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向日葵の咲かない夏
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向日葵の咲かない夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全115件 101~115 6/6ページ
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夏休み前の終業式の日、9歳の男の子ミチオが学校を欠席していたクラスメートのS君の家にプリントやら宿題を持っていった際にS君の死体を見つけて…というところから始まる作品。 道尾さんの作品は初めて読んだのだが、小説も久しぶりに読んだし、かなり特徴的な内容だったので、不思議な感覚で読了。 個人的には読み終わって考えてみると、主観と客体の関係性の不完全さがテーマだったのかなーと思う。 いつでもそうボクたちも思い込んだりそして嫌なことは忘れたり思い出を美化したり、それらの関係が歪んでしまったりそういった現実感は作品の中にあったと思う。 | ||||
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読み始めると、展開が気になってドンドン読めました。が、内容がたまに気持ち悪く、本を読んで心臓がどきどきしたのは初めてです。なんていうか、自分もこわいものみたさで早く次が知りたい!という衝動に駆られます。読後はなんか淋しい気持ちになりました。 サスペンスかと言われると、首をかしげなければなりません。 | ||||
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非常に引き込まれる内容と文章でハラハラします。 が、途中から?最後の方は??となってしまいました。 まあ、読んで損はないと思います。ただ気分は重くなりますよ。 | ||||
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人の心にある闇を、生まれ変わりというネタと、どんでん返しが二転三転するミステリーという表現手法を利用して、一気に読ませる。そういった意味では非常に良く出来ている作品だと思う。 だが、全てのネタが判明すると、筋としては通るのであるが、全てロジカルに綺麗になるわけではない。 この本は、ミステリーとしては楽しめるけれども、描きたいものはもっと人間の心の方で、そういった意味では、ミステリーという表現手法を身にまとった幻想小説というか、不条理ものの小説というような印象だった。 この辺は正直好みとしか言いようがないが。私としては正直好きになれなかった。 | ||||
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本屋で帯に書かれた文句に釣られ購入。物語序盤からすごく引っかかったのは9歳の主人公と3歳の妹が大人レベルの会話をするということ。特に3歳。うちにも3歳の娘がいるけどあんなに会話成り立たないし。そこが読んでてずっと違和感がありました。真実がわかってからはだからなのかなぁ?とは思ったけどあまり納得いかず。面白いっちゃ面白いけど、読まなくても良かったかな…という気分にさせます(笑) | ||||
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主人公の友人S君の死体喪失から、遺体を運んだのは誰か、何のためなのか、自殺?他殺?など、終盤あたりで目まぐるしく展開が進んでいって、ちょっと読んでて疲れちゃいました。それとは別に最後、驚きの事実が明かされるわけですが、その内容をなんとなく想起させるようなものが節々にあり、読者に小気味いい感じを与えるように思う。 少年の無邪気さ残酷さはうまく表現されているように思うのですが、性格がとても大人びていて、そのギャップが気になりました。 この作者は新潮社の「ストーリーセラー」という短中編集から知ったのですが、こちらも同様に何か物足りなさを感じました、何かはわからないのですが。あからさまに謎をもったいつけすぎてるからかもしれないです | ||||
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内容的には暗い話だし、読後感も良いとは言えませんが、次々と裏切られていく展開は、ミステリーファンのツボを突いている作品かもしれません。 しかし、ミステリーというよりは、人の心の歪みを描いたホラー作品とも言えるので、正統派のミステリーファンにはウケが悪いような気がします(読んでいて、新堂冬樹を読んだ時のイメージを思い出しました)。 色々な意味で、評価が分かれる作品でしょう。 個人的には、非現実的な部分や、グロい内容には拒絶反応があるのですが、なんだかんだ言っても、最後まで飽きさせずに読者を引っ張って行く実力は、見事だと思います。 | ||||
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伏線もよく練られていて後々うならされることも多かったのだが、割と早い段階でこれはアレだなと予想がついてしまうのが残念なところ。あえて気がつきやすくしたのかもしれないが。 小学生の冒険譚のように見せかけて、救いようもなく陰鬱な話だが、最後まで読み終わってから冒頭のプロローグを読み返すとそこに一縷の救いを見出せなくもない。 | ||||
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最後まで一気に読ませる力があります。面白いかと問われれば、ものすごく面白い。じゃあ勧められるかと言われれば、あまり勧められない。怖いだけじゃなく、はっきりいって気持ち悪い。でもこの独特の世界観にはひきつけられてしまいます。それに、読んでいる途中の気持ち悪さに比べると、読後感は意外と悪くない。なんとも不思議な作品です。 | ||||
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本屋さんで大きく宣伝していたので、目につきました。 「このミステリーがすごい! 2009年版 第一位」の帯文にも惹かれました。 出だしからの数行で、道尾氏の世界に引きずりこまれてしまいました。 でも、読後感は・・・。 “好き嫌いが分かれる小説”という巻末の解説は全く正しいと思います。 真夏のじりじりとした暑さが執拗にまとわり付くような雰囲気。 ここまで書ききれる道尾氏の才能は疑いないのですが、これを好きと言えるかは別問題です。 ミステリーとして読むにはあんまりの設定、と正統派なら文句もつけたくなります。 ただ、この設定も、ありとも言える気がしてくるから不思議です。 私は残念ながら、好きになれない小説でしたが、面白いと思う方はとことん気に入るかもしれません。 それだけ、色がはっきりしている作品だと思います。 | ||||
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読後感悪いし、万人に勧める作品か、と疑問に思った。ストーリーとして無理があるというより設定に納得できるかどうかで評価が分かれる。主人公の世界観と同化しろといわれても難しい。主人公が置かれた状況の背景(理由)も割合陳腐だと感じた。 | ||||
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最初読み始めた段階でのあまりの展開の早さと年齢的に無理がある登場キャラ達の設定(主人公9歳、妹は3歳!)で本に対する興味が失われかけたが、結局最後まで読めた。 多分作者の文章の表現等には全く問題はないと思う。普通に気持ち悪く感じるし。 ストーリーはミステリーなのかホラーなのか分からないけど、相当に怖い。登場人物が所詮物語の中の一つの駒にしかなっていないのも怖さを引き立たせている。 だけど好きかと聞かれると正直困る。 物語後半から「怖い」のではなく「気持ち悪い」部分が多々あるので、自分はそれが苦手だった。 結局はちょっとした猟奇的な事件なんだが、その「気持ち悪い」(もしくは「残酷な」)所があるためにただのミステリーではなくなっている気がします。 絶対に人を選ぶ話ではあると思うけど。 | ||||
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本作品は、虚構として、割り切って読むと、話の運び方や、一気に読ませる力は秀逸だと思う。しかし、まわりに同世代の子がいると、冷静に楽しむことができない。不快とまでいかないにしても、どうしても抵抗感がある。解説にあるように、好き嫌いが分かれるのだろうが、私は、はっきりと、後者。子供の死とか、人の暗い部分が、胸にせまってしまう。 著者の他の作品は、読んでいないが、この路線じゃないものを期待。 | ||||
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犯人は誰なのか?怪しい人物は何人もいて、二転三転する主人公の推理を 楽しむことができます。ただ、超自然現象が当たり前のように存在します ので、そんなのはミステリーとして認めないという方は読まないで下さい。 また、小説の雰囲気上、意図的にされているのでしょうが、主人公とその 妹の年齢設定と会話の内容に無理が感じられます。私はその違和感が最後 までぬぐえず、読みづらさを最後まで感じてしまいました。 あと、ラストの盛り上がりに欠ける点が残念です。 | ||||
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最初からなんとなーくこの世界観のネタが わかってしまったけど、 どこでどうネタバレになるのか気になり一気に読んでしまった。 子どもが主人公ということで、もう少し後味いいのかなと 思ったけどあんまり後味よくなかった。 | ||||
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