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(短編集)
インディゴの夜
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インディゴの夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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ミステリと呼べる展開なのは表題作ぐらいで、あとの三篇はサスペンス的な展開しかなく、 そのうえどのネタも使い古された物ばかりでミステリとしては正直いまいちだが、 ホスト業界という一風変わった世界観とそれなりの個性を持った人物たちは中々魅力的で、 全体的なノリが軽快なこともあり面白く読めた まだ温存している設定も残っているようなので、続きも期待したい作品だ | ||||
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クラブが舞台でホストやDJが登場する小説なのに、良い意味で2流役者のような立ち位置のクラブインディゴの設定にやられました。 もちろん主人公を助ける超売れっ子イケメンホストやミステリアスな敏腕マネージャーなどのお助けキャラも欠かせません。 よく言えばキャラクター小説なんだと思いますが、世界観がすごく入りやすいものになっていると思います。 ミステリー小説なのでもちろん事件が起きたりそれを解決するのがストーリーの流れですが、頭の中で各場面をイメージしながら読むと楽しめるんじゃないでしょうか。 | ||||
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インディゴの夜 原色の娘 センター街NPボーイズ 夜を駆る者 「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」 フリーライターでClub indigoのオーナー・高原晶。 ほんの思いつきから渋谷に人気のホストクラブが誕生した。 働くホストたちは個性的な男の子ばかり。 イケメンとは必ずしも言えないけれど、とても魅力的。 それはファッションだったり、おしゃべりだったり、笑顔だったり。 そんな彼らは独自のネットワークを持っていて、 自分たちの周りで起きる様々な事件を解決していく。 人とのつながりが希薄だと言われる現代でも いろんな形で若者たちはつながっている。 そんな感じかな。 うまい言葉が見つからなくて、 こんな陳腐な表現しかできない自分がもどかしい。 一言で言えば「ポップ」な推理小説だと思う。 | ||||
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「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれる店が あるといいのに。」 フリーライター高原晶の言葉に、大手出版社の編集者、塩原が動いた。そうして 出来上がったのが、ホストクラブ「club indigo」だった。そのクラブのホストの ひとりに、女性殺しの嫌疑がかかる。晶は、塩谷そしてホストの面々たちと、真犯人 捜しに乗り出すが・・・。表題作「インディゴの夜」を含む4編を収録。 軽快で読みやすい。そして何より、ストーリーがいい。また、登場する人物ひとり ひとりがとても魅力的で、いきいきと描かれている。作品の中を所狭しと駆け回り、 起こる事件を次々に解決していくさまは爽快だ。事件そのものは悲惨だが、作者は サラリと軽いタッチで描いている。石田衣良さんの「池袋ウエストゲートパークシリーズ」を 思い出させるが、それとは一味違う魅力がある。舞台がホストクラブというのも、興味深い。 実質「club indigo」を取り仕切る憂夜にもまだまだ謎の部分がありそうで、この先の 展開にとても期待が持てる。文句なく楽しめる作品だと思う。 | ||||
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石田衣良さんのIWGPのようなノリの渋谷版という印象です。 キャラの個性・行動・セリフも魅力的で、 女性には、こちらの方が好まれるかもなぁと思いました。 短編集で、いろんなエピソードがあるので、短い時間でサクっと読めます。 ミステリとしては、それほど深い内容ではないですが、 謎解きとしても楽しめます。 続編も出ているので、とりあえずそちらも買ってみました。 | ||||
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事件の謎解きのドキドキ感は今一つだけど、キャラ設定にはドキドキワクワクですね(笑)ホストクラブ〈indigo〉の面々と主人公・晶の関係は、ホストとオーナーというよりちょっと年の離れた姉弟って感じで微笑ましくさえある。やんちゃなホスト探偵団の活躍と、晶の突き放した様な物言いが新鮮で一気に読めました。〈indigo〉の男のコたちは今一色気が無いけど、その分、謎のマネージャー・憂夜さんや王道系ホスト・空也がフェロモンふりまいてくれて、また違った意味で楽しい(笑)シリーズ化されてるみたいなので、ぜひ続きも読みたい作品。 | ||||
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表紙の絵につられて購入。 軽いのでサラサラ読める。 キャラクターがそれぞれとても面白く、 読み終わった後、またメンバーに会いたいな〜と思った。 なので続きを買う。 | ||||
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ホストクラブが探偵となり、犯人を捕まえる話 ひまわり娘にはさすがに笑いました。 内容はそこまで怖くは無いです。でも、現実味はあります。 | ||||
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さらっと読める作品である。 ミステリーとしても、十分楽しめるが、何よりもキャラクターが面白い。 ホスト探偵団と帯には書かれていたが、ホストというよりも、作中で語られている文化系の軽い同好会のようなノリの登場人物である。 あーこんなヤツいるいる、と思うような人物が多い。 何かさらっと読みたい時にお薦めである。 | ||||
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かなり面白かったです。 主人公の、30半ばの実務書系ライターで 渋谷のクラブ系ホストクラブのオーナー女性が かっこいいです。 脇を固めるホスト、ゲイのママなど 個性あふれるキャラクターがさまざまな事件に巻き込まれるさまが楽しかった。 | ||||
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久々に、「うわ〜。ヤラレタ!」と思った本。 全然期待して読み始めたわけじゃない本の場合で、面白かった場合、そのような感想に なってしまいますが、それがコレでした。 4つの短編からなる連作ミステリーで、舞台はホストクラブ。 そして、その内容は、 ・常連客の死で、トップに殺人容疑がかかる「インディゴの夜」 ・知人の娘が少女誘拐事件に巻き込まれる「原色の娘」 ・区長選に絡んだ恐喝事件の「センター街NPボーイズ」 ・夜の街のディープな話「夜を駆る者」 と、内容をピックアップすると、かなりダークなお話で詰まっています。 HAPPYな話ばかり読んでいた頭には、ホストの世界も、夜の世界の話も、暴力的な話は ちょっとキツイはずなのですが、キャラクターが良いのとテンポ良い話の展開のおかげか、 「おもしろかった!」の一言につき、全然問題なくすんなり読んでしまいました。 そして、主人公でホストクラブのオーナー・晶のサバサバした性格と、彼女を囲む個性豊かな ホストたちの行動力抜群な頼もしさは最高です。 | ||||
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第10回創元推理短編賞を受賞した「インディゴの夜」と、その続編3篇が収められた短編集。 渋谷のホストクラブを舞台とした異色の作品で、その独特の世界がどっぷりと描き込まれている。ミステリとしてはいまいちな部分も少なくないが、登場人物やストーリーは素晴らしい。特に、それぞれに魅力のあるホストたちは、いかにもというふうに描かれている。ホストクラブにはまる女性の心理が分かるような気になるくらい。 今後も大いに期待できる作家と思う。 | ||||
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とにかく、面白くて、一気に読んでしまいました。 渋谷にあるDJ風の男の子達がホストをしているclub indigoのオーナー高原晶、実質的に仕切ってくれている憂夜さん、歌舞伎町のナンバー1ホスト空也、黒帯保持の乙女なおかま、なぎさママなど、登場人物も濃いです。 わたしも、ドラマ化して欲しいと思います。 読みながら、どの俳優さんが演じたらいいかな、なんて勝手に考えたりしました・・・。 | ||||
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めちゃめちゃおすすめです! 落ちはよめるものの、文章に勢いがあり、キャラも魅力的で個性的です。 主人公は30代の女性ライター。 さばさばした性格がいいv 個性豊かだからこそ色々な場所に繋がりがあり、スムーズに情報収集が行われていく様が気持ちいいです。 「矛盾のない人間なんていないわ。私だってそう。毎日もがいてる。だから少しでも潔く生きようと思う。それだけよ」BY晶 その他にも、誘拐された少女を探して夜の新宿ホテル街を走り回ったり、ヌード写真を回収すべくナンパ男を探したり、渋谷と新宿をまたに掛けての探偵っぷりは、どこかでシティーハンターに出会ってそうな勢いですw ナンパ師の隠語とかもでてきて、勉強になりますw | ||||
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めちゃめちゃおすすめです! 落ちはよめるものの、文章に勢いがあり、キャラも魅力的で個性的です。 主人公は30代の女性ライター。 さばさばした性格がいいv 個性豊かだからこそ色々な場所に繋がりがあり、スムーズに情報収集が行われていく様が気持ちいいです。 「矛盾のない人間なんていないわ。私だってそう。毎日もがいてる。だから少しでも潔く生きようと思う。それだけよ」BY晶 その他にも、誘拐された少女を探して夜の新宿ホテル街を走り回ったり、ヌード写真を回収すべくナンパ男を探したり、渋谷と新宿をまたに掛けての探偵っぷりは、どこかでシティーハンターに出会ってそうな勢いですw ナンパ師の隠語とかもでてきて、勉強になりますw | ||||
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池袋ウエストゲートパークを読んで、楽しめた人なら この本もお薦めです。 若干、夜の世界の話にしてはいい人ばかりでてきますが。 登場人物も含みをもたせてあって、続編が読みたくなる本 です。 ドラマ化したらおもしろそう! | ||||
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フリーライター・高原晶が編集者・塩谷に漏らした一言から始まった風変わりなホストクラブ「club indigo」。正体不明の敏腕マネージャー・憂夜の助力もあって、経営は順調。だが、そんな晶の周囲で事件が起こる。晶とホストクラブの面々の活躍を描く連作短編集。 なんていうか、ミステリー小説、と言えばミステリー小説なんだけれども、いわゆるあっと驚くようなトリックがあるわけでもないし、サプライズを狙った作品というのとも違う。どちらかと言うと、事件という謎で引っ張りながら、ホスト、風俗、水商売…そういった社会を描くといった趣。 で、この作品、何が巧いか、と言えば、登場人物の描き方だと思う。主人公は、フリーライターという「表の仕事」を持つ晶。その晶と、一回り違う世代で晶から見ると「頭が軽い」と思えるホストたち。そして、塩谷、憂夜、おかまのなぎさママ。彼らとのやりとりが何とも楽しい。 作品の舞台が舞台なので、事件そのものをよくよく見ると、陰惨なものも含まれる。しかし、上記したような面々の軽いやりとりでアッサリと読んで行けるのはこの作品の最大の長所だと思う。勿論、ホストたちが活躍…ということで、そのネットワークを駆使するだとか、客との駆け引きで情報をくみ上げるなどという場面も散りばめられる。 続編に当たる『チョコレートビースト』が既に出ているが、なるほど、これならば続編も読んでみたい、という気にさせてくれる作品だ。 | ||||
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主役は、渋谷のホストクラブ indigo のオーナーである、高原晶という三十代の女性。彼女が、indigo の「やんちゃ」なホストたちと共に、殺人や恐喝、誘拐などの事件を解決する、「スタイリッシュでウィットあふれる新世代探偵小説」(内表紙にそう書いてある)です。そして、もう一人の主役が、「街」だと思います。舞台は渋谷を中心に新宿や池袋などですが、通りや建物の名前が細かく描写されるので、映画のような臨場感があります。その近辺を知っている人には、お楽しみが2割増しです。事件自体は現実的に陰湿なのですが、なぜか爽やかな感触の本に仕上がっています。晶というキャラクターのさばけた性格と、作者が絶妙なタイミングで挟む、シニカルな一文が、この本をさっぱりと明るいものにしているのでしょう。私が言うのも変ですが、この人、うまいですねー。やられちゃいました。 | ||||
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書店で山積み本を眺めていて手に取ってみました。気づいたらついつい立ち読み、そして購入。文章が読みやすいし展開がとってもスピーディー。女性には絶対お勧め。主人公になりきって楽しめます。高校生とかにも人気が出そうですねえコレ。最近はドロドロしたモノが多いですが読後のさっぱり感はなかなかのもんです。 | ||||
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ちょっと知らない作家でも読んでみるかと「タイトル買い」。そうしたら、やられました。大当たり。超トリックが入ってるわけじゃないのに、なぜか読まされた。一気に読んで、翌日、もう一回読みました。調べたら新人さんなんですねえ。もともと本格推理の方が好きなんだけど、別の意味でちょっと気になる作家の一人です。ちょっと嬉しい掘り出し物の気分! | ||||
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