プリズン・トリック
評判
プリズン・トリックの評価:
2.45/5点 レビュー 77件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21〜22 2/2ページ
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プリズン・トリックの評価:
2.45/5点 レビュー 77件。 C ランク
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確かに選評にあるように欠点も多いのだが、良かった点がその欠点を補いきれているように感じた。
まず何よりも「刑務所内での密室殺人」これだけでもう興味はかなりそそられる。序盤に描かれている事件の発生までの流れや細かすぎると言っても過言ではない刑務所内の様子、受刑者の生活に関する記述は多くのミステリーを読んでいるような人にも初耳のものが多いのではないだろうか。そんな感じで序盤はわりと引き込まれてる。そして中盤の交通事故の被害者と加害者の対峙、原題でもある憲法三十九条の過失への問題提議は序盤で掴みかけた読者の心を一気に作品の中に引き込むポイントでもあり、考えさせかれるところでもある。またトリックに関しても一応辻褄の合わないところはなく説明がされる。
もちろん登場人物・視点の多さから感情移入がしにくく、話がわかりにくくなっているし、トリックの説明のされかたも微妙、後半で半ば強引とも思える布石を置いてのラストのどんでん返し?もこれはいるかなと思ってしまったりと欠点も多いのだが、しかし、上記したこの作品の良い点はその欠点を補えているように思うことと、次回作今後への期待込みで★4つにした。
これはあくまで個人的な感想だが、あえて交通事故の被害者と加害者の対峙などの良かったところすら省いて、ずっと犯人と警察の2つの視点だけの切り替えにし、トリックの粗さををもうちょっとなくせばかなり面白さが増したように思う。トリックの概要がかなり面白いだけにちょっともったいない気がしてしまうのは自分だけだろうか…。