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年に一度、の二人
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年に一度、の二人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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「前章の登場人物と、全く関係ない人でてきたよ? 話も全然関係なさそうだし。前章の結末どうなったの?」 と、思わせておいて、しかし最後には、その関係ない者同士を、しっかりと一つの舞台に結び付けていく。 まさに正統派な小説でしたが、それ相応にドラマティックな、 年に一度のイベントを迎え続ける、運命的な恋愛する人間を描いている割に、登場人物がドライです。 心の揺らぎを表現する描写は、ほとんどのページに散らばってはいますが、 永井さんの書き方なのでしょうか? 全体を見渡すと、穏やかに映る作品にしたいという、演出なのでしょうか? 乾いていて、なんだか寂しくもあり、でも柔らかくて、劇的などんでん返しが、あるわけでもなく、 スーッと真っ直ぐな線を引いていくかのように、話は終わりへと、淡々と進んでいきます。 僕は、永井さんの『グラデーション』は、今まで読んだ本の中でも、かなり面白いものだと思っているのですが、 エンターテインメント性のある土台の上で、純文学的なストーリーが進んでいく、その感じが、この作品にもあって、 なんだか、心地よかったです。 印象に残ったシーンは、82頁。 『「もういいの」「よくないよ」「本当にいいの」「困ったな」また門倉がつぶやく。 もっと困ればいい、と沙和子は思った。』 おお、これが女性か・・・コワイ・・・、って思いました。 | ||||
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なかなか読み応えありました。 目次を見たとき、3篇に分かれてるのかなって思いましたが・・・ はじめのシャドウを読み終えたときは、なんか消化不良でしたが・・・ 読み進めていくと、みんなそれぞれハッピーバレー競馬場繋がり。へぇ〜って感じで読み終えました。 沙和子と門倉が、そのままになっちゃうのかなぁなんて思いつつも、いやいやそんなこともなく、羨ましい。 登場人物はいろいろとそれまでありましたが、最後はなんかみんなちゃんとこれからの人生前向きにやっていけそうで良かったです。 僕もがんばろうっと..... | ||||
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