めて知ったような。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.19
(3pt)

新鮮味がない

最近気に入っている作家さんで、この作品が直木賞候補になったこともあり、
楽しみにしながらこの本を手に取った。

辻村さんは地方で高校生活を送った女性の閉塞感、焦燥感を描くのがうまい。
私は辻村さんと同じ高校、私のほうが2コ上。
同世代、同じ土地で過ごしたこともあり、辻村さんが描く女性は
リアルに感じ、微妙な心理表現に共感できる。

でもそれは、この作品だけではなく「凍りのくじら」「太陽の坐る場所」でも描かれている。
主人公の人物設定は「凍りのくじら」、地方で生活している女性の閉塞感は
「太陽の坐る場所」と被っている。この二つの作品の延長でしかない。
新鮮味に欠ける作品であった。
また、全体的に文章の構成がまとまっていない。
基本的に辻村さんの作品は読みやすく、スイスイ読めるんだけど、
これに限っては、特に前半文章のもたつきが気になり、
全体的にも現在、過去の視点の移り変わりがスムーズではない感じがあった。

この作品で直木賞を受賞しなくてよかった。
新たな境地の作品を期待する。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.18
(3pt)

新鮮味がない

最近気に入っている作家さんで、この作品が直木賞候補になったこともあり、
楽しみにしながらこの本を手に取った。
辻村さんは地方で高校生活を送った女性の閉塞感、焦燥感を描くのがうまい。
私は辻村さんと同じ高校、私のほうが2コ上。
同世代、同じ土地で過ごしたこともあり、辻村さんが描く女性は
リアルに感じ、微妙な心理表現に共感できる。
でもそれは、この作品だけではなく「凍りのくじら」「太陽の坐る場所」でも描かれている。
主人公の人物設定は「凍りのくじら」、地方で生活している女性の閉塞感は
「太陽の坐る場所」と被っている。この二つの作品の延長でしかない。
新鮮味に欠ける作品であった。
また、全体的に文章の構成がまとまっていない。
基本的に辻村さんの作品は読みやすく、スイスイ読めるんだけど、
これに限っては、特に前半文章のもたつきが気になり、
全体的にも現在、過去の視点の移り変わりがスムーズではない感じがあった。
この作品で直木賞を受賞しなくてよかった。
新たな境地の作品を期待する。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616
No.17
(3pt)

期待しないで読めばなかなかの佳作。

母と娘、女友達同士、という、たいていの女性が(母親が健在であれば)
避けて通れない2大厄介な人間関係を軸に描いたミステリー仕立ての1本。
母に愛されすぎた娘と、母に愛されそびれていた(愛されてなかったわけでは、たぶんない)娘。
頭が良くてきれいで生きていきやすい女性と、愚鈍で冴えない、目立たない女性。
分かりやすい対比、誰にでも心当たりのありそうなエピソード。なのに、文章力が
追いついていない。表現したいテーマはとても興味深いし共感ポイントが多いんだけど
まどろっこしい、わざとミスリードしてほしそうな文章が、なんだか気取ってるけど逆効果、
みたいに感じで、作品全体がぼやけてしまった印象。
すっきり気持ち良い文体を手に入れないと、この作家さんはここから先に行けないと思う。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)より
4062772248
No.16
(3pt)

期待しないで読めばなかなかの佳作。

母と娘、女友達同士、という、たいていの女性が(母親が健在であれば)
避けて通れない2大厄介な人間関係を軸に描いたミステリー仕立ての1本。
母に愛されすぎた娘と、母に愛されそびれていた(愛されてなかったわけでは、たぶんない)娘。
頭が良くてきれいで生きていきやすい女性と、愚鈍で冴えない、目立たない女性。
分かりやすい対比、誰にでも心当たりのありそうなエピソード。なのに、文章力が
追いついていない。表現したいテーマはとても興味深いし共感ポイントが多いんだけど
まどろっこしい、わざとミスリードしてほしそうな文章が、なんだか気取ってるけど逆効果、
みたいに感じで、作品全体がぼやけてしまった印象。
すっきり気持ち良い文体を手に入れないと、この作家さんはここから先に行けないと思う。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)より
4062157616