殺人症候群

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殺人症候群の評価:

3.79/5点 レビュー 82件。 A ランク

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平均点3.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全144件 21〜40 2/8ページ
No.124
(5pt)

一個人には正義も正解もない現実

理不尽でも歪んでも人生の歯車は回り続ける。
勧善懲悪や小綺麗な結末に飽きてる自分としては大変楽しめました。

犯罪、暴力、リンクした人間関係など雰囲気はまるで伊坂幸太郎の作品と通じるものがあり伊坂ワールドが好きな方は満足すると思います。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.123
(5pt)

一個人には正義も正解もない現実

理不尽でも歪んでも人生の歯車は回り続ける。
勧善懲悪や小綺麗な結末に飽きてる自分としては大変楽しめました。

犯罪、暴力、リンクした人間関係など雰囲気はまるで伊坂幸太郎の作品と通じるものがあり伊坂ワールドが好きな方は満足すると思います。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.122
(5pt)

ドラマ化に寄せて

15年位前、午前中から日が暮れるまで思わず読んでしまった本です。
初めに読んだときはあまりに強烈でひどすぎる暴力描写とふわっとした結末に読後感が最悪、二度と読みたくないと思いました。
しかしその高いエンターテイメント性故、あれから二年に一回は読み返す本になっています。
今となるとあの結末以外にないと思えるのが不思議です。環は謎のままなのが良い。

未成年者の犯罪や39条の問題、犯罪者に対する復讐、殺人をした者は必ず報いを受けるのか、等まじめに考えるべき点はありますが
それを考えると矛盾がちらほら見えてきてつまらなくなるので、あえて私は何も考えず、ただただ展開のおもしろさを評価します。
女性に対する過剰な暴力描写は非常に嫌ですし一部非現実的な点がありますが、それ以上に圧倒的リーダビリティに抗えません。

今頃レビューを書きたいと思ったきっかけになったドラマも見ましたが、環(渡部篤郎)と鏑木(谷原章介)は入れ替えてほしかった。
30代頃の渡部さん(永遠の仔やケイゾクを演じていた時のナイーブな感じ)は鏑木のイメージ、そして何より「紳士服モデルのような」、何を考えているかわからない微笑を浮かべている環のイメージは谷原さんでした。これが言いたかった。
谷原さん表紙版の「殺人症候群」が発売されたときはイメージ通りと思ったのですが。

話も全然違って原田や倉持は出てこないし武藤はやたらかっこいいし、トラウマになりそうな某登場人物の強烈な死に様は
あっさりしていましたし、別物でした。特に本作で倉持が出てこない点でもう全然違います。
やはり原作は素晴らしいです。また二年後あたりに読むでしょう。
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.121
(5pt)

ドラマ化に寄せて

15年位前、午前中から日が暮れるまで思わず読んでしまった本です。
初めに読んだときはあまりに強烈でひどすぎる暴力描写とふわっとした結末に読後感が最悪、二度と読みたくないと思いました。
しかしその高いエンターテイメント性故、あれから二年に一回は読み返す本になっています。
今となるとあの結末以外にないと思えるのが不思議です。環は謎のままなのが良い。

未成年者の犯罪や39条の問題、犯罪者に対する復讐、殺人をした者は必ず報いを受けるのか、等まじめに考えるべき点はありますが
それを考えると矛盾がちらほら見えてきてつまらなくなるので、あえて私は何も考えず、ただただ展開のおもしろさを評価します。
女性に対する過剰な暴力描写は非常に嫌ですし一部非現実的な点がありますが、それ以上に圧倒的リーダビリティに抗えません。

今頃レビューを書きたいと思ったきっかけになったドラマも見ましたが、環(渡部篤郎)と鏑木(谷原章介)は入れ替えてほしかった。
30代頃の渡部さん(永遠の仔やケイゾクを演じていた時のナイーブな感じ)は鏑木のイメージ、そして何より「紳士服モデルのような」、何を考えているかわからない微笑を浮かべている環のイメージは谷原さんでした。これが言いたかった。
谷原さん表紙版の「殺人症候群」が発売されたときはイメージ通りと思ったのですが。

話も全然違って原田や倉持は出てこないし武藤はやたらかっこいいし、トラウマになりそうな某登場人物の強烈な死に様は
あっさりしていましたし、別物でした。特に本作で倉持が出てこない点でもう全然違います。
やはり原作は素晴らしいです。また二年後あたりに読むでしょう。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.120
(5pt)

ドラマ化に寄せて

15年位前、午前中から日が暮れるまで思わず読んでしまった本です。
初めに読んだときはあまりに強烈でひどすぎる暴力描写とふわっとした結末に読後感が最悪、二度と読みたくないと思いました。
しかしその高いエンターテイメント性故、あれから二年に一回は読み返す本になっています。
今となるとあの結末以外にないと思えるのが不思議です。環は謎のままなのが良い。

未成年者の犯罪や39条の問題、犯罪者に対する復讐、殺人をした者は必ず報いを受けるのか、等まじめに考えるべき点はありますが
それを考えると矛盾がちらほら見えてきてつまらなくなるので、あえて私は何も考えず、ただただ展開のおもしろさを評価します。
女性に対する過剰な暴力描写は非常に嫌ですし一部非現実的な点がありますが、それ以上に圧倒的リーダビリティに抗えません。

今頃レビューを書きたいと思ったきっかけになったドラマも見ましたが、環(渡部篤郎)と鏑木(谷原章介)は入れ替えてほしかった。
30代頃の渡部さん(永遠の仔やケイゾクを演じていた時のナイーブな感じ)は鏑木のイメージ、そして何より「紳士服モデルのような」、何を考えているかわからない微笑を浮かべている環のイメージは谷原さんでした。これが言いたかった。
谷原さん表紙版の「殺人症候群」が発売されたときはイメージ通りと思ったのですが。

話も全然違って原田や倉持は出てこないし武藤はやたらかっこいいし、トラウマになりそうな某登場人物の強烈な死に様は
あっさりしていましたし、別物でした。特に本作で倉持が出てこない点でもう全然違います。
やはり原作は素晴らしいです。また二年後あたりに読むでしょう。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.119
(1pt)

引っかかりすぎて読み進めるのが辛い

昔書かれた本ならともかく、いまだに「看護婦」とか(2002年から「看護師」に資格名が統一されている)、飲み終わった缶の中にプルタブを落とす(1990年頃には国内ではほぼ全てステイオンタブに取って代わっている)、とか、そう言った雑さが気になって、まともに読み進むことができなかった。ストーリーを読ませるというよりは、残虐描写を書きたい人がそういうのを読みたい人の需要に応えて書いてる感じ。多分もう2度とこの人の本は読まない。
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.118
(1pt)

引っかかりすぎて読み進めるのが辛い

昔書かれた本ならともかく、いまだに「看護婦」とか(2002年から「看護師」に資格名が統一されている)、飲み終わった缶の中にプルタブを落とす(1990年頃には国内ではほぼ全てステイオンタブに取って代わっている)、とか、そう言った雑さが気になって、まともに読み進むことができなかった。ストーリーを読ませるというよりは、残虐描写を書きたい人がそういうのを読みたい人の需要に応えて書いてる感じ。多分もう2度とこの人の本は読まない。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.117
(1pt)

引っかかりすぎて読み進めるのが辛い

昔書かれた本ならともかく、いまだに「看護婦」とか(2002年から「看護師」に資格名が統一されている)、飲み終わった缶の中にプルタブを落とす(1990年頃には国内ではほぼ全てステイオンタブに取って代わっている)、とか、そう言った雑さが気になって、まともに読み進むことができなかった。ストーリーを読ませるというよりは、残虐描写を書きたい人がそういうのを読みたい人の需要に応えて書いてる感じ。多分もう2度とこの人の本は読まない。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.116
(5pt)

重かったが、読むのをやめられなかった

少年法に守られた未成年者が犯す凶悪犯罪とその犯罪被害者について書かれたもの。
自分がこんな犯罪に巻き込まれたら・・という身近に起こりえる恐怖を強く感じた。
暴力的な場面の描写が強烈で、読んでいると気分が悪くなることもあったが、
ストーリーが面白く、読むことをやめられなかった。
読後感の重さは、作品の中でも群を抜いていた。
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.115
(5pt)

重かったが、読むのをやめられなかった

少年法に守られた未成年者が犯す凶悪犯罪とその犯罪被害者について書かれたもの。
自分がこんな犯罪に巻き込まれたら・・という身近に起こりえる恐怖を強く感じた。
暴力的な場面の描写が強烈で、読んでいると気分が悪くなることもあったが、
ストーリーが面白く、読むことをやめられなかった。
読後感の重さは、作品の中でも群を抜いていた。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.114
(5pt)

重かったが、読むのをやめられなかった

少年法に守られた未成年者が犯す凶悪犯罪とその犯罪被害者について書かれたもの。
自分がこんな犯罪に巻き込まれたら・・という身近に起こりえる恐怖を強く感じた。
暴力的な場面の描写が強烈で、読んでいると気分が悪くなることもあったが、
ストーリーが面白く、読むことをやめられなかった。
読後感の重さは、作品の中でも群を抜いていた。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.113
(3pt)

好きな人にはハマるんでしょう

題材としては面白い。貫井徳郎はハマる人にはハマるんでしょう。でも私にはストーリー展開が遅くてハマらなかった。
いろんな角度から見せてる割にはどんでん返しもないし。
それにラストは、スッキリ、できれば幸せが残る終わり方が好きな私にはモヤモヤしか残りませんでした。
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.112
(3pt)

好きな人にはハマるんでしょう

題材としては面白い。貫井徳郎はハマる人にはハマるんでしょう。でも私にはストーリー展開が遅くてハマらなかった。
いろんな角度から見せてる割にはどんでん返しもないし。
それにラストは、スッキリ、できれば幸せが残る終わり方が好きな私にはモヤモヤしか残りませんでした。
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.111
(3pt)

好きな人にはハマるんでしょう

題材としては面白い。貫井徳郎はハマる人にはハマるんでしょう。でも私にはストーリー展開が遅くてハマらなかった。
いろんな角度から見せてる割にはどんでん返しもないし。
それにラストは、スッキリ、できれば幸せが残る終わり方が好きな私にはモヤモヤしか残りませんでした。
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.110
(2pt)

作者が一番犯罪者を擁護している

どうもこんにちは。
現代を舞台にした「復讐」ものは宮部みゆきの「クロスファイア」などのように
結局「どんな理由があっても人殺しはいけない」「殺せば鬼畜の殺人者と同じ」
というお決まりの典型例に堕してしまうものですが、この作品もまるで同じ事でした。
そう書くことが無難、或いは自分が善人だと主張したいのかもしれませんが
それによって生じる作品としての「矛盾」をまるで考慮していないという点に正直辟易させられました。
(そんなに「良い人」だって想われたいんですかね、その発想自体が既に「偽善」だと想うのですが)

まずこの作品を通して作者が言いたい事は
「人を殺した者、そう願った者は悲惨な最後を迎える」
「運命はその罪を見逃さずきっちり負債を取りたてる」
という事らしいですが、では何故、『犯罪被害者だけが』
その負債を「ピンポイントで」取り立てられるかという事です。

読んだ人はお解りの通り、原作で犯罪被害者であり職業殺人者でもあった響子は
悲惨な最後を迎えます。そうなった理由は上記の作者の信念、倫理観といった所ですが
そもそもここに大きな「矛盾」があり、何故彼女が復讐の鬼と化したのかは、
「人を殺した者(それも罪も無い者を)」が「悲惨な最後を迎えていない」からです。
法律によって守られ犯した罪に見合った「報い」を受けていない。
最低最悪の犯罪を行った者が反省もせず同じ悪事を繰り返し
ヘラヘラ笑いながらのうのうと生きている。
だから彼女は職業殺人者になったのであり、
そもそも罪を犯した者が然るべき報いを受けていれば
そうなる必要すらないのです。
なのに何故、「彼女だけが」あのように悲惨なラストを迎えねばならないのか?
彼女の婚約者を殺し眼の前で輪姦した犯罪者達が全員、
この後「同様の最後」を迎えるとはとてもじゃないが想えません。
それは「悪い事をしたら神様の罰が下る」という程度の幼稚な発想で
お伽噺なら兎も角小説で取り上げるテーマではありません。
しかしこの作者はその古びた偏屈な「信念」とやらをどうしてもゴリ押ししたいようで、
そのせいで不自然な市原の大逆転、免許も持ってないのにプロの刑事の追跡を巻く、
人の弱みを握って甚振るような屑のクセに(警察に行かず脅迫する時点で犯罪者)
作者の主張を代弁するかのような大演説というご都合主義丸出しの
読者にとっては「何やってんだ、こいつら……」という破綻した展開を
これでもかと見せられる醜態に至るのです。
別に彼女(響子)を擁護しているわけではありません。
しかし彼女は自分では手を下しておらず、殺したのは全て鬼畜の犯罪者です。
ここで上記の作者の信念()、「どんな理由でも殺せば人殺し」が出てくるわけですが、
この主張は「罪の無い人間」と「鬼畜の犯罪者」を『同列』に考えているという
「矛盾」にまるで気がついていません。
最近とある国でテロ事件が起きましたが、その被害者と実行犯の命を
「同価値」に扱われたら、遺族はたまったものではないでしょう。
そもそも響子の婚約者のように「何も悪い事はしていない」のに
死ぬより辛い生き地獄を経て殺されてしまう者もいるのに、
何故「どんな理由であれ人を殺した者だけは」悲惨な最後を迎えると
「断言」出来てしまうのか、その思考回路が理解出来ません。
『どんな理由であれ』いけないのなら、戦争で人を殺してきた者は?
警察官が子供を守るため犯人を射殺するのは?
家族を襲う暴漢に立ち向かう事もいけないという事になってしまいます。
(私の祖父は二度も徴兵されましたが、90過ぎまで生き安らかな晩年を迎えました)
誰しも人を殺める事を厭うのは当たり前ですが、しかしそれを個人的な理由、
作者のセンチメンタルやナイーブさのアピール、
偽善心を充たすためだけの自己愛撫のために利用し
「拡大解釈」するのはいい加減にしろと言いたい処です。

まぁこうやって問題点をあげていったらキリがないのですが、
『理不尽と戦う意志』の無い者が、「復讐モノ」を描くなというコトですね。
少年法や刑法39条のように、「どんな理由であれ人殺しはいけない」は、
最早混沌とした今の「時代」にあってない、形骸化した概念だという事です。
少しも汚れたくない、罪を犯したくない、それじゃあもう死ぬしかない。
死んで『楽園』にでも住むしかないですね。
まぁそこも「退屈」で地獄だとは想いますが。
それでは。ノシ
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311
No.109
(2pt)

作者が一番犯罪者を擁護している

どうもこんにちは。
現代を舞台にした「復讐」ものは宮部みゆきの「クロスファイア」などのように
結局「どんな理由があっても人殺しはいけない」「殺せば鬼畜の殺人者と同じ」
というお決まりの典型例に堕してしまうものですが、この作品もまるで同じ事でした。
そう書くことが無難、或いは自分が善人だと主張したいのかもしれませんが
それによって生じる作品としての「矛盾」をまるで考慮していないという点に正直辟易させられました。
(そんなに「良い人」だって想われたいんですかね、その発想自体が既に「偽善」だと想うのですが)

まずこの作品を通して作者が言いたい事は
「人を殺した者、そう願った者は悲惨な最後を迎える」
「運命はその罪を見逃さずきっちり負債を取りたてる」
という事らしいですが、では何故、『犯罪被害者だけが』
その負債を「ピンポイントで」取り立てられるかという事です。

読んだ人はお解りの通り、原作で犯罪被害者であり職業殺人者でもあった響子は
悲惨な最後を迎えます。そうなった理由は上記の作者の信念、倫理観といった所ですが
そもそもここに大きな「矛盾」があり、何故彼女が復讐の鬼と化したのかは、
「人を殺した者(それも罪も無い者を)」が「悲惨な最後を迎えていない」からです。
法律によって守られ犯した罪に見合った「報い」を受けていない。
最低最悪の犯罪を行った者が反省もせず同じ悪事を繰り返し
ヘラヘラ笑いながらのうのうと生きている。
だから彼女は職業殺人者になったのであり、
そもそも罪を犯した者が然るべき報いを受けていれば
そうなる必要すらないのです。
なのに何故、「彼女だけが」あのように悲惨なラストを迎えねばならないのか?
彼女の婚約者を殺し眼の前で輪姦した犯罪者達が全員、
この後「同様の最後」を迎えるとはとてもじゃないが想えません。
それは「悪い事をしたら神様の罰が下る」という程度の幼稚な発想で
お伽噺なら兎も角小説で取り上げるテーマではありません。
しかしこの作者はその古びた偏屈な「信念」とやらをどうしてもゴリ押ししたいようで、
そのせいで不自然な市原の大逆転、免許も持ってないのにプロの刑事の追跡を巻く、
人の弱みを握って甚振るような屑のクセに(警察に行かず脅迫する時点で犯罪者)
作者の主張を代弁するかのような大演説というご都合主義丸出しの
読者にとっては「何やってんだ、こいつら……」という破綻した展開を
これでもかと見せられる醜態に至るのです。
別に彼女(響子)を擁護しているわけではありません。
しかし彼女は自分では手を下しておらず、殺したのは全て鬼畜の犯罪者です。
ここで上記の作者の信念()、「どんな理由でも殺せば人殺し」が出てくるわけですが、
この主張は「罪の無い人間」と「鬼畜の犯罪者」を『同列』に考えているという
「矛盾」にまるで気がついていません。
最近とある国でテロ事件が起きましたが、その被害者と実行犯の命を
「同価値」に扱われたら、遺族はたまったものではないでしょう。
そもそも響子の婚約者のように「何も悪い事はしていない」のに
死ぬより辛い生き地獄を経て殺されてしまう者もいるのに、
何故「どんな理由であれ人を殺した者だけは」悲惨な最後を迎えると
「断言」出来てしまうのか、その思考回路が理解出来ません。
『どんな理由であれ』いけないのなら、戦争で人を殺してきた者は?
警察官が子供を守るため犯人を射殺するのは?
家族を襲う暴漢に立ち向かう事もいけないという事になってしまいます。
(私の祖父は二度も徴兵されましたが、90過ぎまで生き安らかな晩年を迎えました)
誰しも人を殺める事を厭うのは当たり前ですが、しかしそれを個人的な理由、
作者のセンチメンタルやナイーブさのアピール、
偽善心を充たすためだけの自己愛撫のために利用し
「拡大解釈」するのはいい加減にしろと言いたい処です。

まぁこうやって問題点をあげていったらキリがないのですが、
『理不尽と戦う意志』の無い者が、「復讐モノ」を描くなというコトですね。
少年法や刑法39条のように、「どんな理由であれ人殺しはいけない」は、
最早混沌とした今の「時代」にあってない、形骸化した概念だという事です。
少しも汚れたくない、罪を犯したくない、それじゃあもう死ぬしかない。
死んで『楽園』にでも住むしかないですね。
まぁそこも「退屈」で地獄だとは想いますが。
それでは。ノシ
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.108
(2pt)

作者が一番犯罪者を擁護している

どうもこんにちは。
現代を舞台にした「復讐」ものは宮部みゆきの「クロスファイア」などのように
結局「どんな理由があっても人殺しはいけない」「殺せば鬼畜の殺人者と同じ」
というお決まりの典型例に堕してしまうものですが、この作品もまるで同じ事でした。
そう書くことが無難、或いは自分が善人だと主張したいのかもしれませんが
それによって生じる作品としての「矛盾」をまるで考慮していないという点に正直辟易させられました。
(そんなに「良い人」だって想われたいんですかね、その発想自体が既に「偽善」だと想うのですが)

まずこの作品を通して作者が言いたい事は
「人を殺した者、そう願った者は悲惨な最後を迎える」
「運命はその罪を見逃さずきっちり負債を取りたてる」
という事らしいですが、では何故、『犯罪被害者だけが』
その負債を「ピンポイントで」取り立てられるかという事です。

読んだ人はお解りの通り、原作で犯罪被害者であり職業殺人者でもあった響子は
悲惨な最後を迎えます。そうなった理由は上記の作者の信念、倫理観といった所ですが
そもそもここに大きな「矛盾」があり、何故彼女が復讐の鬼と化したのかは、
「人を殺した者(それも罪も無い者を)」が「悲惨な最後を迎えていない」からです。
法律によって守られ犯した罪に見合った「報い」を受けていない。
最低最悪の犯罪を行った者が反省もせず同じ悪事を繰り返し
ヘラヘラ笑いながらのうのうと生きている。
だから彼女は職業殺人者になったのであり、
そもそも罪を犯した者が然るべき報いを受けていれば
そうなる必要すらないのです。
なのに何故、「彼女だけが」あのように悲惨なラストを迎えねばならないのか?
彼女の婚約者を殺し眼の前で輪姦した犯罪者達が全員、
この後「同様の最後」を迎えるとはとてもじゃないが想えません。
それは「悪い事をしたら神様の罰が下る」という程度の幼稚な発想で
お伽噺なら兎も角小説で取り上げるテーマではありません。
しかしこの作者はその古びた偏屈な「信念」とやらをどうしてもゴリ押ししたいようで、
そのせいで不自然な市原の大逆転、免許も持ってないのにプロの刑事の追跡を巻く、
人の弱みを握って甚振るような屑のクセに(警察に行かず脅迫する時点で犯罪者)
作者の主張を代弁するかのような大演説というご都合主義丸出しの
読者にとっては「何やってんだ、こいつら……」という破綻した展開を
これでもかと見せられる醜態に至るのです。
別に彼女(響子)を擁護しているわけではありません。
しかし彼女は自分では手を下しておらず、殺したのは全て鬼畜の犯罪者です。
ここで上記の作者の信念()、「どんな理由でも殺せば人殺し」が出てくるわけですが、
この主張は「罪の無い人間」と「鬼畜の犯罪者」を『同列』に考えているという
「矛盾」にまるで気がついていません。
最近とある国でテロ事件が起きましたが、その被害者と実行犯の命を
「同価値」に扱われたら、遺族はたまったものではないでしょう。
そもそも響子の婚約者のように「何も悪い事はしていない」のに
死ぬより辛い生き地獄を経て殺されてしまう者もいるのに、
何故「どんな理由であれ人を殺した者だけは」悲惨な最後を迎えると
「断言」出来てしまうのか、その思考回路が理解出来ません。
『どんな理由であれ』いけないのなら、戦争で人を殺してきた者は?
警察官が子供を守るため犯人を射殺するのは?
家族を襲う暴漢に立ち向かう事もいけないという事になってしまいます。
(私の祖父は二度も徴兵されましたが、90過ぎまで生き安らかな晩年を迎えました)
誰しも人を殺める事を厭うのは当たり前ですが、しかしそれを個人的な理由、
作者のセンチメンタルやナイーブさのアピール、
偽善心を充たすためだけの自己愛撫のために利用し
「拡大解釈」するのはいい加減にしろと言いたい処です。

まぁこうやって問題点をあげていったらキリがないのですが、
『理不尽と戦う意志』の無い者が、「復讐モノ」を描くなというコトですね。
少年法や刑法39条のように、「どんな理由であれ人殺しはいけない」は、
最早混沌とした今の「時代」にあってない、形骸化した概念だという事です。
少しも汚れたくない、罪を犯したくない、それじゃあもう死ぬしかない。
死んで『楽園』にでも住むしかないですね。
まぁそこも「退屈」で地獄だとは想いますが。
それでは。ノシ
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.107
(5pt)

3部作の中でNo.1

3部作の中でNo.1だと思う作品です。かなり考えさせられた内容です
殺人症候群 <新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 <新装版> (双葉文庫)より
4575517399
No.106
(5pt)

3部作の中でNo.1

3部作の中でNo.1だと思う作品です。かなり考えさせられた内容です
殺人症候群 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人症候群 (双葉文庫)より
4575510149
No.105
(5pt)

3部作の中でNo.1

3部作の中でNo.1だと思う作品です。かなり考えさせられた内容です
殺人症候群 Amazon書評・レビュー: 殺人症候群より
4575234311