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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全404件 321~340 17/21ページ
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極めて現実に迫った作品。 読んでいて、「なるほどな」と思いました。 少しも仮面をかぶらずに、真正面から諸問題に取り掛かっている、その心意気がなんとも好い。 作者さんは「よくわかってるなー」としみじみ思いました。 是非学校の読書時間に読んでほしい。それでもし、なにか感じること――心当たりがあったならば、表面にださなくてもよいから、自分の心の中でしっかりと受け止めてほしい。そしてその判断は自分で決める。型に、はまってはいけない。 おすすめします。 | ||||
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昔のまいにわが子が似ている。 元をたどれば自分が似ている。 感受性が強く扱いにくく、生きていきにくい子・・・ そんなまいを多くを語らずして 共に暮らす生活の中から生きていくコツを継承する「魔女」(祖母)。 苦しかったとき、こんな魔女に会いたかった。 私もこんなすてきな魔女になりたい。 わが子の魔女になって、 わが子も魔女になってほしい・・・ 落ち込むたびに、二人で読みたい本です。 | ||||
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この作品は本当に素敵です。 おばあちゃんのやさしさがとても暖かく、 まいの心も癒されていくのが分かります。 授業中に読んでいておもわずボロボロ泣いてしまいました。 作品に漂う寂しさも魅力です。 私も西の魔女のとりこになってしまいました。 | ||||
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電車の中で泣いてしまった。 「よかった」なんてそんな一言で片づけられない。 是非、本屋でも図書館でもいいから 探して 手にとって 読んでみてください。 | ||||
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毎日の生活を考え”“治す”いい薬のような本です。 作者の、いちごジャムのような、 愛情たっぷりな眼がおしえてくれる、 自然に対する愛情、草木や庭との接し方。 それを毎日の生活に、取り入れるおばあちゃんの智慧。 温かい紅茶を飲んだような気分になれる。 僕は毎日の生活に疲れているときに、この本を読みました。 いつか、また自分が自分に負けそうになったり、 腐りそうになったりしたら、この本を読み返したい。 あるいは誰かが生活に疲れて、まっすぐに立てずにいたら、 この本を読んでみて、と手渡ししたくなるような本。 | ||||
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おばあさんちでのLOHASな生活にとっても憧れます。 おばあさんとの生活の様子や登場人物の描写がとてもすばらしく、 自分のなかで鮮明にイメージでき、映像を思い浮かべながら読みました。 分かりやすい文章なので子供から大人まで楽しく読める作品だと 思います。夏休みの読書なんかに最適ではないでしょうか。 | ||||
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この本は我が家に3冊ある。1冊は私の2冊目は長女の3冊目は次女の。あと数年したら長男の分で4冊に増えるだろう。 この本を読んで、私は早起きになった。毎朝5時には起きている。 この本を読んで、私は自分におこる全てのことに寛大になった。 この本を読んで、私は妻に本当の意味で優しくなれた。 この本を読んで、たまには朝食にサンドイッチもいいなと思った。 そう、この本のおかげで私の人生の行く先がちょっぴり、ほんの数度だが変わった。変わったのはほんの数度だが、行き着く先はまったく違う場所になっているはずだ。この本にはそんな魔法がかけてある。 | ||||
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「西の魔女」こと、まいのおばあちゃんは、とてもまいを可愛がっています。そんなおばあちゃんはまいのことを、時には優しく、時には厳しく見守ります。まいは段々と一人前になっていくのですが、結末がまた不思議な気持ちにさせてくれます。 | ||||
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すてきな本というのは、きっとこのような本のことを指すのではないかと思いました。すばらしい文章とほんの少しの魔法に心を奪われました。長い内容でもないし、読みやすく書かれているので、誰でも楽に読むことができると思います。そして、きっと「優しさ」にめぐり合えます。 初めて読み終えた日から長い間僕の聖書です。梨木さん、ありがとう。 | ||||
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タイトルに惹かれて読んだ『西の魔女が死んだ』。 全編を通して、期待以上にやさしさに溢れていて、温かい気持ちになった。 学校に行かなくなったまいが過ごした“魔女”との極上の毎日。何気ない家事も、景色も、おしゃべりも、すべてがきらきらと色鮮やかで、いつまでも読んでいたいと思える世界観が広がっている。 一度読んだ人でも、何かの折に西の魔女のやさしさに包まれたくなって、何度でも読み返してしまうハズ! これは、そんな素敵なおはなしです。 | ||||
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キーワードは「魔女」と「死」。私は今でもこんな祖母が欲しい! 主人公の祖母は「西の魔女」として題されているけれど、本当は普通に悩みを抱えていて、普段の生活と思索の上に信念を重ねた、生きざまの確かな老人である。特別な魔力を授かっているわけではない。しかし、人を愛すること理解することの難しさ、信念や生活様式だけではなく、真心や親切でさえも「伝える」事が至難である事を受け止めている、生きることに責任を持っている大人なのだと思う。主人公はそこに人として生きていくことの強さと悲しさを感じる事ができたから、「心の魔法」を使う「魔女」として目覚めていく事ができるのだ。 普段の生活の延長線上に、届かぬ思い、届けたい思いがある。伝えたい思い、つながらない哀しさがある。それを全部ひっくるめて、「受け入れる」所に魔女の心の飛翔がある。あたかも箒に乗って飛ぶがごとく。そのためには自分の手で生産し、用意し、調え、整理し、清潔を心がけ、自然の恵みに感謝する、当たり前の生活を必要とする。「箒で掃き清める」ごとく、生活者としての営みの確かさが必要なのだ。 人との距離の取り方が下手な、妬みそねみ、羨望、仲間はずれ、悪口などに負けてしまった心の弱い主人公の再生の物語という読み方をする前に、普通に暮らしていると思いながら感謝の気持ちを忘れて、悩み事の世界にはまり、現実世界の終焉、「死」から逃れよう、見せまい、見まいとする人に、今一度自分を振り返らせてくれる物語である。 確かに何かを「伝えられた」実感が持てる作品である。 | ||||
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「ファンタジー」と聞くと何か不明瞭で、都合の良い異世界をおもいうかべるかもしれない。ハリー・ポッターや指輪物語などもファンタジーというが、ではそもそもファンタジーとは何なのだろう? リリアン・H・スミスは「五官で知りうる外界の事物から導き出す概念を超える、より深い概念を形成する心の働きのこと」と定義した。つまり、ファンタジーとは自分の無意識を探っていく「心の旅」なのである。 主人公のまいは自分の中の意識し得ない場所を傷つけ、学校へ行くことができなくなる。まいは自分の無意識に潜む本当の弱さや残酷な感情に気がつかないでいるのだ。「おばあちゃん」はまいが自分の中のそういった現象に気がつくように導く、「トリックスター」的な存在であるのだ。おばあちゃんの言葉は謎かけのようでもあり、あるときは真理をついていたりする。おばあちゃんとの生活により、まいは自分自身について、また自分を囲む世界について、掘り下げて、落ち着いて、考えていくようになる。まいの成長と共に、読者もおばあちゃんの言葉をたよりに心の内側を歩く旅に出ているのだ。これがこの物語の「ファンタジー性」である。 最後まで超自然的なものなんか出てこない。でも、最後にとても、素敵な場面がある。間違いなく、あれはおばあちゃんからまいへの「魔法」だった。だって、まいはおばあちゃんとの「旅」の中で「それ」をつかんだのだから。あからさまなつくりものではない、誰もがつくることができる、素敵な魔法を、この本は教えてくれる。 | ||||
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児童書なのかな? おっきい字で読みやすかった〜。 中学生のまいちゃんが学校に行かなくなって、おばあちゃん家でしばらく一緒に過ごす話。 このおばあちゃん、日本で英語の先生してるけど出身はイギリスで、一族には魔女の血が受け継がれてるとな。 孫のまいちゃんは学校に行かなくなって、そのおばあちゃんの家で魔女の修行をして力を強めることに……って書いたらファンタジーみたいだけど、修行自体は精神力を強くするってことで、規則正しい生活をして自分の決めた事はきちっと守るっていうようなことだったり。それが難しいんだ☆←へたれ。 おばあちゃんと一緒にジャム作ったり、掃除をしたり、鶏の卵取ったり、いいなーなんか自然学校みたいとか思える自分が意外だ(笑) 風景の描写が素敵。 景色を見て「きれいー」以外の感想を持った事のない私には新鮮でした。 食べ物の描写も美味しそう♪ 文章がすごーく優しい。 おじいちゃんが亡くなった後のおばあちゃんのお誕生日の話。 ここの描写でうるっときた……。 電車ん中で読むには相応しくないかも、と思ったけどこれしか持ってなかったから読み進めてみました。 ゲンジさんの事、作中で解決しないままでしたが、逆にそこがリアルでした。 解決できなくて、後味が悪いまま飲み込まなきゃいけないことっていっぱいありますよね。 で、ラスト。 おばあちゃんが約束覚えてたーーーーー(;_;) あのメッセージを読んで、涙腺に打撃が。持ちこたえたと思ったのに、ラストの一文が来たわけですね。 すんごい眉間に皺寄ってたんじゃなかろうか。 児童書で感動モノって何かどうも薄っぺらいイメージがあったんだけど(偏見っすね……)、かなり印象変わりました。 お薦めです☆ | ||||
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主人公は軽い登校拒否の女の子で西の魔女ことおばあちゃんとのふれあいで少しずつ成長していきます。この作品で作者の梨木香歩さんはファンタジー作家としての不動の地位を確立しました。 これはホントにおススメの作品です。ぜひ一読を! | ||||
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中学に入って登校拒否みたいになってしまった女の子が、母方の祖母こと「西の魔女」のもとでひと月ほど過ごし、色々悟るお話です。 主人公の女の子が中学生に設定されているので、主たる読者を中学生として書かれているのでしょうか。中学生というのは、こんなにも瑞々しく、傷つきやすい、繊細な精神を持っていたのでしょうか。記憶には薄いですけど、そんな気もします。特に本を読む、この本を中学期に読むような女の子は、こんな感じなのかもしれません。 全体的な作り方は上手いです。「西の魔女」という言葉の使い方、話との密接さも良いです。小説として、お手本のようなきっちりした構成です。 | ||||
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この本を手にしたのは、タイトル、そして表紙の絵にひかれたのがきっかけでした。 文章がシンプルであれば、自分の中に入りやすいという考えもありますが、私の場合は シンプルさ故になかなかそうもいきませんでした。Simplicity:それは決して手を抜くということではなく、必要なもの、大切なことを込み込みとした中から見つけ出す、という一見簡単そうで実は難しいことなんですよね。 作品の内容はあまり明かしたくないので、控え目にいえば、現代に生きる我々誰もが必要なのが作品中にある「魔女修行」なのでしょう。そして、生と死をどのようにとらえるか。これもまた、作品の重要なポイントであるように思えました。 子どもたちに読んでもらいたい一冊。また、その子どもたちと接する大人にも是非呼んでもらいたいと強く思う一冊でした。 解説を書かれた早川さんの言葉にもまた考えさせられる部分がありましたので、是非 作品を読まれた後に忘れずに読んでください。作品を読み終え、解説を読み、そして表紙にあるタイトルと絵を再び見た私は なんだか心の中でリボンがやさしく結ばれるような そんな感覚にとらわれました。 | ||||
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この本は 友達のことや将来のことについていろんな思いをもった 主人公が出てきます。 なので主人公の言葉などに共感する部分があるかも知れません。 主人公と一緒に泣いたり疑問に思ったりして 読んでいるこっちも成長できる本 そういった本を探している方は 読んでみてはいかがでしょう | ||||
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学校に行かなくなった中学1年生のまい。単身赴任のお父さんと、仕事で忙しいお母さんが頼れるのは、あの人しかいない。西の国の魔女。まいのおばあちゃんで、日本人のおじいちゃんと結婚したイギリス人。自然の中で自然に生きるおばあちゃんとの生活は、驚きと発見の毎日。まいはおばあちゃんの導きで「魔女修行」の基礎トレーニングから始める。食事づくりや洗濯の場面で、おばあちゃんの生活の知恵も満載。古いようで新しい生活の中で、まいは変わっていく。収録されている短編「渡りの一日」にはその後のまいが登場。中学生に人気の本だが、大人にも読んでほしい。見失っていたものが見えてくるはず。 | ||||
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私がはじめてこの本に出会ったのは小5でした。 まいがお祖母ちゃんの家で過ごした時はなんてすばらしいんだとおもい、自分の学校生活と比較してとてもないてしまいました。最近またこの本を読み直して、小5の時とはまた違う解釈と感動が出できました。まいの気持ちに共感してしまいました。まいがお祖母ちゃんの家でくらすうちに、どんどん心が強くなっていき、それを読んでわたしも成長していきたいと思いました。是非、たくさんの人に読んでもらいたいです。 | ||||
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不登校、引きこもりの子供達に読んでもらいたい。 その親御さんにはもっと読んでもらいたい。 ひきこもりだった主人公は、魔女?である祖母との暮らしの中で、精神的に成長し、学校生活に戻る。 主人公の進路をめぐっての両親の会話、祖母の意見は、現在進行中で経験中の方には必読かも・・・ | ||||
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