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少女は踊る暗い腹の中踊る
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少女は踊る暗い腹の中踊るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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最高です。高校生の時、舞城王太郎さんから入ったメフィストでしたがあの時期に読んでよかったと心の底から思う作品でした。そこから何度も読み返しています。下からノワールを標榜しているので表現自体はグロテスクではありますがそれは大して気になりません。むしろそれが余計に疾走感を高めており、何故か焦りながらページをめくらなければいけないような感覚に陥りました。 今時の十代に刺さるかどうかはわかりませんが、自分の青春を代表する一作です。 | ||||
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とにかく疾走感がある。 一作目独特の荒々しさがあるが、そんなこと気にもならない。 一気に読ませる力がある。 二作目以降出されていないのが、本当に残念でならない。 | ||||
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この手の作品を何作か読んでいると、面白く感じられる要素はあまりないが、 勢いはあるしなぜか文章が二段じゃなくて一段構成なので気楽には読める 新品で買うと高い品物だが、中古で買うならちょうどいいかもしれない | ||||
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バトルロワイヤルって読んでないけど、こんなものなのかな。。。 蒼以を2人のレイプ魔から救うため、主人公、耳からドライバーを突き刺す・・・みたいな 必殺仕事人みたいに、いともあっさり殺してしまうのを皮切りに ばっさばっさ人が死んでいきます。 しかも、かなり惨い方法で。 まぁ、そのなかに、性的虐待とか。いろいろあるのですが・・・・。 こういうの、そういう理由とか、どうでもいいんでしょう。 エンターテイメントなんです。 スプラッタを文字で見る感じです。 文章のせいだと思うけど、スリリングっていうんじゃなくて むしろ、リズミカルに人が殺されていきます。 青春に、一家が惨殺されちゃいます。 物語の大半、良いと思うんだけど 肝心の蒼以の魅力が皆無なのが、ちょっと・・・。 なんで、主人公がそこまで蒼以に肩入れするのか、さっぱりわからないん。 はぁ?ってカンジはあっても、赤ん坊連続誘拐犯人のが、説得力がありました。 読む人を選びそうです。 | ||||
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コインランドリーを管理する19歳の主人公。深夜、謎の少女に渡されたのは、無残な赤ん坊の死体。街で起こっている連続赤ん坊誘拐との関係か? そして主人公の前に現れる「いっちゃってる大量殺人者」。主人公の知り合いらしいのだが・・・。 そして街で起こる「大量殺人」。その動機は、赤ん坊誘拐との関係は、犯人は、動 機は。。 大量殺人者に追いかけられ、謎の少女を探す主人公は、その中にどっぷりと漬かるなかで・・・。 どういつも、こいつも「いっちゃてる」話です。ノワールが、岡山弁(?)にのって怪しい雰囲気を増していきます。 話の展開も早く、ストーリーや謎が気になって、飲み込まれ、一気に読みました。 ちょっと残酷なシーンもありますが、こんな非日常の人ばっか、の世界もありか、ありか、と思いました。 | ||||
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根底には『愛』というものがあるのでしょう. ただ,それを肯定するための残酷な描写,舞台など, よく言われるように舞城王太郎の影響を強く感じます. とはいえ,あくまでも影響を受けているだけという印象で, それを突き抜けるような,特別のなにかは感じられませんでした. また,その残酷な描写も演出のための『作り物』の感が強く, かなりむごい描写ばかりにもかかわらず嫌悪感すらも沸いてきません. 舞城作品がお好きであれば,そこそこは読めると思いますが, 今後もこの路線で行くのであれば,飽きられてしまいそうです. 慣れていない方は,グロテスクな内容に気をつけて…. | ||||
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舞城王太郎と阿部和重大好きだと豪語する岡崎隼人。「暗闇の中で子供」と装丁から何まで似ている、ということはタブーか。 中盤の展開はすごくいいです。そこだけはかなりのめりこんで読めたけれど、前半と終盤が全然だめ。 特に、前半、主人公にまったくついていけない。読者おいてけぼり。へんなこと起きすぎ。主人公が狂ってるっていう設定(だと思う)けれど、まるでリアリティがない。主人公の妄想なのかな、えみちゃんの妄想(あるいは夢)か、と深読みできるけれど、そこまでの作品とは思えない。 ラストもぐだぐだすぎる。 | ||||
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第34回メフィスト受賞のデビュー作品。 デビュー作品が頷けるほど、読んでいると荒い展開で緻密さには欠ける。 それでも★4にしたのは、この作品最後までしっかり読ませるのだ。 書かなければ、人を殺してた・・・・・ 書かなければ、狂ってた・・・・・・・ と、思わせる気迫が作品に潜むのも、評価として大きいかもしれない。 ギリギリの境界線で、作品に仕上ったかのような出来だ。 故に、読後自分のお腹に赤ちゃんが詰まってそうな、暗澹たる気持ちになった。 | ||||
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「結平君、また間違えようね」 星は三つだが、つまらない、という事は決してない。 どちらかといえば面白かった部類。 いきなり赤ん坊の死体がバイクの中に突っ込まれたり、序盤から人がガンガン死ぬ展開は読ませる。 連続乳児誘拐事件の全容と、あまりに唐突すぎる登場と共に殺りまくるウサガワの正体がどう繋がるのかは普通に気になり、特に中だるむ事もなく最後まで興味が持続する。 が、貪るように夢中になって読み耽ったのかといえば、そうでもない。 結末に大きな爽快感やカタルシスがあるのかといえば、そうでもない。 事件のオチと登場人物の各々の動機が【トラウマ=主人公の過去】のみに集約されている点はミステリとしては今一つで、いかにも弱い。 オリジナルティーがありつつ重要そうに見えたコインランドリーの管理人という設定も、結局は死に設定。 だから本作はミステリとして楽しもうとするよりは、ノワールとして読むのが正解なんだろうけど(帯に「青春ノワール」とか書いてあるし)、それにしても、ミステリという枠から逸脱した先行例であり、本作にも影響を与えているとも思われる舞城王太郎や佐藤友哉と同等以上のインパクトはない。 舞城王太郎ほどクオリティは高くないし(当たり前だけど)、話がとにかく凄惨で過激で残酷なわりに、佐藤友哉ほどイカれていて逸脱している、という印象も受けない。「作品を盛り上げるために、頑張ってたくさん殺ってます!」感が、どうしても否めないのである。 ま、作中に瀰漫する狂気が、必ずしも暴力描写の多さに比例するとは限らないという事です。 十九歳のデビュー作としては十分の出来だとは思う。 十分なのだけど、でもあともう一歩突き抜けないと、舞城王太郎にも佐藤友哉にもなれないんじゃないかな、という気はする。 | ||||
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この作者、文章自体はそんなにうまくないが読ませる力は十分に持っている。 序盤から先の読めない展開に引き込まれた。ウサガワの登場により狂った物語は更に予想外の方向に加速し、過去の罪を背負った主人公の思考と日常が壊れていく。 と、ここまではかなり自分好みの内容だったのだが、やはり気になるのは収束のさせ方だ。どうしてもメフィスト賞を受賞した某作家の影響を感じざるを得なかった。印象としては佐藤友哉と舞城王太郎を混ぜてあっさりさせたといった感じ。 まだまだ発展途上であり今後、化ける可能性は十分にあると思う。ぜひこの作者のオリジナリティ溢れる作品を読んでみたい。 | ||||
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メフィスト賞受賞作というので思い切って買って読んでみました。 主人公が闇へと暴走していく様はスピード感があり、 ページをめくる手を止めさせてくれませんでしたぁw 強烈なインパクトがあり、どんどん引き込まれていく感じがしました。 ただ、ノワールというだけあって、気分が悪くなりました。 また、そういう落ちかぁ、と某作家を彷彿としてしまいゲンナリしました。 ということで、次回作への期待を含めて☆3つにします! | ||||
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