■スポンサードリンク


動物園の鳥



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
動物園の鳥 (創元クライム・クラブ)
動物園の鳥 (創元推理文庫)

動物園の鳥の評価: 4.03/5点 レビュー 33件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(1pt)

好きな登場人物がほぼいない

頑張って読みました。
許せる登場人物は栄三郎さんと安次朗さんコンビと警察コンビぐらいでしょうか。
以下に受け付けない人物設計や物語の流れを並べるするので、参考まで。

・ひきこもり探偵は礼儀知らず。どの年代にもタメ口というか傲岸不遜。ひきこもりですが、仕事をしているのだから、せめてですます口調になりませんか。突然相手を呼び捨てにし、「~夫人など、既婚女性の苗字呼びは相手個人と向き合っていない」という持論がありましたが、名前にさんづけすれば良いのでは?
解説を担当されているご先輩方がフォローを入れています。

・語り手は作中でも「バカがつくほどのお人よし」と言われますが、相手を思いやるには考えが足りなさすぎです。考えなさすぎ(最中では鈍いと表現される)は大切な人を傷つけることを学習していない。気を回せないにもほどがあります。主人公と友人になったのは利己的理由で、相手に依存させながら、自分はすぐ泣く。
例えばこんなときあなたは…という語りかけも、考えなしで感情的なあなたに言われてもねー

・裕福になった日本は心が貧しい、今の子供はかわいそう。特に女性キャラの海外志向が強い点。
価値観の問題ですが、海外は業種によっては日本より仕事がしやすい環境かもしれません。福祉も充実しているし。でも、治安は日本は各段良いとききます。深夜は男性でも危ないと聞きますし。
端々に日本は男性優位社会、比べて海外は。

結局皆、ひきこもり探偵鳥井の信者になるのが何とも。誰か、口の利き方は相手を尊重することにつながると諭してください。
作者の他の作品も少し見てみましたが、拗れてますね…。覆面作家の意味がないです。
動物園の鳥 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:動物園の鳥 (創元クライム・クラブ)より
4488012965
No.4:
(2pt)

期待しすぎたかな

悪くはなかったです。
でも、今まで読んできた彼の本の終わりに感じる温かいものがちょっと足りなく感じました。

もう一度最初から読み直そうと思うような最終巻でした。
実際、文庫とキンドル版を購入し、いつでも読める体制で読み直しを始めてます。
動物園の鳥 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:動物園の鳥 (創元クライム・クラブ)より
4488012965
No.3:
(1pt)

結局・・・

1巻読んでがっかりしたので読むのやめようと思ったんですけど、書店で絶賛されてたしこれから良くなるんだろうと思って最終巻まで読み進めたのですが・・・騙されました。
みんなアッサリ反省して改心して仲直りして、感情移入できる登場人物が一人もいないし、トリックもそんなアホなって突っ込みたくなるくらい強引でなんだか穴だらけ。
すべてにリアリティを求めるのもどうかと思うけど、これはありえなさ過ぎると思います。
主人公二人もなんだか好きになれない。
こんな27歳(口の利き方を知らない、すぐ泣く、綺麗ごとのオンパレード)って嫌だけどなぁ。
動物園の鳥 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:動物園の鳥 (創元クライム・クラブ)より
4488012965
No.2:
(1pt)

残念

本シリーズ第一作目からずっと、「次こそは」とがっかりしながらも期待を込めて読み進めてきた最終章。この、最後が一番残念でした。設定に惹かれて買ったのですが内容がなんともお粗末。登場人物たちが皆単純で、一度諭されたら素直に反省する姿に疑問を覚えます。私は勧善懲悪モノが好きなのですが、これは少し違います。絵に書いたような良い子ちゃんばかりでは逆にしらけます。
動物園の鳥 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:動物園の鳥 (創元推理文庫)より
4488457037
No.1:
(2pt)

結局なにも残らず

シリーズ3作目にして最終作.
名前だけの人も居ますが,シリーズの登場人物がほぼ総出演.
物語性のある作品だけに,最初から読んでおいたほうがよいでしょう.
しかし,謎に絡む『男』は今回もステレオタイプのような人物.
主人公とその相棒との間にかなりの因縁があったにもかかわらず,
あっさりと説き伏せられていまい,そのあとには少しさわやかな別れ.
毎度とはいえ,それまでを考えればあまりにお気楽な人たちにうんざり.
それまでの,すぐにわかるような単調な対比や伏線も物足りません.
結局『心の傷』や『引きこもり』など,話題の言葉を並べているだけで,
その奥までは踏み込めず,チープな仲良しごっことお涙ちょうだいばかり.
「一本調子の一般論しか口にしない」と相手を非難する場面がありましたが,
まさにこの作品(シリーズ)がそれで,読み終えてもなにも残りません.
ただ,その後の話も含めたラストはそれなりにまとまっていたように思います.
動物園の鳥 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:動物園の鳥 (創元推理文庫)より
4488457037

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!