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還るべき場所



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【この小説が収録されている参考書籍】
還るべき場所
還るべき場所 (文春文庫)

還るべき場所の評価: 4.53/5点 レビュー 49件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

現地で参加

読んでいるといつの間にか現地にいる感覚になるのがいい
還るべき場所Amazon書評・レビュー:還るべき場所より
4163271201
No.2:
(3pt)

まあまあ

世界第2の高峰、ヒマラヤのK2。未踏ルートに挑んでいた翔平は登頂寸前の思わぬ事故でパートナーの聖美を失ってしまう。事故から4年、失意の日々を送っていた翔平は、アマチュア登山ツアーのガイドとして再びヒマラヤに向き合うことになる。パーティに次々起こる困難、交錯する参加者の思い。傑作山岳小説、待望の文庫化。
還るべき場所Amazon書評・レビュー:還るべき場所より
4163271201
No.1:
(3pt)

?????

翔平と聖美。二人をつなぐものはK2。二人が別れた場所、永遠の
別れの場所となったK2。
 そのK2に、四年の月日を経て、再びアプローチする翔平。
 そのチャンスは、コンコルディアツアーズ企画の公募登山。
 そして、山への熱い思いを還暦にして覚えた辣腕経営者神津が、
新たなる思いを胸に秘めて公募登山に参加。
 コンコルディアツアーズは2007アグレッシブとの提携で、ブロード
ピークへ挑む、その先に待ち受ける困難とは?

 と言う還るべき場所。
 高評価のレビューばかりですし、どこの古本屋に行っても、何冊も
ありますので、かなり売れたんだろうなあと思います。
 期待に胸を膨らませて読んだんですが。

 ちょっとお粗末でしたね。
 私も、少しは登山経験があるのですが、あからさまにおかしいところが
多数。器具の名前とか、よくお勉強されていらっしゃる。しかし、全体に
わたりちょっと酷い。
 夏に訪れる真冬。というのは良かったのですが、固定ロープが切られた
理由、ホワイトアウトの中で山行開始の場面。ありえません。エリスの
ロープ回収も、はっきり言って余計です。

 太平洋のバラの時も思ったのですが、この作品も同様で、絡まない、
響きあわないものを重ねすぎるんですね。しかも、それぞれが中途半端に
終わって、目出度し目出度しって感じ。
 竹原さんのエピソードも、神津さんの会社の話も、ペースメーカーの危険も、
はっきり言って不要です。

 おそらく御自分で書いていて、分かっているんじゃないでしょうか。
 構成もダメ。途中で分かってしまうので、全然わくわくしない。スピード
がない。最後の尻切れトンボは最悪。これは太平洋のバラも然り。

 新田次郎作品群に次ぐ、との評価がありましたが、新田次郎作品には
とても遠く及ばない。なぜなら、新田次郎作品は、その殆どが実体験、また
記録であり、ウソがないからです。
 同じウソ、ありえない山岳ものなら、塀内さんのマンガをお勧めします。
こちらの方が、絵がありますので、迫力が違います。絵の真実性については、
写真を参考にされているらしく、かなり信憑性があり、お勧めです。
 
 残念ながら、私にとっては50点。多分この方の作品はもう読まないと
思います。

還るべき場所Amazon書評・レビュー:還るべき場所より
4163271201

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