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サクリファイス
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サクリファイスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全197件 121~140 7/10ページ
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49歳のロードバイクファン5年生です。 本屋さんで表紙を見て、ロードバイクもののミステリー小説なんてどう表現するんだろうと思いながら購入しました。 出だしから、これはロードバイクファンにしかわからない内容だと思いましたね。 それだけに共感もあるしそれぞれの場面が頭の中一杯に広がってきました。 主人公の白石誓にしても共感が持て、日本人一般的な性格ですし、非常に親近感がある。 映画化してほしいですね。 映像化するともっと迫力が出ると思うし、ロードバイクファンも増えることでしょう。楽しましてもらいました。 | ||||
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ロードレースの記録、そして その影で起こるミステリー。 一応ミステリー要素はあるものの 大体犯人も用意には割れますし、 せいぜいわからないのはトリック程度でしょう。 とにかく爽快な小説です。 特に各々のレースはまるで自分が 走っているかのような錯覚を覚えるほど。 まるで風が突き抜けていきそうな感じです。 メインはあくまでもレースのほうです。 アシストとして活躍する主人公と その仲間たち。 そしてリーダーに隠されたある過去… 面白いです。 ただし、残念なことに登場人物に いわばKYで言葉は悪いですが 「尻軽」な女性がいるのは残念。 最後まで彼女はかわいそうな人でしたわ。 その描写はその手の女性が嫌いな人は スルーしていいです。 重要なファクターは何一つありませんので。 | ||||
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自転車レースの面白さを織りまぜた良質なミステリー、それがこの本の位置づけです。 自転車レースを知らなくても結構楽しめるぐらい、完成度の高いものだと思います。 ですが、自転車レースの各人の役割とかある程度知っているとより一層面白い作品だと思います。 ネタバレになってしまいそうなのでこのあたりで。 | ||||
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スポーツモノというよりは、スポーツを通して人生の生き方を問うような作品内容でした。 主人公と主人公を囲む登場人物達の様々な生き方が、一人一人丁寧に描かれており、 それぞれに違った結末を迎えます。 何に重きをおいてどのように生きるべきか? 考えさせられるものがあります。 | ||||
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前作とは異なりサスペンスはなく、レース中心の話とのことだったので、前作で初めてロードレースに触れたド素人の私に読めるだろうかという不安があった。説明くさい台詞でつまずいて、読む気をなくすのではないかと思っていた。そんな心配はすぐに消えた。ぐっと惹きこまれて、1日で読み終えてしまった。ロードレースを知らない私が、なぜ疑問を抱いたり、ルールに引っかかったりせずにさらりと読めるのか不思議だ。それがこの本の魅力なのだと思う。 | ||||
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スポーツ、特にサッカーや野球、アメフトなんかをやってる人に読んでもらいたい。 読めばきっと何かが解ります、大切な何かが。 | ||||
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面白い!引き込まれる!買って損なし! どんどん引き込まれていきますよ!ホンマ、いっぺん読んでみなはれ!! | ||||
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サイクルロードレース小説。 とはいえ自転車に興味のない人にも満足できるはず! 自転車レースだけでなく、ミステリー的要素もあります。 ずっと気になっていてようやく手にしましたが 期待以上に面白く、何度も胸にぐっと迫ってきました。 読んでいて情景が浮かんできて本の世界に入り込み 続きが気になって、一気読み! 最近読んだなかでも特に良かった!再読すると思います。 続編の「エデン」も早く読みたいです。 | ||||
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近藤史恵さん、7,8年前から好きです。 この作品で一気にメジャーになりましたね。 3分の2くらいまでは ほぼ、青春スポーツ小説。 めずらしいなーと思いつつ、それでも引き込まれる内容なので 読み進めていました。 3分の1で一気にミステリー! 青春スポーツ小説とミステリーが とてもうまく融合していると思います。 あとがきの評論家の方のエピソードも あわせて読むと、 ロードレースを実際される方にも違和感なく読める小説の というのがわかりました。 ただ、私はまったく知らない世界でした。 でも、楽しく読めました。 | ||||
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大げさかも知れないが、私はこの物語を読んで、一人では決して生きる事ができない私たち人間が様々な状況において、主役になる意味と脇役になる意味をどう捉えて生きていくのかという問いかけをされているように思えた。 そして、自転車ロードレースという競技が、まさにその問いかけをこれほどリアルに体現しているものだとは驚きだった。 私はこの競技について知識もないし経験もない。だから色々と言われているように、この小説に描かれているデティールが正確さを欠いていたり、実際とは異なる状況があるとしても判断はできない。だが、現実と天と地がひっくり返るほどの乖離があるとは思えないし、なによりも、著者が描いてくれた事によって自転車ロードレースの世界の精神性の高さを知り、深く心を打たれた。私にとってはそれで十分だ。スポーツとしてのリアルなこだわりを求めるならば、選手のブログを見ればいいのだ。あるいは解説本を読めばいい。 ストーリーとしては、突き抜けるような斬新さや衝撃はないがミステリーの要素が読者を引っ張ってくれるので、緊張感と期待感を持って入り込めるが、ミステリー小説ではなく、どちらかといえば青春の物語だと思う。 読み終えて久々に清々しい思いと、また胸を締め付けられるような切なさを感じた作品だった。 | ||||
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しびれたな〜。 実力のある謙虚な後輩がガムシャラに自分の100%を出し切る気持ちよさと、 爽快さがありましたね。 言ってみたいセリフですよ。 「ここはオレに任せて、先に行け!」みたいな笑。 自転車レースの試合が描かれたスポーツ物です。 自転車競技はチーム・スポーツと名のつく、 多くの競技と違った性格があるスポーツのようです。 その特異な側面を効果的に描いているのが、 サクリファイスの魅力でしょう。 サクリファイスの続編エデンでは、 読後タイトルに違和感を覚えましたが、 本作サクリファイス(犠牲などと訳されます)はまさに、 自転車競技ならではのサクリファイスを面白く描いていると思います。 左右に自転車を倒しながらペダルをこぐ躍動感などに、 私は十分にひきつけられました。 自分が知らない競技であっても、 一つのスポーツに打ち込む情熱的な姿勢に嫌悪感がなければ、 楽しめる本と思います。 文庫化されたようなので、オススメですね。 | ||||
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とある勉強会で知り合った人に薦められた一冊。 買ってみて、自転車ロードレーサーの話と気づき、「全然知らないし、ミスったかな?」とも思ったのですが、とりあえず読んでみました。 一気に読みました。 なんぞこれ?! すごく面白い。正直、自転車ロードレースのことなんかよく知らないし、読んでも詳しくはよくわからなかったけれど、ものすごく臨場感がありました。 そしてそれよりも何よりも、登場人物ひとりひとりの思惑が交錯が最終的に・・・、とネタバレを書いてしまうのは自重しますが、何度も予想を裏切られます。 そして最終的な結末は、感動による鳥肌必至です。 とりあえず、読む価値ありの一冊です。 | ||||
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サクサク読めます。 確かにミステリーといえばミステリー。 だけど青春小説の印象が強い。 ラストはちょっと熱いものがこみ上げます。 自転車ロードレースの知識が少しでもあると、もっと楽しめます(なくても可)。 | ||||
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陸上競技で将来有望だった主人公。 しかし、いつまでも拭いきれない思い。 その思いに見事答えてくれたのがロードレース。 前半では、主人公が一途にロードレースに取り組み、 成功していく過程を描く青春小説だが、一転して 後半からは見事にミステリー小説が融合されてくる。 事件の真相は後味が良くないが、それ以上に ひたむきな主人公のロードレースに対する思い。 コンパクトな小説だが、様々なことを考えさせられた。 ・他人のために自分を犠牲にすることの意義 ・他人に尽くすとは果たしてどういうことなのか? ⇒表面的な偽善は自己満足なのかもしれず、 自分の周囲に対して俯瞰的に見られる視野と 信じた道を果敢に進む勇気が必要かな? さすがに、自転車に乗ろうとは思わないが、 一度ロードレースを見てみたくなった。 続巻「エデン」も早速読んでみたいと思います | ||||
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自転車のロードレースを舞台とした青春小説。 まあ、カテゴリーについてはミステリーと言えなくもないでしょうが。 スポーツを舞台にした小説が好きな方だと、十分楽しめる作品だと思います。 ほとんどの読者がロードレースについて精通してないと思いますが、 あまりくどくならずにルール等の説明があるので、 前半からさくさく読み進められます。 中盤からはまさにアタックをかけるようにページをめくり続けました。 クライマックスの事故(事件?)については賛否両論あると思います。 自分もあまり後味がいいとは感じませんが、 一方で石尾という人物のストイックさが貫徹されてたのは好感が持てました。 サクリファイスというタイトルが直接キーワードとして文中に出てくる訳ではありませんが、 ストーリーの中に一貫してテーマとして描かれていたのも感心しました。 | ||||
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漫画「シャカリキ!」では、クライマーの主人公のかっこよさにやられましたが、この作品では「エース」でなく、そのエースを勝たせるために「アシスト」するいわば脇役にスポットライトが当てられています。 主人公は、自分が勝ちにいくことよりも誰かの為に自分の全力を出す事に喜びを覚える。 「お前はそういうのが好きなんだな。」 と彼は言われるが、誰かの勝利こそ、自分の勝利なんだという生き方もかっこいいなと思いました。 短いながらも、ラストに向け一本の道をすーっと通っていく感じが自転車レースのようで爽快でした。 | ||||
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サクリファイスという言葉の意味は「犠牲」。 自転車ロードレースのことはまったく知らなかったので 「本屋大賞2位」(08年)のオビをみて読んでみた、いわゆるミーハー系読者なのですが、 面白かった。 ミステリーが、というより(最後にどんどん謎が解かれる展開は、モチロン面白かったですが) 自転車ロードレース自体が、こんなに面白かったんだ!という感じ。 一人の人間を勝たせるために、犠牲となる「アシスト」という役がいる。 そんな、いかにもチーム戦っぽい内容なのに、個人戦。 しかも、自転車ロードレースでの事故が予想以上に危険。 そんな一つ一つのことを丁寧に描写してあり、しかもそれが説明的ではなくて、 うまく主人公の心理描写とリンクしているのがさすがでした。 私がサクリファイスを面白い、と思ったのは、 多分ですが、もともとF−1や、スピードスケートの長距離が好きだからだと思います。 なんとなく上記スポーツと似た感じが、ロードレースにはあります。 | ||||
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StorySellerで番外編を読んだのが購入のきっかけ。自転車のロードレースが舞台というのは新鮮だった。ミステリーというより普通の小説として読んだ方がいい。ラストに明かされる犠牲の重さには賛否両論あろうが、この競技への愛情と、愛するがゆえの憎しみの交錯するドラマが描かれていると感じた。愛情と憎しみは紙一重、愛情の対極の無関心ではいられないからこそ、犠牲を強いり、また犠牲ともなれる。競技への愛情を強く受け継ぎ、逞しく飛翔していって欲しいと願う結末だった。 | ||||
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リーダ足る者の覚悟、責任の取り方がひしひしと伝わって来る物語でしたハードボイルド小説と言っても良いと思います | ||||
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ツール・ド・フランスはCSで見ています。ジロやブエルタも見ます。 ただ延々と自転車が走るシーンが数時間にわたって放送されています。興味のない方は、すぐにチャンネルを変えてしまうでしょう。もし時間があるならば、1時間いや30分だけでも見て下さい。日本にはない美しい風景の中を選手達が走り抜けます。解説も楽しいです。コース途中のあるお城などの観光名所も映し出されます。その華やかなロードレースの裏側にきっとこの小説のようなストーリーを各選手達が背負っているのかもしれません。「サクリファイス」はめんどくさくなく、気負ってる部分もなく、あっという間に読み切ってしまいました。 自分もロードレーサーを持っています。天気が良い日は通勤に使用します。この本を読んで興味を持たれた方は、是非自転車屋さんに行って実物に触れてみて下さい。ドロップハンドルは見た目ほど怖くありません。すぐ慣れます。さぁ、あなたもロードレーサーの仲間入りです! | ||||
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