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西の魔女が死んだ



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西の魔女が死んだの評価: 4.20/5点 レビュー 513件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全404件 261~280 14/21ページ
No.144:
(5pt)

お婆ちゃん

始めて梨木香歩さんの本を買ったのがこの時です
確か私が14歳くらいの時で
主役のまいと同じくらいの年の頃でした
私も新しい学校や環境になじめず
人間関係や意思の疎通などに悩みを抱えていた
時にこの本を読ませていただきました
本当に色んなトコが共感出来て色んなところで泣きました
何回も何回も読んで・・
お婆ちゃん子だった私。
この本を読んでココロが楽になったっていうか
本当に良い物語だなぁと想いました♫
とにかく02おすすめです☆
この本を読んで共感して、泣いてみてください
きっと何かが開けるはず
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.143:
(5pt)

アイ・ノウ

私には分かる。
おばあちゃんが西の魔女。
イギリス生まれのおばあちゃんが、孫が学校に馴染まないときに、生きることの大切さを教えてくれる。
植物や動物と人間との営みで、生きるということを教えてくれる。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.142:
(4pt)

「最後の3ページ」

映画化ということでよく目するタイトルに魅かれて買いました。
草木の名前や鳥の名がしばしばでてくるというレビューを読んだので
自然崇拝者的な臭さがあるのかなぁ......と少し警戒しながら読んだのですが
「魔女」とその孫がおくるカントリーな生活の描写はてらい、気どりがなく
しっかりとした生活に支えられた清々しさ気持ちよさが素直に読む者に伝わります。
作中「魔女修行」と呼ばれている自己確立の過程は深い精神論として
解り易くゆっくりと「魔女」の口から語られます。
文章もやさしいのでぜひ多感な思春期にある少女たちに読んで欲しいと思いました。
ただ チャッチフレーズにある「最後の3ページ」は全体が無理のない運びだっただけに
むしろここだけ余分な作為が感じられます。
ラストにあえて超常現象を用意しなくてもなにかもっと自然に「魔女」のメッセージを伝える終わり方はなかったのかなぁ。
派手な趣向がなくても楽しめる十分な作品だけに少し残念な気がしました。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.141:
(5pt)

著者の最高傑作!

本書を先に読んで、涙が出るほど感激した。
何度も読み返したくらいだ。
ただ、同じ著者の他の本を読んでみたけど、残念ながら本書ほどの感動は得られなかった。
もう一作くらい、感動的な物語を書いてくれないかなあ。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.140:
(4pt)

ポイントは想像力!?

行間を想像力で埋められる人や児童文学を沢山読んで大人になった人は
本作品の良さを理解できるだろうし、楽しめると思いました。
技量の高い作家さんだと拝察しました。読者が想像力で補う部分を引き算
しているなーと。
なので、想像力で補えない方が読めば「つまらない」と感じるでしょう。
映画も観ましたが、エッセンスがちゃんと残ってます。省いている部分は
かなりありますけど、時間が限られていますから仕方ないですね。
サチ・パーカーさんのおばあちゃん役、素敵ですよ。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.139:
(5pt)

読後感がスゴイ☆

ゆるいレース編みのような感じの文体で、少女まいの気持ちが丁寧すぎるくらい綴られています。児童書をあまり読まない社会人としては、少々まどろっこしい感じがしましたが、それがかえって読者が少女に向き合うことになり、少女の時間を感じることになるのだなあ、と感じました。
本書にでてくるおばあちゃんは本当に素晴らしい大人です。自分が目指す大人像に出会えたという感じです。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.138:
(5pt)

ターシャ・チューダーを思い出す

子ども向けと思って読んだら、意外とよかった。池袋往復で読了できる短さで、文章も平易で、小学高学年から読めそうではあるが、内容はなかなかよかった。考えさせられた。
西の魔女、、、は、ターシャ・チューダーを思い出した。
映画化したようだが、特に起伏のある話ではなく、映像化は難しそうだが。。。
最後の章はいらないのではないかと思った。。。???
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.137:
(5pt)

祖母が死に際に窓に残したまいへの言葉が素晴らしい

 ロングセラーで100万部突破し、ついに映画化も決定した話題作です。
 学校に行かない(不登校)のまいは祖母の家で生活を過ごす。祖母との淡々とした生活の中で成長をしていく。
 何気ない祖母とのやり取りはなんとも奥深い。「死んだらどうなるのか?」「集団での生き方」について祖母は教えてくれる。
 そして何といってもエンディングは涙を誘う。祖母が窓に残した言葉は秀逸に素晴らしい。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.136:
(5pt)

私が中学生のときに、読みたかったかも

今なら、いちいちうなづけるおばあちゃんの修行。
でも実際中学生の自分だったらどうだろう?
まいの成長、とか成長過程に必要なこと、みたいなのが読み取れて、いい作品だなぁ、とおもいました。
最終的に、西の魔女の決定的なメッセージで救われちゃうけれど、、、
現実だったら、そうはいかないかも。
いろいろな意味で、若いころの自分自身、、、というか、まいと同年代の人に読んでもらいたいな。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.135:
(4pt)

思いのほかあっさりめ

 本の帯に「最後の3ページ、涙があふれて止まりません」というのを見て、手に取ったが、実際には特に泣く場面も無く、いつの間にかお話は終わっていた。
 つまりストーリーは特に凝ったところも無く、ごくあっさりしている。したがって、消化のいい物語ではある。が、物足りなさも感じざるを得ない。
 さらっと活字に触れたい方にお勧めかな。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.134:
(5pt)

オズの魔法使いかと思った

タイトルから想像するのは「オズの魔法使い」。本作は少女とそのおばあちゃんとの交流の物語。まずおばあちゃん(西の魔女)の語り口が素晴らしい。そしてイングリッシュガーデンを想像してしまう、おばあちゃんの家も素晴らしい。我々読者の頭にそのお庭が浮かんでくる。そしてそこで作られる、様々な料理。とてもおいしそう。ジャムなんかはもう、涎がたれてくる記述です。そんな中で、少女は死を学んでいく。死を学ぶということはつまり、生きることを学ぶのである。おばあちゃんは少女に生きることを教えたのである。そしてラストシーンでそのことを少女は知るのである。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.133:
(5pt)

大切なことを軽やかに教えてくれる

不登校になった中学生の女の子「まい」は、喘息の治療を口実に山間のおばあちゃんの家に預けられます。イギリス人のおばあちゃんは今で言うナチュラルでエコな暮らしの実践者で、自分には魔女の血が流れていると言い出します。自分も魔女の子孫であるのなら、雑音の多いこの社会を生き抜いていけるかも知れない。そう考えたまいは、おばあちゃんに魔女修行を申し込む。その日から数週間のおばあちゃんとまいの物語です。
英国の伝統的な暮らしを異国で頑なに守るおばあちゃん、母親に反発して家事より仕事に精を出すママ、流行ってるかどうかが物事の視座のパパ、年頃の女の子が学校で踏む手続きに抵抗を感じる孫娘。なげかけるテーマは私たちの生きる現代を何層にも切り取る大きなものですが、そこには説教臭さもなければ、切実さもない。あるのは爽やかな読後感。そして最後に訪れるカタルシス。
人生に大切なことをこんな軽やかに教えてくれる作品はそうないのではと思います。
私は、梨木さんの英国留学中の下宿屋での日々を描いたエッセイ「春になったら苺を摘みに」がかなり好きなのですが、フィクションもノンフィクションも両方うまい作家に久しぶりに巡り会いました。端正で磨き抜かれた文章を書く方です。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.132:
(4pt)

前にあるものを、欲しいものを、自分の意志で、掴め。

久々に「美文」だと思えた筆者の文章―豊かな形容詞と擬態語・擬音語に出会える。行間を「読ませる」技のパレードにも脱帽。
 コンセプトは明解。
 ―魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも、希望も、もちろん幸せも―
 主人公「まい」の自我の芽生えと成長、そしてそのプロセスにおける葛藤を、「西の魔女」こと「まい」の祖母が見守るという、ちょっとジ○リ映画に似た人物構成とストーリー展開です。「死」という現象を、「生きる」という肯定的な日常の積み重ねの延長線上に見事に位置づけている。ファンタジー的要素もあり、大人でも楽しめるだろう。豊かな形容詞と擬態語・擬音語を織り込んだ本書を読んでいると、登場人物の日常の細々とした出来事や自然美が、色彩を伴ってよぎるようだ。
 不覚にも大いに感じ入ってしまった「まい」と「西の魔女」の会話を以下引用しておこう。
 「わたし、やっぱり弱かったと思う。一匹狼で突っ張る強さを養うか、群れで生きる楽さを選ぶか・・・・・・」
 「その時々で決めたらどうですか。自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.131:
(5pt)

人生の参考書

人間に生まれてからには、誰しも一度は人間関係に悩むはずだと思います。この作品の主人公であるまいも例外ではなく、中学校に行けなくなってしまいます。お母さんもイギリスの血が入っていてハーフで、色々日本の学校で苦労をしたことが窺えます。だからまいのことを、感受性の強い子とゆうふうに、一言で片付けてしまっているようです。とりあえずまいは、おばあちゃんちでしばらく暮らすことになりました。そこでの生活は、豪華とゆうよりも素朴な生活で、魔女のレッスンをしたりしながらも自給自足生活を楽しみ、少しながらも元気になってゆく。そんなストーリーに出てくるおばあちゃんの言葉に私なども救われる事もあります。そのままでいいってゆうこと、意外と忍耐の必要なことですが、大切なんだなーって教えてくれます。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.130:
(4pt)

夜中に踊りだしたくなるくらい、衝撃が感動になる。

ストーリーはたんたんと語られる。だれもが経験できる日常。けれど、ちょっとだけ贅沢な日常。
強い意志の力を養えば、本当に見たいものが見られる。それは覗き見、ではないなあ。真に世界を体験する、ということか。自分にとって、本当に必要なもの。本当の意味で、何かを知る、ということ。知ることを重ねて、すぐに答えがでるわけではない、それが、魂の修行、ということなのか。思い込みで判断しない。形が現れるまで、判断を避ける。頭を自由な状態にしておく、ということ。
魔女には見える、人に見えないものが見える。そこに魅力を感じるか感じないかで、またひとつ生き方が変わってくるようなのだ。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.129:
(5pt)

07年に読んだ中で一番かもしれない。

おばあちゃんと孫娘まいちゃんとの交流を描いたシンプルな本です。特に事件が起こるわけもなく、平易な言葉でその様子が綴られている。
おばあちゃんの言葉の一つ一つに、まいちゃんを生きやすくする魔法(知恵)が込められていて、おばあちゃんの愛情を感じました。
おばあちゃんは、魔法という言葉で孫に心の強さを教える。
まいちゃんが、おばあちゃんとの生活から自分の生活に戻り、おばあちゃんと疎遠になっても、おばあちゃんはまいちゃんのことを遠くから見守っていたのですね。
オバアチャンノタマシイ、ダッシュツ、ダイセイコウ という走り書きから
おばあちゃんは孫との約束をずっと覚えていて、自分が死んでもまいちゃんが悲しまないようにと思いやるの気持ちが伝わってきて、とても温かい気持ちになりました。
読み終わった後、このあばあちゃんの深い愛情に目頭が熱くなりました。
あばあちゃん大好きといえるまいちゃんの素直さが可愛らしい。
シンプルで平易な言葉で描かれてますが、扱っているテーマは深く、心に残る素晴らしい物語です。
自分が小学生の頃に読みたかったです。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.128:
(4pt)

修行としての人生

この作品の良さは、読んで、泣いて
カタルシスを感じられる、とか
そういうところではない。
主人公の"まい"と西の魔女こと"まい"のおばあちゃんは、
気まずく別れたまま、おばあちゃんは亡くなる。
"まい"が嫌悪する隣家のゲンジさんの素行は、
怪しいまま謎は解けない。
つまり、この作品は非常にリアルな現実を
描いているのだ。
だからこそ、西の魔女が孫に諭す言葉が
輝いてくる。
魔女は言う。そういう疑わしい出来事に
決して振り回されてはいけない。
毅然とした生き方をすること、
修行を積まなくてはいけないのだ、と。
感情に支配されて人や物を傷つけることへの
静かで強い異議を訴えかけてくる
密度の濃い作品である。
悪魔はいる、と言い切るおばあちゃんの
言葉の意味は、生きる苦しみを知っていて、
苦い経験から何かを学ぶことの出来る
人にだけ、深く響いてくると思う。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.127:
(5pt)

娘に読ませたい

娘に「死んだらどうなるの?」
と質問されたときに、自分はどう答えるだろう?
そんなことを考えた。
生きることを教えるときに「死」はさけられない。
何度もかみ締めて読みたい本です。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.126:
(4pt)

今の時代には合うのかも

書店で「店長オススメ!」だったので買ってみました。
恋愛ものやSFものみたいなグッと心惹かれるものやドキドキ感はないけれど、
ほのぼのとした平和な日常の中でジワジワと追い詰められていく感があって良かった。
タイトルに惑わされてSFやファンタジーなのかと思いきや、
普段の日常生活で出来る知恵がこめられていたりするので、
イライラしがちな今の時代には合うのかも。
最後の3ページはぜひ読んで欲しい!
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107
No.125:
(5pt)

優しい語り口が胸に染みとおる作品

なんと優しい、温かい文章なのでしょう。それは、ちょうどまいを見る祖母の目のようです。
喘息、登校拒否の女の子。都会の学校の人間関係に疲れた女の子。彼女が自然の中に、自然と同化したような祖母の懐の中に入った時、自分の頭で考え、自分の足で立つようになりました。それは、彼女の「魔女修業」でした。
このまいに語りかける祖母の言葉は、現代人がどこかに忘れてきた大切なもののように思えます。そして、今もさがしているもののようにも思えます。
優しい語り口が胸に染みとおるような素晴らしい作品です。
西の魔女が死んだAmazon書評・レビュー:西の魔女が死んだより
4092896107

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