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還るべき場所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 41~44 3/3ページ
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山を知る人、山を知らぬ人、どちらでも十分に堪能でき、十分に満足できるのでは。 山に登るという事は、他のスポーツと違い、死を間近に感じることでもある、というような部分は、感銘をうける。 座右の銘にしたいような文言が散りばめられ、スリリングに、スピーディに、楽しませてもらえる。 一つの映画を観ている様な感覚に陥る、山の名作の一つにもなるのでは。 誰にもオススメしたい作品。 | ||||
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山を知る人、山を知らぬ人、どちらでも十分に堪能でき、十分に満足できるのでは。 山に登るという事は、他のスポーツと違い、死を間近に感じることでもある、というような部分は、感銘をうける。 座右の銘にしたいような文言が散りばめられ、スリリングに、スピーディに、楽しませてもらえる。 一つの映画を観ている様な感覚に陥る、山の名作の一つにもなるのでは。 誰にもオススメしたい作品。 | ||||
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内容紹介の通り、圧倒的な迫力の山岳小説だった。 登山に関するディテール、登山中に亡くなった恋人を想う気持ち、一般人がやる公募登山の難しさ、登山を通じた人生のあり方など、読み応えが満載だった。特に、登山そのものが人生のあり方につながるという考え方が何度も出てくるのだが、それも十分納得できる内容だった。 印象に残る考え方はいくつもあったが、個人的には会長秘書を務める竹原の「人生とはやり直しのできない一筆書きのようなもので、一度描いてしまった線は修正がきかない。できるのはその先をさらに描き続けることだけで、たとえ予期せぬ手先のぶれで意図と違う方向に筆が走ったとしても、そこから思いもよらない未来が開けることもある。職務というくびきを離れてヒマラヤの希薄な待機のなかに身をおくと、自ら選びとったと信じて生きてきた可もなく不可もないサラリーマン人生が、空疎な絵空事でしかなかったように思えてくる」という言葉が、まさに人生の苦楽と山岳の壮大さを表現していて、とても印象に残った。 また、最後の終わり方も今まで描かれてきた聖美らしい性格が表現されていて、清々しい終わり方だったと思う。 | ||||
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内容紹介の通り、圧倒的な迫力の山岳小説だった。 登山に関するディテール、登山中に亡くなった恋人を想う気持ち、一般人がやる公募登山の難しさ、登山を通じた人生のあり方など、読み応えが満載だった。特に、登山そのものが人生のあり方につながるという考え方が何度も出てくるのだが、それも十分納得できる内容だった。 印象に残る考え方はいくつもあったが、個人的には会長秘書を務める竹原の「人生とはやり直しのできない一筆書きのようなもので、一度描いてしまった線は修正がきかない。できるのはその先をさらに描き続けることだけで、たとえ予期せぬ手先のぶれで意図と違う方向に筆が走ったとしても、そこから思いもよらない未来が開けることもある。職務というくびきを離れてヒマラヤの希薄な待機のなかに身をおくと、自ら選びとったと信じて生きてきた可もなく不可もないサラリーマン人生が、空疎な絵空事でしかなかったように思えてくる」という言葉が、まさに人生の苦楽と山岳の壮大さを表現していて、とても印象に残った。 また、最後の終わり方も今まで描かれてきた聖美らしい性格が表現されていて、清々しい終わり方だったと思う。 | ||||
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