プリズム

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評判

プリズムの評価:

3.52/5点 レビュー 75件。 B ランク

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平均点3.52pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 21〜40 2/5ページ
No.64
(5pt)

めくるめく推理

貫井氏の作品としては読んだ後も重くならない比較的ライトなミステリー。
ボリュームの氏の長編としてはかなりコンパクトながら、一つの殺人事件の真相を巡ってリレー式に次々と推理が導かれては否定が最後まで続く本当の推理小説である。
各章一人称語りで指摘した犯人が次の章では語り側に回り、最後でそれらが一巡するので結局最後まではっきりした真相が明かされないが、二転三転するストーリーが非常に面白く最後まで一気に読ませてくれる。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.63
(5pt)

めくるめく推理

貫井氏の作品としては読んだ後も重くならない比較的ライトなミステリー。
ボリュームの氏の長編としてはかなりコンパクトながら、一つの殺人事件の真相を巡ってリレー式に次々と推理が導かれては否定が最後まで続く本当の推理小説である。
各章一人称語りで指摘した犯人が次の章では語り側に回り、最後でそれらが一巡するので結局最後まではっきりした真相が明かされないが、二転三転するストーリーが非常に面白く最後まで一気に読ませてくれる。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.62
(4pt)

あなたのストーリーで

読み終わって名推理に膝を打つのではないスタイルの推理小説です。
被害者の造形が鮮やかで,物語を楽しむことが出来ました。
プリズムというタイトルがあまりにも小説の内容を示しているので,まぁその通りです。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.61
(4pt)

あなたのストーリーで

読み終わって名推理に膝を打つのではないスタイルの推理小説です。
被害者の造形が鮮やかで,物語を楽しむことが出来ました。
プリズムというタイトルがあまりにも小説の内容を示しているので,まぁその通りです。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.60
(5pt)

真犯人に驚きます

物語展開と結末の置き方が秀逸。
これこそ「プリズム」の題に相応しい。
ミステリーの読み方を深く考えさせられたと同時に、
10年後ぐらいに再読して、
どういう推論と感想を自分が持つかということを
比較したいと感じました。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.59
(5pt)

真犯人に驚きます

物語展開と結末の置き方が秀逸。
これこそ「プリズム」の題に相応しい。
ミステリーの読み方を深く考えさせられたと同時に、
10年後ぐらいに再読して、
どういう推論と感想を自分が持つかということを
比較したいと感じました。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.58
(5pt)

普通に傑作

この手のあーでもないこーでもない推理は
西澤保彦が得意とするところですが
西澤よりくどくなくあっさりして読みやすいです。
こういう結末もありでしょう。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.57
(5pt)

普通に傑作

この手のあーでもないこーでもない推理は
西澤保彦が得意とするところですが
西澤よりくどくなくあっさりして読みやすいです。
こういう結末もありでしょう。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.56
(4pt)

『毒入りチョコレート事件』の進化型

アントニイ・バークリーの『毒入りチョコレート事件』を読んでおられる方が、この『プリズム』読まれたら、『プリズム』は『毒入りチョコレート事件』の形式を踏襲した作品だと、すぐに気がつかれるだろう。
 アントニイ・バークリーの『毒入りチョコレート事件』は、推理マニアの集団が、ある毒殺事件に対して、おのおのの推理を披露し合うという形式である。ある人物によって提示された推理・解決案は、次の人物が示す問題点や疑問点で論破されていくというものだ。論破されてしまうのだけれど、提出された推理のどれもが、それなりに説得力をもち、推理小説の唯一無二の解決に疑問を投げかけた作品だ。
 貫井徳郎の『プリズム』も、この形式をとっている。
 教師として、誰からも慕われていた女性が死んだ。死因は置き時計によるものと思われる頭部の打撲。だが、司法解剖の結果、彼女の体内から睡眠薬が検出され、自宅の部屋の窓には、ガラス切りであけた穴があった。事故死ではなく、他殺の疑いが強まる。そして、彼女の教え子や、同僚や、元恋人や、不倫相手がそれぞれ語り手となって、被害者について語っていく。
 語り手の視点が変わることで、被害者の人物像もおのずと変わってくる。被害者の女性のいろいろな面が見えてくる。
 ひとりの人間がいろいろな面を持っているのはあたりまえのことだが、こと本格謎解きミステリにおいては、これは扱いにくい要素だ。登場人物たちが一貫したキャラクターをもち、そこから発せられる客観的な情報があるからこそ、唯一無二の解決が成り立つ。人間のもつ多面性を描写することで、多重・複数解決を提示した作品。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.55
(4pt)

『毒入りチョコレート事件』の進化型

アントニイ・バークリーの『毒入りチョコレート事件』を読んでおられる方が、この『プリズム』読まれたら、『プリズム』は『毒入りチョコレート事件』の形式を踏襲した作品だと、すぐに気がつかれるだろう。
 アントニイ・バークリーの『毒入りチョコレート事件』は、推理マニアの集団が、ある毒殺事件に対して、おのおのの推理を披露し合うという形式である。ある人物によって提示された推理・解決案は、次の人物が示す問題点や疑問点で論破されていくというものだ。論破されてしまうのだけれど、提出された推理のどれもが、それなりに説得力をもち、推理小説の唯一無二の解決に疑問を投げかけた作品だ。
 貫井徳郎の『プリズム』も、この形式をとっている。
 教師として、誰からも慕われていた女性が死んだ。死因は置き時計によるものと思われる頭部の打撲。だが、司法解剖の結果、彼女の体内から睡眠薬が検出され、自宅の部屋の窓には、ガラス切りであけた穴があった。事故死ではなく、他殺の疑いが強まる。そして、彼女の教え子や、同僚や、元恋人や、不倫相手がそれぞれ語り手となって、被害者について語っていく。
 語り手の視点が変わることで、被害者の人物像もおのずと変わってくる。被害者の女性のいろいろな面が見えてくる。
 ひとりの人間がいろいろな面を持っているのはあたりまえのことだが、こと本格謎解きミステリにおいては、これは扱いにくい要素だ。登場人物たちが一貫したキャラクターをもち、そこから発せられる客観的な情報があるからこそ、唯一無二の解決が成り立つ。人間のもつ多面性を描写することで、多重・複数解決を提示した作品。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.54
(5pt)

推理小説とは、ミステリとは?

元ネタとなったミステリは、あとがきで紹介されているので、未読なら是非ご一読を。複雑に構成された物語ですが、元ネタを知っていれば構成は簡単に理解できます。
最後のパートは、いささか強引な面も見えますが、全体的には推理小説とは何かという作者の根源への問いにもつながっていると思われる、高い志をもって書かれた小説のようです。
単に読みやすい、分かりやすい、売れ線の小説を書くのではなく、このような小説という表現形式、ミステリというジャンルへの根源的な問いを含んだ小説に挑戦した作者の姿勢は、尊敬に値する素晴らしいものだと思います。

プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.53
(5pt)

推理小説とは、ミステリとは?

元ネタとなったミステリは、あとがきで紹介されているので、未読なら是非ご一読を。複雑に構成された物語ですが、元ネタを知っていれば構成は簡単に理解できます。
最後のパートは、いささか強引な面も見えますが、全体的には推理小説とは何かという作者の根源への問いにもつながっていると思われる、高い志をもって書かれた小説のようです。
単に読みやすい、分かりやすい、売れ線の小説を書くのではなく、このような小説という表現形式、ミステリというジャンルへの根源的な問いを含んだ小説に挑戦した作者の姿勢は、尊敬に値する素晴らしいものだと思います。

プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.52
(4pt)

個人的には33分探偵に近い作品

本来は被害者や殺人家庭は個人個人の視点よってバラバラという作品らしいですが、
やはり、犯人は終始、一番怪しかったあの人だと思います。
少なくとも現実世界はならあの人が逮捕されちゃうでしょうね。証拠が明らかすぎます。

いや、でもいろんな推理が聞けてとても楽しい本です。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.51
(4pt)

個人的には33分探偵に近い作品

本来は被害者や殺人家庭は個人個人の視点よってバラバラという作品らしいですが、
やはり、犯人は終始、一番怪しかったあの人だと思います。
少なくとも現実世界はならあの人が逮捕されちゃうでしょうね。証拠が明らかすぎます。

いや、でもいろんな推理が聞けてとても楽しい本です。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.50
(4pt)

読みやすい

消化不良は否めないが、読みやすかった。貫井徳郎さんの作品で一番読みやすいかも。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.49
(4pt)

読みやすい

消化不良は否めないが、読みやすかった。貫井徳郎さんの作品で一番読みやすいかも。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.48
(4pt)

結末が複数存在する小説の存在を認めるか?

一人称の語り手4人が、4つの章ごとに小学校女教師の死について真相を探ってゆく。
章が進むごとに、新たな事実がひとつひとつ明らかになり、教師の死についての別の仮説が浮かび上がっては消える。
そして、最後の4つ目の章の結末で、最初の第1章で暗黙の前提となっていた語り手の潔白性が否定され、4人の語り手の誰かが嘘を語っているのでなければ結局どこにも犯人はいないことになってしまう。
事実を小出しに示してゆき、真相に迫るスリルを徐々に高めてゆく展開は、ミステリ小説として非常に面白い。一気に読み切れる。
それでも、見かけ上、犯人の存在しない殺人事件、というあいまいな結末は残る。異なった人間の視点により、事実は全く異なった様相を見せる。そんな真実を極限まで追求したスタイルのミステリだと言われれば、そうかも知れないが、それでも読後感はすっきりしない。
つまり、結末がひとつに決まらないのも、小説の終わり方の一つだ、という事実を受け入れるべきなのか。
どうしてもそれが受け入れられなければ、本作はエンターテイメントに徹した小説ではなくて、実験小説と考えるしかない。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.47
(4pt)

結末が複数存在する小説の存在を認めるか?

一人称の語り手4人が、4つの章ごとに小学校女教師の死について真相を探ってゆく。
章が進むごとに、新たな事実がひとつひとつ明らかになり、教師の死についての別の仮説が浮かび上がっては消える。
そして、最後の4つ目の章の結末で、最初の第1章で暗黙の前提となっていた語り手の潔白性が否定され、4人の語り手の誰かが嘘を語っているのでなければ結局どこにも犯人はいないことになってしまう。
事実を小出しに示してゆき、真相に迫るスリルを徐々に高めてゆく展開は、ミステリ小説として非常に面白い。一気に読み切れる。
それでも、見かけ上、犯人の存在しない殺人事件、というあいまいな結末は残る。異なった人間の視点により、事実は全く異なった様相を見せる。そんな真実を極限まで追求したスタイルのミステリだと言われれば、そうかも知れないが、それでも読後感はすっきりしない。
つまり、結末がひとつに決まらないのも、小説の終わり方の一つだ、という事実を受け入れるべきなのか。
どうしてもそれが受け入れられなければ、本作はエンターテイメントに徹した小説ではなくて、実験小説と考えるしかない。
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No.46
(4pt)

多重解決+α

一つの事件に対し、複数の“真相”が導き出される
『毒入りチョコレート事件』の形式が踏襲された作品。
作中では、四人の語り手がそれぞれ最終的に到達する
“真相”も含め、合計十通りの仮説が構築されています。
さらに本作には、そうした本家から受け継いだ《多重解決》の趣向に加え、
もう一つ、作者独自の趣向が採り入れられています(各章の章題に注目)。
作者は、その趣向によって本作を一個の“プリズム”とすることに成功したといえます。
ところで、本作の四人の語り手は、事件について調査・推理しますが、それは自分を
納得させる口実を見出す作業にすぎず、真実を追究することとイコールではありません。
もっとも、そもそも真実などというもの自体が、人と人のあいだに
あえかに現出しては消えていく、幻影にすぎないとも言えますが。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.45
(5pt)

一人称多視点

ストーリー構成に翻弄され推理も交錯し、真相解明までのスリル感がページをめくる度に高まる。
エドガー・アラン・ポオのミステリー小説を読みたくなった。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
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