■スポンサードリンク
りかさん
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
りかさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
りかさんはお人形。心を持ったお人形。生きているお人形。 りかさんがいると、ほかのお人形の心もわかる。 この小説を読むと、人だけでなく物の気持ちまで思いやれるようになる。 そうそう、そんなこともあるかもなあ、と。 ちょっと怖い、心の暗い部分も乗り移ってしまうけど。 むかしお人形で遊んだことのある大人ならなおさら。 梨木香歩は上手な文章とお話でお話の世界に連れて行ってくれる。 本当に上手な小説家だなあと思う。 こんな物語が読めてうれしい。 「ミケルの庭」は大人のお話だけど一種のファンタジー。 小説を読む楽しさがたくさん詰まった一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人格の宿った人形であるりかさんがキーパーソンになって、 「ようこ」を自然な形で教え導きながらその成長を促していく「りかさん」。 「ようこ」の心の動きを瑞々しく描く筆致は秀逸。 その様子を暖かく見守りながらバックアップしてくれる「おばあちゃん(麻子さん)」の存在が素晴らしい。 本作を読んであらためて頭の中を整理した。 人が何かを学んでいく過程で、それに係わる人との関係(隔たりと緊密度)が重要であるということ。 親と子は密着しすぎているために伝わらないことが、近親者ではあるが 少し隔たりのある関係である祖父母やおじおばからは伝わってくることがある。 心の根っ子に静かに浸透していくように、その人の奥深いところから その人を形成する大事な部分をゆっくりと育んでいくように。 それは友人から受ける影響とは、また一味違う異質なもの。 人の思いの在り方をしっとりと丁寧に描いてくれている本作は、読む人の心にも優しい思いを伝えてくれている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おばあちゃんは言う。 自分を出そうとすると、アクがでる。 それは仕方がない。 だから植物染料はどんな色でも少し悲しげだ。少し、灰色が入っている。 ひとつのものを他から見極めようとすると、どうしてもそこで差別ということが起きる。この差別にも澄んだもと濁りのあるものがあって、ひとは澄んだ差別をして、ものごとに区別をつけていかなければならない。 それにはまず、自分の濁りを押しつけない。それからどんな差や違いでも「なんて、かわいい」、ってまず思えばいい。 しかしそれでも、アクは悲しいものなのだ。 祖母と長い時間を過ごしたことがない。 こんな風に見守ってくれるゆるぎない存在がいたとしたら、 そしてその存在にワタシが心を開くことができていたら、 今とはまた少し違う自分になっていたかもしれない。 小4のムスメにも薦めたら夢中になって読んだ。 この年齢でこの本に出会い、祖母を二人持つムスメはしあわせだ。 この本が彼女の心の栄養になりますように。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思わず「りかさん」の中に登場する雛人形のような口調になってしまった。 この物語の主人公は、ようこちゃん。一人っ子の小さな女の子、そして、真っ黒な髪の市松人形の「りかさん」だ。りかさんは、おばあちゃんやその前の持ち主から、それは大事にされいつくしまれてきた、心の正しい、人形。いいお人形とは、生きている人間の感情のにごりだけを吸い取って、整理してあげることができるという。人形たちの思いの橋渡しをするりかさんの力かりて、ようこは、時空を超えて、さまざまの人のせつない思いを、そして、過去の悲しい歴史を、浄化していく。 この美しい物語を、児童文学などという枠でくくるなどとはなんと無意味なことであろう。 読みながら、自分の心の中のもっとも深いところを、つん、、、と、突かれたような、戦慄が何度走ったことか。人形はおろか、動物や、他者に対して、冷たく、ぎすぎすした現在、本当に心が洗われるような、すがすがしい物語です。これは浄化の物語。読み終わったとき、自分の心も清らかに、気持ちが澄み切っていました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
市松人形とゆうと、髪が伸びたり動いたり、怖いイメージがありましたが、りかさんを読んで、私もようこみたいにりかさんの様な喋れる市松人形が欲しいなって思いました。優しくて頼りになるし、これからは家の日本人形に話し掛けてみようかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
よい質の人形は持ち主の強すぎる感情を吸い取り紙のように吸い取ってくれる。小学生のようこが人形をほしがったとき、おばあちゃんは孫の気持ちを汲んで、とても気立てのよい人形「りかさん」を送ってくれた。この物語は、ようことおばあちゃん、そしてりかさんの3人?が、ようこの友達である登美子の家で経験する悲しくも不思議なお話である。生きることには喜びだけでなく悲しみが一枚のコインの表裏のようについて回る。それでも、人はまっすぐに生きていこうとするものなのだ。読後に不思議な余韻の残る、宝物のような一編。フランス生まれのビスクドールの思い出も切なくも美しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は現在高校一年生で、中学生の頃に『西の魔女が死んだ』を読んで以来、 梨木さんのファンになりました。 梨木さんの作品の二冊目に、この『りかさん』を読みました。 それぞれの人形にまつわる過去…どれも私の心に深く残りました。 つくづつ、人間の残酷さを思い知らされ、考えさせられるものが多くありました。 読み終わった時、ふと自分の部屋にある人形を手に取り、 「ここにいて幸せ?あなたにつらい思いをさせてない?」 と思わず聞いてしまいました。 もっともっと大切にしなきゃ、私にはこの子を幸せにする責任があるんだ、 と思わせてくれたのが、この作品でした。 人と違って声が出せない。話せない。 感情を表に出せなければ、意思も伝わらない。 でも、だからと言って「生きていない」と思い込むのは間違ってるんだ。 私の成長を傍で見守っててくれて、 私が幼い頃に投げ飛ばしてしまっても、 汚してしまっても、 ずっと傍にいてくれた。 そんな人形は今どう思っているのだろう? 聞きたいことがいっぱいあって、話したいこともいっぱいあって、 思わず抱き締めてしまいました。 こんなに人形を大切に思わせてくれた、 この作品に感謝です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お雛祭りには「リカちゃん人形がほしい」というようこにおばあさんからの贈り物は漆黒の髪に総縮緬の振袖の市松人形の「りかさん」りかさんはとても不思議なお人形。「リカちゃん人形」でなかったことにショックを受けるようこの気持ちを解きほぐし、幼いようこの良きパートナーとなっていく。「りかさん」が見せてくれる人形の世界は恐いものもあるけれど切ない思いもこめられている。ようこに語りかける「りかさん」という存在が読み続けるうちにお人形という存在から年を重ねた温かな心を持つ女性に感じられてくるのが不思議なことです。 「りかさん」の文庫本を手に取り裏表紙の内容を読んで最初に感じたのがコワイ話しなの??ってことでした。語りかけてくるお人形というのがまず怖く感じたことなんですが。まるでその思いは読むとなくなります。話の中にも出てきますが「人の思いを上手に吸い上げてくれる」それがお人形なのだという節があります。お人形が与える不思議な思いをそれぞれ感じてみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
梨木果歩さんの作品は1冊1冊が神秘的で、小学校のうちの子にはなあ〜?ってもしかしたら感じてるママさんっていませんか?1つには、文庫本サイズでしかないこと。でも、内容もある。この『りかさん』は、ハード本サイズで薄さも文字の大きさもちょうどいい。「ひなまつり」の時期も近いですし、これどう?ってまずはプレゼントしてみてはどうですか?小学校中学年からあじわえる作品だと思います。1度、文庫本をかりたり、買うたりして、読んでみて、なんかいいかもな〜と感じたら、ぜひぜひと思います。私は、学校の図書館に寄贈しました(まだ、書庫に眠ってるのですが、来年度からの披露なので。)それをめざとく見つけた子どもが、「それみして〜。なー、読みたあ〜い。」と。題名からもなにかしら感じるものがあるのでしょうかね〜?(笑)。「4月になったら新刊でーす!!^^ておいてもらえるでな〜。」いうたら、「うん!」というてました。女の子、女性、彼女をもつ彼氏、奥様を思うけど、なんだか愛情がうまくだせない旦那さま、いろ〜んな方にたのしんでもらえそうな気がします。 でも、小学校中学年から『いける!!』と思います^v^v。うん。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙に惹かれて手に取る人がいるかもしれない。また、「りかさん」って変な題名だなあと思って、手に取る人もいるかもしれない。私はそうでした。そして、この本が梨木果歩との最初の出会いになりました。もう何年も前、児童文学図書館で手にしたその当時、読書療法の勉強をしていた私は、ものすごいショックを受けました。 日本人の作家でこんな世界を書く人がいるなんてって。ホラーでもゴシックでもなく、きちんと魂の世界に向き合って、個人の魂の歴史も、家族の歴史も、民族の歴史さえも書き込める人がいるなんてと驚いたのです。それが、子どもの心に恐怖を与えるかどうか、ある意味微妙な世界のぎりぎりのところを描いているので、(影響力のある本は、読んだ後、内的なエネルギーを意外なところで噴出させるので)安易なファンタジーとして、甘く見る事ができない作品です。 今の子どもが失くしかけている心の世界、人と人との結びつき、自分のルーツ、ご先祖様の存在、日々の営みを重ねる大切さ、格式、因果、業(ごう)というものを無視して生きる事ができないということを、主人公の祖母と人形のりかさんは、淡々と教えてくれます。 生きざまや信念の確かな人の存在(モデル・守護者)と、人の魂の鎮めどころとしての存在(心の鏡・お守り)の両方を必要とする子供の成長を改めて考えさせてくれると共に、大人になった今もその必要性を感じます。また、この本を手にした子どもがもう少し大きくなったら、ぜひ「からくりからくさ」を読んで欲しいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人形に対する女の子の気持ちには共通するものがあると思いました. 人形は,どうしてこうも女の子の気持ちを惹きつけるのでしょう. りかさんは特別な人形です. りかさんとお話しすることができるし,りかさんを通じて他の人形ともお話ができます. それは,楽しい話ばかりではないけれど,女の子にとっては夢のような話. 主人公は,りかさんや他の人形との交流を通じて,確実に何かが変わりました. 優しい雰囲気で,幻想的なおはなしです. 女性の方におすすめです.昔,人形で遊んだことをきっと思い出します. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私にも子供時代、いつも一緒にいたお人形がいました。子供にとってその存在がどのくらいかけがえのないものかわかっているだけに、この本に描かれるような世界が、どれほど素晴らしいことか・・・わかりすぎるほどわかります。もう胸がいっぱい!!!なんて美しいっ!!!大切な大切な本に出会ってしまいました。ようこはりかさんとおばあちゃんによって、人形との関わり方だけでなく、人として、生あるすべてのものとどうやって共存していくべきなのかを教えてくれます。おばあちゃんは何かを真剣に見つめようとすると、どうしても差別というものをしてしまうことがあるといいます。それを避けることはできないけれど、この差別には澄んだ差別と濁った差別があるのだそうです。「自分の濁りを押し付けない。それからどんな『差』や違いでも、なんてかわいいって思うのさ」このことをおばあちゃんがようこに教える場面にはハッとさせられました。生というものの平等を考えてみるきっかけとなりました。なお、ようこが大きくなり、「ミケルの庭」に登場する同居人達と暮らし始めた頃を描いた作品が「からくりからくさ」という本です。ちょうど「りかさん」と「ミケルの庭」を繋ぐお話になっているので、ぜひ読んでみてください。とても素敵な作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
渋いファンタジー物語。 くるみ割り人形の童話、日本版?! 「からくり、からくさ」につづく、前半部分。 「からくりからくさ」で、サスオペンスに変貌。。。 構成、ストーリー展開、梨木さんワールド全開。 人形遊びをしたことがある方は是非どうぞ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
梨木香歩さんにはまるキッカケになった本。あるサイトで紹介していたのを思い出し図書館で突発的に借りてしまったのですが、やみつきになってしまいました。お誕生日にりかちゃん人形がほしいと言ったようこ。それを聞きつけたおばあちゃんがようこに届けたのは、真っ黒な髪、綺麗なお着物の、市松人形のりかさんでした。 少しくすりと笑える設定に、思わず引き込まれる物語。力のあるいいお人形のりかさんから、小学生のようこは色々なことを知っていきます。人形にはみんな、わずかながらも力があること。大事にされると、それは育っていくこと。お人形の一つ一つにも、ちゃんとしたエピソードがあるということ。 一緒に収録されているミケルの庭も素敵でした。小さなミケルから見たこの世界がとても新鮮で、緊張感に迫力があり、印象に残る話でした。 りかさんは一度児童書で出ているようですが、むしろ大人向けな話なのだと思います。ひとつひとつが奥の深いストーリーになっているので、小学生には少し理解しがたい部分もありそうな本でした。じっくり、じっくり、読んでください。 おすすめ。五つ星です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ようこちゃんは友達みんなが持っているリカちゃん人形がほしかったのに、おばあちゃんがプレゼントしてくれたのは市松人形の「りかさん」でもこのお人形、ふしぎな力を持っていて・・・ようこはその筋を持った子。人形たちの叫びや声がりかさんを通して見ることができる。そして自然のもの、代々伝わってきた大切なことたちを感じて・・・梨木香歩の「からくりからくさ」を読んだ後にこの本を手にしたのだが、どちらが先がいいのだろう・・・どちらも一緒に読んでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『西の魔女が死んだ』で梨木さんの感性に共感&感動して、手に取った2冊目の『りかさん』。 ぐいぐい引き込まれて一気読みしてしまいました! 人形と人間が心を通わせるというメルヘンチックな設定と随所に盛り込まれた梨木さんの人生哲学が 上手く織り合って、とてもさわやかな読後感を味わわせてもらいました。 様々な人形達の物語が、りかさん・ようこ・おばあちゃんの3人の手によって柔らかく解きほぐされていく・・・ ビスクドールの語る悲しいお話・・・ りかさんに「あなたは言いたいんでしょ」と促されてビスクドールが、ためらいながら囁いた言葉。 思わず知らず、涙がブワァ~っと溢れてしまいました。 アメリカから親善大使として贈られて来た人形アビゲイルを愛慕していた女の子・・・ 教師の命令で人形を刺さなければならなかった彼女は、人形と一緒に自分の柔らかな心も刺し殺してしまった・・・ 戦争とは、様々な形で人々に酷いことを強いるものなのですね。 人形の役目について、ようこに語ったおばあちゃんの言葉・・・人形遊びをしないで大きくなった女の子は、 疳が強すぎて自分でも大変。積み重ねて来た、強すぎる思いが、その女の人を蝕んで行く。・・・ 人形と女の子って切っても切れない関係なのかも知れませんね。 そして、文庫本のために書き下ろされた「ミケルの庭」 成人した、ようこと仲間達の物語。 40ページちょっとの短編ながら、梨木さんの研ぎ澄まされた感性が光る秀作です。 スゥ~っとさわやかな気分になれる1冊ですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「西の魔女が死んだ」で梨木さんの作品を初めて読んで、面白かったので他の作品も読んでみようと思い、皆さんの評価も高くレビュー数も多かったこの作品を選びました。最初は人形たちが話し出すなんて怖い話なのかな、ちょっと苦手かもと思いました。出てくる人形たちは「気のいい」人形たちが多く、私が小さい頃持っていた人形達もこんな風に話していたのかなぁとちょっと笑ってしまう所もありました。所々難しいと感じる所(人形達は古い言葉を使ったりするので)もありましたが、家族の繋がりや人形に対する思いや人形達の主人に対する思い等はとてもよく伝わり、心の暖まるお話だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はじめてこの本を手にしたのは児童書コーナー(札幌市西区く・・書房)でした。なんとなく魅力を感じて購入しましたが、大正解。上品で上質なファンタジーですね。子供のころの自然や暗闇に対する畏敬の念を思い出しました。このあと「からくりからくさ」を読んで、さらに感激しました。大切に読み返したい一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『西の魔女が死んだ』も『裏庭』もいいけれど、わたしは、この作品がイチオシです。わたしはお人形が大好きで人形遊びも大好きでした。だから、ちまたで騒がれる"人形の怪談"ネタを聞くたび、首をかしげていました。すっかり、こわ~いイメージにされてしまった人形たちをみるにつけ、どうしてこうなっちゃったんだろう?と思っていました。この本を読んで、そうだよね、人形はやっぱり悪くないんだ!と思いました。母と娘、母と父、祖母と娘…この作者の描く世界はとっても"女系社会"ですが、その辺も斬新でした。女性にとっては避けて通れない、母との確執というものを作者はいつも実に丹念に繊細に真摯に描いてきました。その丹念さが、いつも少し重たかったのですが、この作品ではその重さは無く、こなれています。世界の見方が変わる…そんな上質のファンタジーです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「りかさん」は単行本で読んだので、文庫版は、買わなくて良いかと思っていました(大好きな本は単行本も文庫も持っていたいけど、そんなことばかりしていては、ちいさな家が本であふれかえってしまいますから)。だけど、まだ見ぬ(読まぬ?)りかさんのお話がある!となれば、話は別です。また、彼女に会える。その喜びに胸をときめかせながら、私は文庫版を開きます。まるで、幼い恋のように、どきどきしながら彼女たちの物語を読む。これほど幸せなことはありません。どうぞ、貴方も、お手にとってみて下さいませ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!