羊をめぐる冒険

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羊をめぐる冒険の評価:

4.22/5点 レビュー 208件。 B ランク

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平均点4.22pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全265件 121〜140 7/14ページ
No.145
(5pt)

誰もが認める最初の傑作1982

運よく108円で入手できた。小説は1冊ものに限るかも。

・まず、文章がまったく古くなっておらず、むしろ今でも未来的ってことに一驚。まあ、古典の最低条件、必要十分、絶対条件かもしれないが。

・あと、タイトルの秀逸さ。パロディーにせよ、何度 引用されたことだろう。

・あと、「調べもの」ってのが「世界の終り」との共通点か。

・あと、ムラ神さんはどうも沖縄方面に向かわず北海道方面に向かう傾向があるかもしれない。そうゆう意味ではトーマスマン的な。

・あと、けっきょく この小説を最初から最後までミッシリ読んだことがないことに気付いた。

・つか、出だしの部分は前2作と同じ感じだったんだなあ・・・・・・・
羊をめぐる冒険 Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険より
4062002418
No.144
(5pt)

面妖な緬羊たち―羊憑き、羊博士(羊抜け)、羊男

先日、著者の『走ることについて語るときに僕の語ること』(書評済)を読んだ。
その中で、著者は本書についてこのように書いている。
「この作品が小説家としての実質的な出発点」
「なにしろあとがないから、持てる力をありったけ注ぎ込んで書いた。持っていない力まで総動員したような気さえする。」

ここまで言われては、読まない訳にはいかない。
読んでみると、ミステリー小説のようで面白い。一応の解決はある。

でも次々になくしていく話でもあり、失う理由は明らかではない。
不思議な人々ばかりがでてくるが、一番のキャラクタは羊男。羊の毛皮を着ている。

評者は著者の本を読み出した早い時期に絵本『図書館奇譚』(書評済)で羊男には出会ってはいる。
『1Q84』(書評済)やチェーホフ『サハリン島』(書評済)を読んだ後は、羊男はギリヤーク人に思えてくる。
羊をめぐる冒険 Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険より
4062002418
No.143
(4pt)

悪者の羊

彼のつるっとした、陰影のない文体は苦手だったけれど、最近読みなおすとそれほど気にならない。この小説も現実感がなく、人物は名前がなく顔も見えない。あまり共感できない。できるとすれば、運転手とフロント係くらいかな。右翼の大物は児玉誉士夫がモデルか。前半は前作の延長で後半はサスペンス調。耳という表情のない器官、名前のない登場人物、ほとんど意味不明な比喩。共感や理解、認識といったものは、幻想だろう。この小説を読むと仏教的な思想を感じる。その辺が海外で受けてる理由じゃないかな。サリンジャーが幼いゾーイーか誰かに同じ家や家具、家を間違えたり家族を間違えたりするような生活のほうがずっと楽しい(良い?)とか、言わせてたのを思い出す。持っていたものを失くす、ではなく、持たないことを求める。余計なもの、表情や名前?、がないこと。拒否するのは、肩書き、組織、大金、同情、啓蒙とかかな。個人主義。ドストエフスキー的社会に「僕」が迷い込んだら、ますます影が薄くなり、見失うかもしれない。良いとか悪いとかの道徳は置いといて、目的があまりない。家庭、労働、冒険など(冒険が失敗したとして、何が失われるのか誰もわからない)。帰省しても、ホテルに泊まり、「このためにわざわざ来たの?」と言われる。自由意志や固有名詞への疑問は、現代的な気がする。羊をとらえることは、まだまだ先のようだ。
羊をめぐる冒険 Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険より
4062002418
No.142
(2pt)

希薄な喪失感の希薄な冒険

ミステリとファンタジーとノワールがミックスされたような他愛ないプロットが、情景・状況描写、比喩表現、一般論に落ち着きがちな諦観的人生観などで彩られ、主人公「僕」(村上春樹自身の代弁者ととれる)が、かつてのセフレ、前妻、旧友、新しいガールフレンドなど、それなりの関わりのあった人物たちを失っていく、喪失感が基調の作品。

読みどころの1つである比喩表現については、筆者の限られた読書経験の中では、チャンドラーの影響が強いと思う(プロット面でも、結末で旧友と再会するなど『長いお別れ』に通ずるものあり)。また、情景描写や価値観などには、1980年前後の時代性が色濃く反映されているため、風化も早く、今読むと古い(些細な点ながら、飲酒・喫煙シーンの多さも個人的にNG)。喪失感については、失われていく人たちとの関わりが希薄なので(少なくともそう描かれているので)、非常に希薄。おそらく村上の狙いなのだろうが、読書体験そのものも希薄で、印象に残りにくく、個人的には読まなくてもよかった作品という思いだ。

登場人物の中では、ファムファタール役の新ガールフレンドの扱いに疑問が残る。プロットにどの程度関わっていたのか、明示されず謎として残るのは小説技巧としては上手いものの、登場した時の知的でミステリアスな感が徐々に消え凡庸な女性に成り下がり、更には主人公「僕」とも強い絆を持たぬまま、あっけなく消えてしまう。作品の希薄さには貢献しているが、人物としては印象に残らない。それが村上の意図であるにせよ、読者としては、鮮烈な印象と共に消え、「僕」の喪失感を強めてほしかったところだ。
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)より
4062749130
No.141
(2pt)

希薄な喪失感の希薄な冒険

ミステリとファンタジーとノワールがミックスされたような他愛ないプロットが、情景・状況描写、比喩表現、一般論に落ち着きがちな諦観的人生観などで彩られ、主人公「僕」(村上春樹自身の代弁者ととれる)が、かつてのセフレ、前妻、旧友、新しいガールフレンドなど、それなりの関わりのあった人物たちを失っていく、喪失感が基調の作品。

読みどころの1つである比喩表現については、筆者の限られた読書経験の中では、チャンドラーの影響が強いと思う(プロット面でも、結末で旧友と再会するなど『長いお別れ』に通ずるものあり)。また、情景描写や価値観などには、1980年前後の時代性が色濃く反映されているため、風化も早く、今読むと古い(些細な点ながら、飲酒・喫煙シーンの多さも個人的にNG)。喪失感については、失われていく人たちとの関わりが希薄なので(少なくともそう描かれているので)、非常に希薄。おそらく村上の狙いなのだろうが、読書体験そのものも希薄で、印象に残りにくく、個人的には読まなくてもよかった作品という思いだ。

登場人物の中では、ファムファタール役の新ガールフレンドの扱いに疑問が残る。プロットにどの程度関わっていたのか、明示されず謎として残るのは小説技巧としては上手いものの、登場した時の知的でミステリアスな感が徐々に消え凡庸な女性に成り下がり、更には主人公「僕」とも強い絆を持たぬまま、あっけなく消えてしまう。作品の希薄さには貢献しているが、人物としては印象に残らない。それが村上の意図であるにせよ、読者としては、鮮烈な印象と共に消え、「僕」の喪失感を強めてほしかったところだ。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.140
(5pt)

最高です。

村上春樹の作品はどれも好きですが、
羊をめぐる冒険は読み返すことが多いです。

先日、村上春樹を読んだことのない知人に、
どうしても村上春樹の素晴らしさを知って欲しくて、
この本を貸しました。
読んでくれるでしょうか。
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)より
4062749130
No.139
(5pt)

最高です。

村上春樹の作品はどれも好きですが、
羊をめぐる冒険は読み返すことが多いです。

先日、村上春樹を読んだことのない知人に、
どうしても村上春樹の素晴らしさを知って欲しくて、
この本を貸しました。
読んでくれるでしょうか。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.138
(5pt)

いまいちと、再読したい名作!!!

20年以上も前に読んだ作品ですが、最近になって、猛烈に、再読したくなりました。
以前に読んだときは、よくわからないまま、ただ、もう、怖くて、不可思議で、よくわからないのに、深い印象として、残っていました。
いま、改めて読むと、羊に暗喩された闇の存在が、いまもなお日本を、地球を支配し、解決されていないことに、おののきました。
と、同時に、主人公が、個人として越えなくてはならない、大きな課題、すさまじい孤独と空虚感といったものが、故郷の原風景や、鼠や、妻や、耳の美しい恋人の喪失というメタファでもって、胸をずんと、締め付けてきます。

私たちは、ずっと失い続けているんだということ。

村上春樹が、ずっと、ずっと、向き合ってきたものの正体が、現在(いま)ほど、わかるときはないのではないか、と。
もう読んでしまった方も、たくさんいるかと思いますが、再読お勧めします。まだの方は、もちろん!お勧めします。
故人となってしまわれた、村上春樹が師として敬愛する河合隼雄氏が、この作品を評価されていたことを、付け加えておきます。
羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫)より
4061836072
No.137
(5pt)

僕は川に沿って河口まで歩き、最後に残された五十メートルの砂浜に腰を下ろし、二時間泣いた。

読み終えると、めちゃくちゃ
切なくなった。

去って行った鼠と、素敵な耳の女の子。
社会の枠組みにどこか相容れない、
風変わりな人々の
哀しいヴォイスが胸を打つ。

冷静な感想を述べるなら、
まだ作者に大きなフレームの中での.
いわゆる社会(陳腐な言葉で申し訳ないが)
を描ききる技術がないためか、
長編だが、ページ数も後の著作に比べれば抑え目で、
テーマも最後の最後に、小さく余韻のように響かせるにとどまっている。

だが気の抜けた一行など、どこにもないし、どのキャラクターもシーンも、確かな空気と息遣い、必然性を持っている。

アメリカンな文化の影響が色濃いが、
描かれるどこか幽玄な思想観は
まぎれない和風のカラー。
特に鼠との再会と別れからは、
もののあはれを、強く、くさびのように心深くに刻み込まれた。
羊をめぐる冒険 Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険より
4062002418
No.136
(1pt)

女のくさったような文章書くな!!

やっぱりダメだ。
こんなの好きなの多いのが信じられんな。
読み始めて、1ページ過ぎて、耐えがたい。
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)より
4062749130
No.135
(1pt)

女のくさったような文章書くな!!

やっぱりダメだ。
こんなの好きなの多いのが信じられんな。
読み始めて、1ページ過ぎて、耐えがたい。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.134
(5pt)

真冬の北海道

作者が実際に北海道に滞在した経験から書き上げただけあり冬の描写がリアルです。雪国出身の人ならわかる季節感。
主人公の僕もいつしか厳冬期の世界に溶け込みます。
最後人知れず堰を切ったように泣く僕には一種のカタルシスを覚え、余韻が残りました。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.133
(4pt)

大親友鼠、ここにあれ

まず羊を探す経緯がまともじゃない。
それに耳の特殊能力を持つ女も、共同経営者も、親友の鼠もまともじゃない。主人公の取り巻く世界がまともじゃないことで、彼は文字通り羊をめぐる冒険へ出る事になる。
不思議な会話のやりとりや文章の独特な流れは、春樹ワールド好きには最高の作品なのかもしれない。
鼠という主人公の唯一のたったひとりの大親友がこの物語の大きなキーである。鼠がその名に合わず、人間らしさとはなにかを教えてくれるのだ。鼠がその過程で苦しみもがいた姿を想像すると、胸が痛む。
親友はひとりいれば、それでいい。そういうことだ。
羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫)より
4061836072
No.132
(5pt)

真冬の北海道

作者が実際に北海道に滞在した経験から書き上げただけあり冬の描写がリアルです。雪国出身の人ならわかる季節感。
主人公の僕もいつしか厳冬期の世界に溶け込みます。
最後人知れず堰を切ったように泣く僕には一種のカタルシスを覚え、余韻が残りました。
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)より
4062749130
No.131
(5pt)

真冬の北海道

作者が実際に北海道に滞在した経験から書き上げただけあり冬の描写がリアルです。雪国出身の人ならわかる季節感。
主人公の僕もいつしか厳冬期の世界に溶け込みます。
最後人知れず堰を切ったように泣く僕には一種のカタルシスを覚え、余韻が残りました。
羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫)より
4061836072
No.130
(3pt)

何も起こらない

村上春樹の小説は何も起こらない。最終的に自分で考えてというようなことなのだろう。でももう少し最後に、なにかほしかった。
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)より
4062749130
No.129
(5pt)

不思議だが、何故か切ない結末

羊博士、羊男とこれまたとても変な人物が登場する。
作品の締めにあたる自殺した鼠との会話は読み応えがある。
また、その後ジェイズバーに立ち寄り、砂浜で泣いたあたりの文面は、お涙頂戴ものの作品と異なり、非常に感慨深いものがあった。
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)より
4062749130
No.128
(5pt)

下巻に何がおきるのか期待してしまう

非常にはじまりは、わくわくさせる内容でいいと思う。上巻は最高。しかし下巻はふつう。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.127
(4pt)

変わった発想の作品

羊が出てくる必然性は理解できないが、フィクサーの出現と鼠の関係の謎など、変わった発想は好感が持てる。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.126
(3pt)

何も起こらない

村上春樹の小説は何も起こらない。最終的に自分で考えてというようなことなのだろう。でももう少し最後に、なにかほしかった。
羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫)より
4061836072