羊をめぐる冒険

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評判

羊をめぐる冒険の評価:

4.22/5点 レビュー 208件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.22pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全265件 261〜265 14/14ページ
No.5
(5pt)

奇妙で、おもしろい。そして、せつない。

というのは、マザー3のコピーですが(笑)
まさに、そんな小説です。
「風の歌を聴け」からはじまる青春3部作のうちで私は、本作品が一番好きです。
だって、北海道にいるらしい鼠を追って耳の美しい女性と飛行機に乗り、札幌に到着するまでが上巻(つまり本作)なんですけれど、
そこに至るまでの道程が、本当に奇妙でおもしろいんですもの。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.4
(5pt)

切なさも感じる愉快な物語

個々の表現のレトリックを追いかけると、飽きてしまうかもしれない。
ただ、物語りの全体構成のレトリックを読み取る努力をすると、非常に楽しいのではないでしょうか。
羊男、鼠など、個性的なキャラクターが登場しますが、それぞれが何を表そうとしているのか、読むたびに違う解釈が出来ます。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.3
(5pt)

「風の歌を聴け」第三巻。

「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」とともに、俗に「三部作」と呼ばれる小説の3作目。前二作を先に読まないと半分も楽しめません。「風の歌を聴け」に出てくる主人公「僕」とその親友「鼠」。この二人がとても魅力的な人物で、彼らへの思い入れこそがこの三部作を楽しむ上で最も重要になります。あの二人は文学史に残るアイドルになるかもしれない。夏目漱石の「坊ちゃん」みたいに。二人は「風の歌を聴け」で20歳前後、「1973年のピンボール」で25歳前後。「羊をめぐる冒険」で30歳となります。20歳、25歳の彼らとともに青春の苦悩を味わい、”ジェイズバー”でビールを飲み、それぞれの恋をし、バーテンの「ジェイ」と会話を楽しんだ過去があってこそ、30歳の彼らが遭遇する苦難と冒険にのめりこむことが出来るわけです。「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」に関しては、僕の場合、部分的に20回以上読み返しています。暗記している場面すらあります。小説を読み返すタイプではないんですが、この二作は別です。短いですし。「羊をめぐる冒険」は探偵小説のように謎を追うストーリーです。探偵小説と青春小説を混ぜ合わせたような小説。ドラマチックな場面も多い。三部作の中でも特に人気の高い作品です。前二作と違って整ったストーリーと緻密なプロット、構成の巧みさをも楽しめます。特に終盤がいい。ついでに言うと、この続編として「ダンス・ダンス・ダンス」という小説がありますが、こちらはこの「羊をめぐる冒険」に出てきた人物が中心になります。つまり人気シリーズなんですね。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.2
(3pt)

楽しみどころの微妙な物語。

どのように楽しめばよいのかわからない、作品でした。三部作の第三弾にあたるこの作品は、全二作品とはだいぶ異なるスタイルで書かれています。この作品には明確なストーリーがあり、しかも少しミステリー仕立てです。そういう意味では、村上春樹が好きな人でなくとも、ある程度は楽しめるのではないかと思います。文章も読みやすいです。ただ、やはり純文学であるので、ミステリーのように全てを明らかにして物語が終わるわけではありません。登場人物の心情も重要な要素です。この作品では、純文学的な要素とミステリー的な要素がどっちつかずに混在しているように感じました。こだわらなければ、そこそこ楽しむことはできます。けれど物語としては、心を打つものがありませんでした。作品の中で、象徴的に用いられているもの、例えば彼女の素敵な耳など、も何故耳なのか。効果的にに生かされておらず、とってつけたような印象を受けました。私の知人の間では、この作品の評判は上場だったのですが残念です。ただ村上春樹の作品には、必ず心に残る文章が含まれています。この作品でも、時折そんな素敵な文章と出会うことができました。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122
No.1
(5pt)

おもろいで(笑

やっぱり村上春樹さんの本でした。風景の描写でのあの文章の静けさはとっても心に浸透していきます。いままでの本とこの本との似ている雰囲気があり、この作者はよくここまで自分のまっすぐな所を文字にし何年間も維持することができるのだなと感心と共に改めて村上さんのすばらしさに一段と惹きつけられました。
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)より
4062749122