殺人症候群

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殺人症候群の評価:

3.79/5点 レビュー 82件。 A ランク

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Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全144件 81〜100 5/8ページ
No.64
(5pt)

復讐とは

未成年犯罪の被害者、重い心臓病の息子を抱える看護婦、警察の裏チーム。複雑に絡みあうストーリーも短い章に分割されて読み易い構成となっており、引き込まれてページを繰りました。
普段幸せに暮らす平凡な人々を襲う突然の不幸に対してどう向き合うのか。テーマとしては非常に重いが、深く考えさせられる。
殺人請負人となった被害者の響子とその響子を支える渉との関係でもやはり温度差があり、最後には不幸を招くのだが、やはり実体験を伴わない限り、その深い悲しみを理解することは到底出来ないのだろう。
ただもし不幸にも自分の愛するものが傷つけられたら、間違いなく復讐もありと考えてしまう。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.63
(5pt)

重くて、辛くて、切ない痛み

「症候群三部作の完結編! きっと今回は倉持の過去が・・・いや、今回かなりぶ厚い本だから環の過去も書かれていたりして。
わくわく〜〜〜」
・・・・・・なんて読み始めたら、いきなり書かれていたのはショッキングな犯罪とそれに引き裂かれる被害者の家族の悲惨な姿。
最後は巨大な悪の組織が相手かと思ったら、法律で無罪になる犯罪と臓器移植がテーマとは・・・。
「まずい、このまま進んだら、絶対前ニ作のように“犯人を捕まえてハッピーエンド”でなんて終わるはず無い」
と、思いつつ、読むのを止められませんでした。だんだん胃が重くなって、痛くなって・・・・。
そして、「読まなきゃよかった!!」と思いつつ読了してしまいました。
読まなければ、あのチームはいつまでも不協和音を奏でつつ一緒に事件を追いかけている存在として覚えていられたのに・・・・。

残されたのは、きっと現実にたくさんいるであろう罪にならない犯罪の被害者とその家族たちの心の痛み。
いや、そんな事言ったら『おまえにゃ、わからないよ』と言われるんだろうな。

「復讐は正義か」なんて、結論なんて誰にも出せない。ただ、復讐を夢見ないと生きることができない人間の弱さが、切ない。
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.62
(5pt)

重くて、辛くて、切ない痛み

「症候群三部作の完結編! きっと今回は倉持の過去が・・・いや、今回かなりぶ厚い本だから環の過去も書かれていたりして。
わくわく〜〜〜」
・・・・・・なんて読み始めたら、いきなり書かれていたのはショッキングな犯罪とそれに引き裂かれる被害者の家族の悲惨な姿。
最後は巨大な悪の組織が相手かと思ったら、法律で無罪になる犯罪と臓器移植がテーマとは・・・。
「まずい、このまま進んだら、絶対前ニ作のように“犯人を捕まえてハッピーエンド”でなんて終わるはず無い」
と、思いつつ、読むのを止められませんでした。だんだん胃が重くなって、痛くなって・・・・。
そして、「読まなきゃよかった!!」と思いつつ読了してしまいました。
読まなければ、あのチームはいつまでも不協和音を奏でつつ一緒に事件を追いかけている存在として覚えていられたのに・・・・。
残されたのは、きっと現実にたくさんいるであろう罪にならない犯罪の被害者とその家族たちの心の痛み。
いや、そんな事言ったら『おまえにゃ、わからないよ』と言われるんだろうな。
「復讐は正義か」なんて、結論なんて誰にも出せない。ただ、復讐を夢見ないと生きることができない人間の弱さが、切ない。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.61
(5pt)

重くて、辛くて、切ない痛み

「症候群三部作の完結編! きっと今回は倉持の過去が・・・いや、今回かなりぶ厚い本だから環の過去も書かれていたりして。
わくわく〜〜〜」
・・・・・・なんて読み始めたら、いきなり書かれていたのはショッキングな犯罪とそれに引き裂かれる被害者の家族の悲惨な姿。
最後は巨大な悪の組織が相手かと思ったら、法律で無罪になる犯罪と臓器移植がテーマとは・・・。
「まずい、このまま進んだら、絶対前ニ作のように“犯人を捕まえてハッピーエンド”でなんて終わるはず無い」
と、思いつつ、読むのを止められませんでした。だんだん胃が重くなって、痛くなって・・・・。
そして、「読まなきゃよかった!!」と思いつつ読了してしまいました。
読まなければ、あのチームはいつまでも不協和音を奏でつつ一緒に事件を追いかけている存在として覚えていられたのに・・・・。
残されたのは、きっと現実にたくさんいるであろう罪にならない犯罪の被害者とその家族たちの心の痛み。
いや、そんな事言ったら『おまえにゃ、わからないよ』と言われるんだろうな。
「復讐は正義か」なんて、結論なんて誰にも出せない。ただ、復讐を夢見ないと生きることができない人間の弱さが、切ない。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.60
(5pt)

あなたなりの答えを出してみてください!

精神異常、未成年。こんな理由でもしあなたの大切な人を殺した犯人が釈放されていたら、どんなふうに感じますか??

警察に彼らの情報を問い合わせても、個人情報の保護という名目で教えてもらえない。
「ただ、加害者に謝ってほしい、遺族の気持ちを分かってほしい。」
そう思って裁判を起こせば、「慰謝料目当ての卑しい家族」というレッテル。踏み倒されて支払われない慰謝料。そして、長い裁判によって精神的・肉体的にボロボロになっていく家族…
そんなときにあなたの代わりに加害者に裁きを与えてくれる「職業殺人者」がいたら、あなたはどうしますか??

この作品は、「不起訴処分になった殺人犯に復讐することは許されるか、否か?」という大きな問いを軸に話が展開していきます。

また、前作「失踪症候群」で姿を現した環と他のメンバーたちの遺恨も、今回の話の展開上重要な要素になります。興味をもたれた方はぜひ、前作・前々作を先に読むことをオススメします。

相変わらずの貫井ワールドの素晴らしさ!社会への大きな疑問の提示、「追う側」「追われる側」「殺す側」「殺される側」という様々な視点からの繊細な描写、そしてユニークな「解説」(笑)

極めつけは、あのラスト!!僕にとっては、貫井さんなりの、法という名の絶対正義に対する挑戦状に思えてなりません!「この人はやってくれたよ!」って感じです(^^)
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.59
(5pt)

あなたなりの答えを出してみてください!

精神異常、未成年。こんな理由でもしあなたの大切な人を殺した犯人が釈放されていたら、どんなふうに感じますか??
警察に彼らの情報を問い合わせても、個人情報の保護という名目で教えてもらえない。
「ただ、加害者に謝ってほしい、遺族の気持ちを分かってほしい。」
そう思って裁判を起こせば、「慰謝料目当ての卑しい家族」というレッテル。踏み倒されて支払われない慰謝料。そして、長い裁判によって精神的・肉体的にボロボロになっていく家族…
そんなときにあなたの代わりに加害者に裁きを与えてくれる「職業殺人者」がいたら、あなたはどうしますか??
この作品は、「不起訴処分になった殺人犯に復讐することは許されるか、否か?」という大きな問いを軸に話が展開していきます。
また、前作「失踪症候群」で姿を現した環と他のメンバーたちの遺恨も、今回の話の展開上重要な要素になります。興味をもたれた方はぜひ、前作・前々作を先に読むことをオススメします。
相変わらずの貫井ワールドの素晴らしさ!社会への大きな疑問の提示、「追う側」「追われる側」「殺す側」「殺される側」という様々な視点からの繊細な描写、そしてユニークな「解説」(笑)
極めつけは、あのラスト!!僕にとっては、貫井さんなりの、法という名の絶対正義に対する挑戦状に思えてなりません!「この人はやってくれたよ!」って感じです(^^)
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.58
(5pt)

あなたなりの答えを出してみてください!

精神異常、未成年。こんな理由でもしあなたの大切な人を殺した犯人が釈放されていたら、どんなふうに感じますか??
警察に彼らの情報を問い合わせても、個人情報の保護という名目で教えてもらえない。
「ただ、加害者に謝ってほしい、遺族の気持ちを分かってほしい。」
そう思って裁判を起こせば、「慰謝料目当ての卑しい家族」というレッテル。踏み倒されて支払われない慰謝料。そして、長い裁判によって精神的・肉体的にボロボロになっていく家族…
そんなときにあなたの代わりに加害者に裁きを与えてくれる「職業殺人者」がいたら、あなたはどうしますか??
この作品は、「不起訴処分になった殺人犯に復讐することは許されるか、否か?」という大きな問いを軸に話が展開していきます。
また、前作「失踪症候群」で姿を現した環と他のメンバーたちの遺恨も、今回の話の展開上重要な要素になります。興味をもたれた方はぜひ、前作・前々作を先に読むことをオススメします。
相変わらずの貫井ワールドの素晴らしさ!社会への大きな疑問の提示、「追う側」「追われる側」「殺す側」「殺される側」という様々な視点からの繊細な描写、そしてユニークな「解説」(笑)
極めつけは、あのラスト!!僕にとっては、貫井さんなりの、法という名の絶対正義に対する挑戦状に思えてなりません!「この人はやってくれたよ!」って感じです(^^)
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.57
(1pt)

後味悪かったです

「慟哭」は、トリックとしても斬新なようであったし、子を持つ親として犯人に共感できる部分や考えさせられる部分が多々あり感銘深かった。期待して「症候群」シリーズ3部作を読んでみたが、前2作はただ空疎な本という印象しかなく、本書にいたってはただただ後味の悪い小説でした。

 子供が被害者になる犯罪の悲惨さがテーマとなっているが、これ自体「慟哭」に通じるものがあるし、トリックとなる全体の構成も「慟哭」と類似した手法であり、読み進むうちげんなりさせられた。何より登場人物みんなが残酷悲惨な結末を迎えてしまい、読み終わって「なぜここまで救いのない、陰鬱な話にする必要があるのか」と思ってしまった。テーマの深刻さから全体に暗いイメージになるのは仕方ないが、これでは読後胸糞悪い不快感しか残らなかった。残酷な描写がお好きな方にはお勧めです。

 この人の本は「慟哭」だけ読めば十分。
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.56
(1pt)

後味悪かったです

「慟哭」は、トリックとしても斬新なようであったし、子を持つ親として犯人に共感できる部分や考えさせられる部分が多々あり感銘深かった。期待して「症候群」シリーズ3部作を読んでみたが、前2作はただ空疎な本という印象しかなく、本書にいたってはただただ後味の悪い小説でした。
 子供が被害者になる犯罪の悲惨さがテーマとなっているが、これ自体「慟哭」に通じるものがあるし、トリックとなる全体の構成も「慟哭」と類似した手法であり、読み進むうちげんなりさせられた。何より登場人物みんなが残酷悲惨な結末を迎えてしまい、読み終わって「なぜここまで救いのない、陰鬱な話にする必要があるのか」と思ってしまった。テーマの深刻さから全体に暗いイメージになるのは仕方ないが、これでは読後胸糞悪い不快感しか残らなかった。残酷な描写がお好きな方にはお勧めです。
 この人の本は「慟哭」だけ読めば十分。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.55
(1pt)

後味悪かったです

「慟哭」は、トリックとしても斬新なようであったし、子を持つ親として犯人に共感できる部分や考えさせられる部分が多々あり感銘深かった。期待して「症候群」シリーズ3部作を読んでみたが、前2作はただ空疎な本という印象しかなく、本書にいたってはただただ後味の悪い小説でした。
 子供が被害者になる犯罪の悲惨さがテーマとなっているが、これ自体「慟哭」に通じるものがあるし、トリックとなる全体の構成も「慟哭」と類似した手法であり、読み進むうちげんなりさせられた。何より登場人物みんなが残酷悲惨な結末を迎えてしまい、読み終わって「なぜここまで救いのない、陰鬱な話にする必要があるのか」と思ってしまった。テーマの深刻さから全体に暗いイメージになるのは仕方ないが、これでは読後胸糞悪い不快感しか残らなかった。残酷な描写がお好きな方にはお勧めです。
 この人の本は「慟哭」だけ読めば十分。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.54
(3pt)

殺人症候群

たまたま読んだ本なのですが面白かったです。冒頭からいきなり残酷な事件シーンからはじまってひきこまれ一気に読みきりました。

警察の裏捜査チームが連続殺人を調べるみたいな設定。

出てくる犯罪が少年犯罪で犯人は何年かで出てくるけど被害者の遺族はずっと苦しみを抱えて生きていかなければならない矛盾を描いている。そして遺族の苦しみを解消する唯一の方法として犯人への復讐を請け負う殺し屋。設定は少し漫画的やけど犯罪自体は現実にありえる話なのでこわくなったりもします。

かなり重いテーマやしある少年がおばちゃんに対して行う暴力シーンとかめちゃくちゃえげつないです。

あとがきでこの本が三部作の3作目と知った。いずれ1,2作目も読みたいです。
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.53
(3pt)

殺人症候群

たまたま読んだ本なのですが面白かったです。冒頭からいきなり残酷な事件シーンからはじまってひきこまれ一気に読みきりました。
警察の裏捜査チームが連続殺人を調べるみたいな設定。
出てくる犯罪が少年犯罪で犯人は何年かで出てくるけど被害者の遺族はずっと苦しみを抱えて生きていかなければならない矛盾を描いている。そして遺族の苦しみを解消する唯一の方法として犯人への復讐を請け負う殺し屋。設定は少し漫画的やけど犯罪自体は現実にありえる話なのでこわくなったりもします。
かなり重いテーマやしある少年がおばちゃんに対して行う暴力シーンとかめちゃくちゃえげつないです。
あとがきでこの本が三部作の3作目と知った。いずれ1,2作目も読みたいです。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.52
(3pt)

殺人症候群

たまたま読んだ本なのですが面白かったです。冒頭からいきなり残酷な事件シーンからはじまってひきこまれ一気に読みきりました。
警察の裏捜査チームが連続殺人を調べるみたいな設定。
出てくる犯罪が少年犯罪で犯人は何年かで出てくるけど被害者の遺族はずっと苦しみを抱えて生きていかなければならない矛盾を描いている。そして遺族の苦しみを解消する唯一の方法として犯人への復讐を請け負う殺し屋。設定は少し漫画的やけど犯罪自体は現実にありえる話なのでこわくなったりもします。
かなり重いテーマやしある少年がおばちゃんに対して行う暴力シーンとかめちゃくちゃえげつないです。
あとがきでこの本が三部作の3作目と知った。いずれ1,2作目も読みたいです。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.51
(3pt)

症候群シリーズ完結作

症候群シリーズの完結作。

遺族の無念を依頼で受ける職業殺人者、息子に臓器移植を受けさせるため殺人に手を染めドナーが現れるのを待つ看護婦、その事件を追う刑事、そして症候群シリーズの秘密メンバー。

 

四つの視点から物語が進むので正直あまり長さは感じない。テーマも下手に扱えば凄く陳腐になりそうなものなのだが、背景をきっちり語ることにより、それも感じることもなく楽しく読めました。

いかにもエンターテインメント、読者に色んなことを考えせさせたり、感じさせたりする小説だと思いました。
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.50
(3pt)

症候群シリーズ完結作

症候群シリーズの完結作。
遺族の無念を依頼で受ける職業殺人者、息子に臓器移植を受けさせるため殺人に手を染めドナーが現れるのを待つ看護婦、その事件を追う刑事、そして症候群シリーズの秘密メンバー。
 
四つの視点から物語が進むので正直あまり長さは感じない。テーマも下手に扱えば凄く陳腐になりそうなものなのだが、背景をきっちり語ることにより、それも感じることもなく楽しく読めました。
いかにもエンターテインメント、読者に色んなことを考えせさせたり、感じさせたりする小説だと思いました。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.49
(3pt)

症候群シリーズ完結作

症候群シリーズの完結作。
遺族の無念を依頼で受ける職業殺人者、息子に臓器移植を受けさせるため殺人に手を染めドナーが現れるのを待つ看護婦、その事件を追う刑事、そして症候群シリーズの秘密メンバー。
 
四つの視点から物語が進むので正直あまり長さは感じない。テーマも下手に扱えば凄く陳腐になりそうなものなのだが、背景をきっちり語ることにより、それも感じることもなく楽しく読めました。
いかにもエンターテインメント、読者に色んなことを考えせさせたり、感じさせたりする小説だと思いました。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.48
(2pt)

テーマ負け?

警察が表立って動けない犯罪を捜査する特殊チームという
ちょっとマンガ的な設定を生かすようなスカッとしたエンターテイメント小説を期待していたのですが
シリーズ最終作は期待とは反対方向の、重いテーマを扱った物語でした。

「犯罪被害者の復讐は許されないのか」「人間のクズなら殺してもいいじゃないか」
人情としては同意したいけれども、しかし理性では肯定できないテーマ。
それを真っ向から扱う小説となれば、後味が悪いのは自明のことで
その後味の悪さを覚悟した上で、読んでよかった、魅力があったと納得できるかどうかが、この小説を高く評価できるかどうかの分かれ目なのでしょう。
残念ながら私はあまり面白いとは思えませんでした。
著者の言葉によれば「持っているものすべてを出さなければならなくなった」とのことですが、
作者が自分の熱い思いを詰め込めば小説が面白くなる、というもんじゃないだろうと思いました。

巻末の、やたら“!”が多用されている解説でなぜかけなされているシリーズ前2作ですが
面白さという点でははるかに上ですので、症候群シリーズに興味をもたれた方は、ぜひ読まれることをお勧めします。
特にこの殺人症候群を読まれる方は、前作を読むのは必須とも言えます。
解説にあるように、「作者の成長ぶりが分かる」からではなく
そうしないとキャラクターの魅力が全然分からないからです。
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4575517399
No.47
(2pt)

テーマ負け?

警察が表立って動けない犯罪を捜査する特殊チームという
ちょっとマンガ的な設定を生かすようなスカッとしたエンターテイメント小説を期待していたのですが
シリーズ最終作は期待とは反対方向の、重いテーマを扱った物語でした。
「犯罪被害者の復讐は許されないのか」「人間のクズなら殺してもいいじゃないか」
人情としては同意したいけれども、しかし理性では肯定できないテーマ。
それを真っ向から扱う小説となれば、後味が悪いのは自明のことで
その後味の悪さを覚悟した上で、読んでよかった、魅力があったと納得できるかどうかが、この小説を高く評価できるかどうかの分かれ目なのでしょう。
残念ながら私はあまり面白いとは思えませんでした。
著者の言葉によれば「持っているものすべてを出さなければならなくなった」とのことですが、
作者が自分の熱い思いを詰め込めば小説が面白くなる、というもんじゃないだろうと思いました。
巻末の、やたら“!”が多用されている解説でなぜかけなされているシリーズ前2作ですが
面白さという点でははるかに上ですので、症候群シリーズに興味をもたれた方は、ぜひ読まれることをお勧めします。
特にこの殺人症候群を読まれる方は、前作を読むのは必須とも言えます。
解説にあるように、「作者の成長ぶりが分かる」からではなく
そうしないとキャラクターの魅力が全然分からないからです。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.46
(2pt)

テーマ負け?

警察が表立って動けない犯罪を捜査する特殊チームという
ちょっとマンガ的な設定を生かすようなスカッとしたエンターテイメント小説を期待していたのですが
シリーズ最終作は期待とは反対方向の、重いテーマを扱った物語でした。
「犯罪被害者の復讐は許されないのか」「人間のクズなら殺してもいいじゃないか」
人情としては同意したいけれども、しかし理性では肯定できないテーマ。
それを真っ向から扱う小説となれば、後味が悪いのは自明のことで
その後味の悪さを覚悟した上で、読んでよかった、魅力があったと納得できるかどうかが、この小説を高く評価できるかどうかの分かれ目なのでしょう。
残念ながら私はあまり面白いとは思えませんでした。
著者の言葉によれば「持っているものすべてを出さなければならなくなった」とのことですが、
作者が自分の熱い思いを詰め込めば小説が面白くなる、というもんじゃないだろうと思いました。
巻末の、やたら“!”が多用されている解説でなぜかけなされているシリーズ前2作ですが
面白さという点でははるかに上ですので、症候群シリーズに興味をもたれた方は、ぜひ読まれることをお勧めします。
特にこの殺人症候群を読まれる方は、前作を読むのは必須とも言えます。
解説にあるように、「作者の成長ぶりが分かる」からではなく
そうしないとキャラクターの魅力が全然分からないからです。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.45
(5pt)

正義のための殺人も悪なのか?

未成年というだけで、精神を病んでいるというだけで、殺人を犯しても

たいした罪には問われない。数年の後には社会復帰して、何食わぬ顔で

普通の生活をする。そんな加害者の姿を見たら、被害者の家族はいった

いどう思うのだろうか?まして、加害者側の人間に反省の色が見えない

としたら?おそらく憎しみでいっぱいになるに違いない。それは、相手

を殺したいほどの憎しみかもしれない。「法が裁いてくれないのなら、

自分の手で。」愛する家族を失った者がそう考えたとしても、それは

無理のないことだ。この作品に登場する人たちの心に残る深い傷。

それを死ぬまで抱えなければならないつらさは想像を絶する。もし自分

がその立場になったなら、「復讐のための殺人はいけない。」とは言え

ないだろう。何が悪で何が正義か?この作品が読者に問いかけるもの

は、あまりに大きすぎて重すぎる。とても深く考えさせられる作品

だった。
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399