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GEN 『源氏物語』秘録
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GEN 『源氏物語』秘録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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源氏物語は紫式部という一個人が書いたのではなく、何人もの著者がいたのではないかという「源氏物語多作者論」が元になって、話が展開していきます。それはそれで面白いのですが、南北朝の正統性だとか、日米開戦時のスパイ合戦のような話が出てくると、源氏物語の話はどうなってしまったの?と思わないでもありません。 主人公の源義の行動は独りよがりに思えてきますし、謎を追っていくストーリー展開には不満が残ります。著者の鋭い洞察力、着眼点があまり感じられないのが残念です。 | ||||
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いくつかの有名(?)な学説伝説を組み合わせて作られたらしい物語とのことですが、素人の私には全くの初耳ばかり。 こんな説があったのか!とびっくり仰天の連続でした。そこで繰り広げられる各学説の解説を読んでいた時の興奮を今でも 思い出します。決してホラー小説ではないのですが、深い闇をのぞき込むようで、とても怖かったような気もします。 加えて、舞台となっている時点で進行している事件の謎、謎、謎。推理小説としても面白いですね。 実在する人物や小説で有名なあの人物の登場など、娯楽小説の決定版と言って良いかと思います。格安のエンターテイメントですね!!! 楽しい思いをして、最後の最後に記される主人公の決意。ああ、そういうことだったんだなぁってシンミリしつつも、 頑張るか!!という気持ちにさせてくれます。 こんな感じの小説をまた、作者にはどんどん発表してほしいです。 | ||||
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源氏物語が好きな人は読んでもいいかもしれませんね。読んでびっくり何と戦前の話。なので話中にでてくる特高?の役人がクソむかつきました。 | ||||
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古代の源氏物語の成立から太平洋戦争の勃発まで、 日本の歴史の背骨を問うミステリー仕立ての小説。 国文学的考察の価値というよりも、日本の国の 統治の正当性と歴史の展開についての井沢元彦 の考えを表現するために書かれたのだろう。 | ||||
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主人公の設定は出版元へのごますりなんでしょうか? 内容自体は、源氏物語の作者の謎に迫るという興味深いテーマを選びながらも、稚拙な説のつまみ食い、盛り合わせといった感じで、あまり印象に残りません。 国文学を齧ったことのある人なら、失笑することでしょう。 | ||||
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久々におもしろい本に出会いました!源氏物語の多作者説というのは、疑われてもおかしくないことだと思いますが、それが小説になってしまうとは!時代背景と複雑に絡み合い、実在の人物たちが生き生きと描かれていて、国文学徒のわたくしとしても大変わくわくする作品でした。これをきっかけに源氏物語にふれてみようという方もいらっしゃるのではないかしら。 | ||||
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