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ビッグブラザーを撃て!
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ビッグブラザーを撃て!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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「太平洋の薔薇」が、まま面白かったので、読んでみました。 が、物語に欠陥がありすぎて、後半は飛ばし読み、斜め読みばかりでした。 まず、 ・笹崎はなぜ滝本には接触しなかったのに、悠太には接触したのか ・ソースコード付きで配布されないセキュリティプログラムが標準には絶対になり得ない ・DoS/DoSSアタック程度でロシア政府のシステムがダウンする訳が無い(苦笑) ・悠太は NSA のサーバに新たにアカウントを作ったけど、何日も見つかってないなんてあにゃにゃにゃい(爆笑) 等など、、、。 詳しくない分野を題材にしたばっかりに、著者が間抜けに思えて仕方がありませんでした。 それらをさっぴいて、大目に見て、物語として面白いかと言えば、前半の会社員としての 悠太や、同僚、上司との展開もリアリティがないし。後半の爆発騒ぎに至っては、大江戸 時代劇かよ、と呆れてしまいました。笹崎が実は、、、という部分でも、フーン。で? と完全に白けてしまっていました。 この手の題材を扱うなら、もっとコンピュータに詳しくなるべきだし、詳しくないなら、 あまりにそこに依存した物語にすべきでは無かったと思います。全然ダメ。星1つ。 | ||||
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「太平洋の薔薇」が、まま面白かったので、読んでみました。 が、物語に欠陥がありすぎて、後半は飛ばし読み、斜め読みばかりでした。 まず、 ・笹崎はなぜ滝本には接触しなかったのに、悠太には接触したのか ・ソースコード付きで配布されないセキュリティプログラムが標準には絶対になり得ない ・DoS/DoSSアタック程度でロシア政府のシステムがダウンする訳が無い(苦笑) ・悠太は NSA のサーバに新たにアカウントを作ったけど、何日も見つかってないなんてあにゃにゃにゃい(爆笑) 等など、、、。 詳しくない分野を題材にしたばっかりに、著者が間抜けに思えて仕方がありませんでした。 それらをさっぴいて、大目に見て、物語として面白いかと言えば、前半の会社員としての 悠太や、同僚、上司との展開もリアリティがないし。後半の爆発騒ぎに至っては、大江戸 時代劇かよ、と呆れてしまいました。笹崎が実は、、、という部分でも、フーン。で? と完全に白けてしまっていました。 この手の題材を扱うなら、もっとコンピュータに詳しくなるべきだし、詳しくないなら、 あまりにそこに依存した物語にすべきでは無かったと思います。全然ダメ。星1つ。 | ||||
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笹本稜平は「’01年『時の渚』で「第18回サントリーミステリー大賞」の大賞と読者賞をダブル受賞してデビューした。」というのが定説だが、実はその前に、阿由葉稜(あゆばりょう)というペンネームで’00年『暗号ーBACK・DOOR』という作品を書いていたのである。それが’03年、文庫化に際して、笹本稜平名義で、さらにタイトルも改題された本書なのである。 本書は現在の著者の作風を予感させる国際謀略小説である。 “ビッグブラザー”はコンピューターネットワークを使って世界の人口を1億人に減らして、「平和で、安定した」独裁世界を創ろうというとんでもない組織である。物語は、ある暗号ソフト<クロノス>の開発をめぐって、日本の公安警察、アメリカの政府機関やロシアのスパイもからんでくる壮大なものであるが、いかんせん立ち向かうのが会社を解雇された一介のプログラマーという設定のため、彼を巡るホームドラマめいた場面も散見され、謀略そのものの恐ろしさが絵空事のように浮いてしまい、いまひとつ緊迫感というか、リアリティに欠けた感じがした。 | ||||
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笹本稜平は「’01年『時の渚』で「第18回サントリーミステリー大賞」の大賞と読者賞をダブル受賞してデビューした。」というのが定説だが、実はその前に、阿由葉稜(あゆばりょう)というペンネームで’00年『暗号ーBACK・DOOR』という作品を書いていたのである。それが’03年、文庫化に際して、笹本稜平名義で、さらにタイトルも改題された本書なのである。 本書は現在の著者の作風を予感させる国際謀略小説である。 “ビッグブラザー”はコンピューターネットワークを使って世界の人口を1億人に減らして、「平和で、安定した」独裁世界を創ろうというとんでもない組織である。物語は、ある暗号ソフト<クロノス>の開発をめぐって、日本の公安警察、アメリカの政府機関やロシアのスパイもからんでくる壮大なものであるが、いかんせん立ち向かうのが会社を解雇された一介のプログラマーという設定のため、彼を巡るホームドラマめいた場面も散見され、謀略そのものの恐ろしさが絵空事のように浮いてしまい、いまひとつ緊迫感というか、リアリティに欠けた感じがした。 | ||||
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