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還るべき場所
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還るべき場所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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雑誌への連載小説だったというせいか、話の進行とともに小説のモチーフがどこにあるのかわからず、それでも物語の展開に期待して読み進めたが、主人公と突然入り込んできた、もう一人の会長との間が主客転倒したような呆気無い終わり方だった。 山で失った恋人への想い、なぜ山に登るのか?という自分なりの解答を大自然の中にその営為を期待したが、全体的に軽い描写で、主人公の心理描写が浅く筆致が散漫に思えた。 筆者は山岳の知識は豊富なようだが、恐らく実体験が伴っていない知識なのだろうと感じた。少しでも山の現実を知る立場からすると、リアリティが無さ過ぎる描写が目立ち、高山病や死をあまにり簡単に発想する部分にシラケてしまった。 もう少しメリハリを付け、絞り込んで読み応えのある作品を書いて欲しかった。 | ||||
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「太平洋の薔薇」「サハラ」「駐在刑事」など、冒険小説やサスペンス物から笹本稜平の書く作品にはまった者には、余りにも山岳小説に傾き過ぎて、まるで楽しめない作品。 苦労して読了した後、山登りの好きな友達に無料で譲った。 笹本稜平の新作なら内容を確かめずに買えてたのが、この作品で初めて挫折感を味わった。 山登りが好きな人以外は、手を出してはいけない作品。 | ||||
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