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警視庁捜査一課南平班
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警視庁捜査一課南平班の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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作者の時代物は「大いなるマンネリズム」を追求していて、その決まりごとが面白い。また、犯人が分かっても、それからが本番で作者の経験を交えた剣戟の描写は非常に面白い。 翻って現代もの、特に本格推理風の作品となると、本格推理にスレた読者から見ると極めて「ヌルい」作品となっている。 犯人が初めて登場した段階でなんら証拠がなくともすぐに犯人とわかってしまう。なぜなら一人だけ異質な存在だから。 上で「意外な人物が犯人」とかなんたら書いてあるが一番犯人らしい人物が犯人である。意外性などない。 それから先、すなわち残りの8割の文章は、直観した犯人が犯人たることを補強する材料が出てきてトリックも動機も簡単に分かってしまう一方で主人公ら捜査陣の無能さが歯がゆくイライラが募っていった。 作中で主人公のことを「一匹狼」と記述しているが、実際は極めて常識的な組織人であることも違和感を感じる。 鳥羽亮、小杉健治らは時代物はそれなりに面白いが瑕疵も多い。それを勢いで乗り切っているが、緻密さを要求される推理モノではヌルい作品しか書けないようだ。無理せず時代物に専念して欲しい。 | ||||
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