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密室殺人ゲーム2.0
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密室殺人ゲーム2.0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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読み応えあり、面白かった | ||||
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前作「密室殺人ゲーム王手飛車取り」を読み終えてから本作を読むことを強くオススメします。 王手飛車取りを楽しめた方はそのまま楽しめる内容です。 やってることは大体同じなので続けて読むと飽きたりダレたりするかもしれません。 | ||||
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何年か前に読んだ前作が面白かったので、続編のこちらも読みました。 (前作を読んでいなくても、単独で読めないことはないと思いますが) レギュラーの登場人物さえ掴んでしまえば、とても読みやすいです。 残虐でグロい描写があるので、そういうのが苦手なかたにはお勧めしません。 どの事件についても、話し合いながら徐々に核心に迫っていく進行スタイルのため、ミステリ初級者も上級者も、自分のペースで真相を推理することができます。そこが一番の長所だと思いました。 ただ、終盤、ページを最も多く割いて書かれている事件について、メインの仕掛けがすぐに分かってしまったのは残念でした。 このレビューを書く前に、他の皆さんのレビューを拝見したところ、同じように解けてしまったと思われるご発言が散見されました。 ヒントの出し方などによる難易度調整が、少し甘く作られてしまったのかなと思います。そこだけ、本当に残念です。 | ||||
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前作と共通するのが、事件の多さと会話の多さである。 これが読み進めるときに非常に疲れる。トリックが素晴らしいだけに余計に頭が疲れる。 短編小説と思えばいいのかもしれないが、キャラクターの個性付けのための与太話などが始まると、面倒くさくなって読み飛ばしてしまった。 前作と本作のどちらが好きかと言われれば、最後の事件までは前作で、最後の事件だけは本作の方が好きである。 | ||||
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前作『王手飛車取り』の続編です。 他のレビューでもあるように、続編なのか?パラレルなのか?と 翻弄されながらも読み進めてしまいます。 断片的に流れてくる作中の「現在」を知るための情報。 どことなく感じる違和感を紐解きたいという思いから、 それらの情報に意識が集中していきます。 そして、作中のある瞬間になだれ込むように 作品自体の謎が紐解けていきます。 その瞬間のすっきりとする感覚はなんとも言えませんし、 このすっきり感を味わいたくてこの作品を買ったとも言えます。 けれど、私はそこで読み進めるのをやめてしまいました。 作中で言われていたように、カリスマ性が重要だったのですね。 あの五人に惹かれて前作を読んでいたし、今作を読んでいたんだな、と思うと それ以上読む気が起きませんでした。 主人公たちの気持ちとシンクロする部分は多い。 前作の終わり方のその先を知りたい方は、是非読んでみてください。 ちょうど半分くらいまでしか読めていませんが、 前作の謎を辿るための作品としては非常に面白い一作です。 | ||||
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これは是非1冊目から読むべき物です。 こちらからでもいいのですが、 内容を考えるともったいないし 面白みも半減してしまいます。 逆に1が気に入ったら2を。 そうでもなければこちらは購入しなくても良いかと思います。 私は1が面白かったのでこちらも購入。 どちらも楽しく読ませてもらいました。 | ||||
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前作「密室殺人ゲーム王手飛車取り」と比べてしまうと・・。 殺人の記号化という見かけのテーマに反して、再登場を願うほど自分が前作のキャラクターに愛着を持っていることがわかる。 前作のたくらみの素晴らしさが逆に浮かぶ。 | ||||
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途中までは『あれ?前作のラストは??』と釈然としないままストーリが進み、途中でアッと言わせてくれます。 但し、意外性があって面白かったのはここまでで、最後から2つ目の話は平凡。最後の殺人についてはトリックはそれなりに凝ってはいるものの、早い段階で「意外な被害者」の真相が分かってしまうので、衝撃はほとんどありませんでした。 次巻も読むかと言われるとちょっと微妙ですね。 一応、初期作品からの歌野晶午ファンではありますが。 | ||||
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あの気になる続きを知りたくての購入でしたが、どうも普通の続きではない・・・。 欠けたはずの”ピース”も戻ってるし(?)、何故か巻き戻されて、”あの日”以前の話ですか?? しかしページを読み進めていけば、あれからどうなって、この作品で”今”がどうしてこうなのかも、ちゃんと分かる構成に。 文庫で600Pにも及ぶ大作ですが、会話が主体なので、厚みが気にならない程サクサクと読み進めることが出来ます。 話の中身はアレですが、5人の軽妙なやりとりが面白く、ある意味”ファン”になってる読者も少なくないのでは? というか、記号としてのキャラが立ってれば、”中身”が誰であれ話が成立することを実証しただけでも 本書の意義は大きい。とか書いてみたりする。 さて、いったい誰がどんな扉を開いてしまったのか・・・。これまた続きが気になる終わり方だ。 | ||||
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『王手飛車取り』も面白かったが、シリーズ第2作目という本書も、ほぼ同程度に面白く読めた。全6編それぞれの仕掛けはエグいものの、考え抜かれたアイデアとプロットで、そのエグさを薄めているというか、忘れさせる、というか。予定されているという第3作が待ち遠しい。なお、ヘンなタイトルだと思っていた第1作の『王手飛車取り』は、密室とアリバイ崩しがミステリーの「飛車と角」だ、ということに由来するとは知らなかった。 | ||||
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小説だからこそできる、ていうかそうあって欲しい殺人ゲームの話。登場人物たちの感覚がどんどん麻痺していって、もっとすごいことを求めていく姿が恐ろしく、それを楽しみに読み進める自分を発見してしまったときはもっと恐ろしかった。 | ||||
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「密室殺人ゲーム」シリーズの第2弾。 かならず順番に読むべし。 前作に引き続き殺人ゲームが展開されていくわけだが、また違った驚きが仕掛けられている。というか、前作を逆手に取った物語となっていて、ビックリさせられた。 よくこんなトリックを思いつくものだ。 | ||||
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前作は良い意味でまんまと騙されましたが、 今回はオチが読めてしまったのが残念でした。 あと、前作の中途半端な終わり方を綺麗に拾ってくていることを期待していたのですが、 残念ながらあっさり触れただけ。 三部作ということで、あと1作残っているので、そこですっきりさせてくれることを祈っています。 何点か残念な部分はありましたが、それでも今作もかなりおもしろい作品だったと思います。 特に前作に続き今作も頭狂人の出題がトリッキーで好きでした。 | ||||
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密室殺人ゲームシリーズは本作から読み始めたけれど、たちまちはまってシリーズ全部買ってしまった。 この作品は本当に面白い。 チャット経由で殺人ゲームをしているという設定がまず興味深く、 それに伴う登場人物たちの会話もブラックな雰囲気で引き込まれる。 また、私は重厚なノリのミステリがちょっと苦手なのだが、 この作品は比較的ライトで、ミステリの面白いところをギュッと絞って読ませてくれるようなところがあり 最初から最後までわくわくしっぱなしだった。 最近面白い小説ないかなーと思ってる人、これおすすめですよ! | ||||
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理系の人間でミステリーが好きな人は、この密室殺人ゲームシリーズは絶対に買いだと思います。ミステリー大賞を2回受賞作家さんの作品で読み応えも十分で、トリック、犯人も実際にあまり現実離れしていないところが良いです。初めての方は、「密室殺人ゲーム」シリーズは三作ありますので、やはり一作目から順に読まれるのが良いと思います。 また、「葉桜の咲く季節に君を想うということ」もチョーお勧めです。絶対にTV化や映画化はむりでしょうから。(なぜかは原作を読んでみてください。理由がわかります。) | ||||
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最近、「この本そのものが悪意だな」と感じるようなミステリ本が増えてきたような気がするのですが、(それはそれで別にアリなのですが)この本は「殺人」そのものが目的ではなく、「ゲームの手段として人を殺す」ような、普通な「人としてどうなん?」という人格の登場人物たちが、痛快に、かつ、魅力的に描かれているのがお見事です。 最後まできっちりエンターテインメントとして楽しめる1冊になっています。 何作か出ているシリーズの続編のように見せかけて、往年のファンは「あれ?前作って…?」と思わせながら、この本から読み始めた人にも問題なく楽しめるところは◎!トリック自体も「おお!ありえないけど面白い!」と思うような新しさを感じる、正統派のミステリでした。 | ||||
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前作の主要登場人物に対して、今作の主要登場人物にあまり好感を抱けなかった。 残虐・身勝手・あくまでクールという要素は同じなのに、悪趣味な面ばかり目に付くのは、やはり前作の登場人物が持ちえていたユーモアが欠けているからだろう。 このへん、作者が意図してそうしたのかどうかは不明。 Q1のミッシングリンクの問題の謎解きはシリーズ随一のできばえだが、その他は合格水準ではあるものの、それほど秀逸なものでもなかった。 三部作ということで完結編に大きな期待を寄せたい。 | ||||
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密室殺人ゲームシリーズは異質の形式をとってはいますが、本格ミステリとして良質な作品です。 本格ミステリには本格ファンではないと楽しめない作品というのが多いと思うのですが、この作品は違います。 自分が実際に殺人事件をおかして、それを謎解きゲームの題材にするという今までにない設定。 この設定を魅力的に感じてしまう人にはおもしろいこと間違いなしなのではないでしょうか。 現実世界で存在してもおかしくないと思えてしまうところが怖いところ。 本格ファンじゃなくても楽しめるおもしろい作品。 作者の歌野さんは他作品を見てみてもエンターテインメント性を強く意識しているのだと思います。 ただ、2.0は僕を含む、キャラクターに少なからず愛着を持っている読者には☆ひとつ減を免れないのです。 | ||||
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歌野晶午氏のシリーズ2作目です。 何の説明もなくいきなりゲームがスタートするので、あれ?前作の続きは?と思い、もしやパラレルワールドできたのか?と勝手に想像しました。読み進めるうちに、パラレルにしても設定が変わりすぎているかな?とまたまた疑問がわいてきましたが、中盤でようやく解答を得られ、やっと納得して読み進められました。 「2.0」というのは「ウェブ2.0」からきているようですが、それにしては双方向性のようなものが加えられているわけではなく、純粋に1の続編という形です。 相変わらず、質の高いミステリー短編が連作で提供され、マニア心をくすぐります。下手な連作短編だと登場人物だけ同じということがよくあるのですが、本作は長編の体裁をとりながら、しっかり短編が構成され、かつ長編としての継続性も保持していて、読み応えがあります。奇抜なトリック満載で、さすがの歌野晶午です。 続編「マニアックス」がとても楽しみです。 | ||||
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恨みがあるわけではない、衝動的な殺人でもない。 使ってみたいトリックがあって、それを披露する場があったから殺人を実行しただけ。 オンラインチャットで集まる5人は、自身が考えついたトリックを実行し出題する「探偵ゲーム」に興じている。 前作、「密室殺人ゲーム 王手飛車取り」と同様の設定でスタートする続編。 映画「ソウ」シリーズのように、「前作までに使われた驚きをふまえたうえで、同一線上から少しだけずらした驚きを提供する」とのことで、前作を読んだ人からすれば「あれ? あのラストは?」という驚き、戸惑いから物語に引き込まれます。 前作を知っているので、殺人ゲームの流れ自体は読んでいて単調な気分になってしまいます……が…… 前作の「発生」、今作の「拡散」という意味では、今作のラストは秀逸。 表面には現れていない悪意の伝染に薄ら寒い気分にさせられて、終幕。 うーん、やっぱり続編が気になるぞ。 | ||||
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